ゴールド1600ドル台前半で小動き。
ようやく1600ドルを回復、というかどうにかこうにか回復に至ったと見るべきでしょうか。
日経のWebサイトにも出てましたが、「有事の金」には動きませんね。
フィジカル勢は今日も静か。もう欧州勢と同様にクリスマスホリデー入りでもしてしまったのでしょうか。
今日のNY市場も何もなければ大きく動く可能性は・・・と見ていますが、さてどうなるでしょう。
しかしマーケットはほとんど方向感なく推移しましたが、先月も相変わらず中央銀行は買っていたようです。
Russia’s central bank boosted its gold holdings to 28.1 million troy ounces last month, from 28 million at the end of October. The stockpile was valued at $48.2 billion as of Dec. 1, compared with $48.6 billion a month earlier, Bank Rossii said on its website today.
だそうです。
小幅に思えますが10万オンスですからトン単位で買っている(≒3.1トン)ということです。
ロシアは今月も買っていそうですね、この感じだと。
ETFの残高は前週、週間ベースで10月以降で初めて前週比マイナスとなりましたが、それでもまだバイヤーはいる(おそらくまだ買っているであろう)ということは確認しておきたいところですね。
そういえば、TOCOMの決算が出ていました。
11年4-9月期の純損益は連結ベースで4800万円の黒字。
子会社の日本商品清算機構の手数料収入などが寄与したようですが、単体ベースでは、500万円の赤字とのこと。
8-9月にゴールドがあれだけ出来高を増やしたにもかかわらず(過去の記事を参照)、それでも赤字だそうです。このまま行くと後半も厳しそうですね。
先日のSHFEの外資誘致の動きもそうですが、もはやスポット市場さえCMEに取って変わられている現状。
これらとのアービトラージ機会の創出を見出すためにも新たな投資家の参入(国際価格との間に歪みを起こし得る独自の要因)が今後の活路を見出す上でも不可欠な状況です。
何かないですかねぇ、いきなりTOCOMにだけ資金が向いてしまうような材料・・・。
2011年12月20日火曜日
2011年12月19日月曜日
さて週明けのNY市場は
ゴールド1597ドル付近。
アジアでは株安の流れのなかで売られましたが、欧州市場に入り切り返してきました。
1600ドルを明確に上回ることで戻り基調に弾みが付くかどうか、この後のマーケットの動向に注目です。
しかし今日もアジアでは積極的に買うようなフィジカル勢の動きはなし。
こうなると“例年通り”なら年末まで静かなマーケットになる可能性もそろそろ念頭に置いて対応する必要に迫られそうです。
いずれにしても先ずは週明けのNY市場がどう出るか、でしょう。
アジアでは株安の流れのなかで売られましたが、欧州市場に入り切り返してきました。
1600ドルを明確に上回ることで戻り基調に弾みが付くかどうか、この後のマーケットの動向に注目です。
しかし今日もアジアでは積極的に買うようなフィジカル勢の動きはなし。
こうなると“例年通り”なら年末まで静かなマーケットになる可能性もそろそろ念頭に置いて対応する必要に迫られそうです。
いずれにしても先ずは週明けのNY市場がどう出るか、でしょう。
2011年12月17日土曜日
CFTC COTR as of 13-Dec 2011
【CFTC CoTR as of 13-Dec11】
Following is a table detailing known investors holding positions in COMEX and NYMEX bullion futures according to CFTC CoTR as of 13-Dec 2011:
Following is a table detailing known investors holding positions in COMEX and NYMEX bullion futures according to CFTC CoTR as of 13-Dec 2011:
まだ難しい、底打ちの判断
ゴールド、小幅に反発し1600ドル付近。
テクニカルリバウンドで急反発とはなりませんでしたが、株価続伸のなかようやく下げ止まりました。
UBSのEdelが「押し目買いの好機」というようなコメント出したことなども好感されたようですね。
ただ、やはり欧州市場の動向市場全体が振り回されそうなセンチメントは変わっているとは判断し難い現状です。
長期的に見れば押し目は買いとの見方は変わらず、向こう数ヶ月を展望すれば来年前半にかけて底堅い流れは続くと見ていますが、来週もこちらの展開次第ではさらなる深押しの可能性もまだあると見ています。
週明けの市場の動向をよく見極めつつ、ポジション繰りを進めていくべき局面でしょう。
さて、毎週末に各社が発表しているサーベイ、最近Bloombergばかりだったので今回はkitcoのものを。
31人に質問、有効回答22人のうち14人が来週のゴールド価格について上昇を予想(8人が下落、横ばいはゼロ)という結果になったそうです。というわけで64%が上昇予想ということですね。
思い返せば先週も上昇予想、しかも数週間ぶりの強気見通しとなっていたなかでまさかの急落となったわけですが・・・。
テクニカル的に1562.5ドル、1530ドルといったサポートラインを週末に維持したことが評価されているということのようですが、この予想多分に願望的なものも入っているように感じます。、果たして今週はどうなるでしょうか。
また、ひとつ注目したいのはゴールドのリースレートが上昇していること。相場が大きく下げ、需要が高まる可能性があるだけに、こちらも年末にかけて動向を見ていきたいところです。
【Price defference between gold and platinum】
さて、ゴールドの国際価格が大きく下げたわけですが、これにより他市場との比較ではどうなっているかということでプラチナとの価格差推移を見てみます。
御存知の通り今秋のゴールド急騰以後、両者の価格差はゴールド>プラチナ価格の構図が定着化。一時は500円以上もゴールド価格が上回る局面もありました。
ヒストリカルに見ればセルゴールド、バイプラチナのスプレッドポジションを持ちたいところですが、早めにポジション取った場合、かなりロスが出ていることになります。
そして、足許のゴールド急落を受けてもプラチナ価格の下げも相応だったことからそこまで大きな修正は入っていないことが分かります。来年は再び両者の価格差が逆転、もしく急接近する場面はあるのでしょうか。
これも貴金属市場という個別の市場で見た場合、今年の大きな動きの一つであるといえるでしょうね。
テクニカルリバウンドで急反発とはなりませんでしたが、株価続伸のなかようやく下げ止まりました。
UBSのEdelが「押し目買いの好機」というようなコメント出したことなども好感されたようですね。
ただ、やはり欧州市場の動向市場全体が振り回されそうなセンチメントは変わっているとは判断し難い現状です。
長期的に見れば押し目は買いとの見方は変わらず、向こう数ヶ月を展望すれば来年前半にかけて底堅い流れは続くと見ていますが、来週もこちらの展開次第ではさらなる深押しの可能性もまだあると見ています。
週明けの市場の動向をよく見極めつつ、ポジション繰りを進めていくべき局面でしょう。
さて、毎週末に各社が発表しているサーベイ、最近Bloombergばかりだったので今回はkitcoのものを。
31人に質問、有効回答22人のうち14人が来週のゴールド価格について上昇を予想(8人が下落、横ばいはゼロ)という結果になったそうです。というわけで64%が上昇予想ということですね。
思い返せば先週も上昇予想、しかも数週間ぶりの強気見通しとなっていたなかでまさかの急落となったわけですが・・・。
テクニカル的に1562.5ドル、1530ドルといったサポートラインを週末に維持したことが評価されているということのようですが、この予想多分に願望的なものも入っているように感じます。、果たして今週はどうなるでしょうか。
また、ひとつ注目したいのはゴールドのリースレートが上昇していること。相場が大きく下げ、需要が高まる可能性があるだけに、こちらも年末にかけて動向を見ていきたいところです。
【Price defference between gold and platinum】
さて、ゴールドの国際価格が大きく下げたわけですが、これにより他市場との比較ではどうなっているかということでプラチナとの価格差推移を見てみます。
御存知の通り今秋のゴールド急騰以後、両者の価格差はゴールド>プラチナ価格の構図が定着化。一時は500円以上もゴールド価格が上回る局面もありました。
ヒストリカルに見ればセルゴールド、バイプラチナのスプレッドポジションを持ちたいところですが、早めにポジション取った場合、かなりロスが出ていることになります。
そして、足許のゴールド急落を受けてもプラチナ価格の下げも相応だったことからそこまで大きな修正は入っていないことが分かります。来年は再び両者の価格差が逆転、もしく急接近する場面はあるのでしょうか。
これも貴金属市場という個別の市場で見た場合、今年の大きな動きの一つであるといえるでしょうね。
2011年12月16日金曜日
今日は戻るか・・・
ゴールド、1600ドル回復しそうですね。
「Buy rumor, sell fact」が定石だったはずが、「Sell rumor....(scmanble to sell berfore further price fall)」といったようにIMFの金売却観測など予想されていたものが現実となりそうなことなどを材料として動きに加速度が付いてしまいました。
週末要因もあり、切り返すでしょうか。短期的に大きな戻りがあるかは不透明ですが、まだ個人的にはブルマーケットが終わったとは思っておりませんが。
今日もアジアではフィジカル系、インドなどからの買いは弱かったようです。
日経などにも出てましたが、以前から指摘してきましたがこれらは相場上昇のドライバーにはならないものの、下支え要因としては強力な材料です。
こういった動きが欠落すると容易に相場が元の水準を回復するのも難しくなるかもしれません。
まずは投資家の売りが止むかどうか、が注目となりますが、果たしていつ、どのタイミングでアジアの買いを取り戻すかも一般投資家野方はなかなかポイントを掴むのは難しいかもしれませんが、ニュース等々いろいろチェックしていくべきところでしょう。
【Paulson's Bright Spot May Fade Amid Gold Selloff 】
ポールソンファンド、またまた逆風にさらされていますね。市場も注目しているようです。
「Buy rumor, sell fact」が定石だったはずが、「Sell rumor....(scmanble to sell berfore further price fall)」といったようにIMFの金売却観測など予想されていたものが現実となりそうなことなどを材料として動きに加速度が付いてしまいました。
週末要因もあり、切り返すでしょうか。短期的に大きな戻りがあるかは不透明ですが、まだ個人的にはブルマーケットが終わったとは思っておりませんが。
今日もアジアではフィジカル系、インドなどからの買いは弱かったようです。
日経などにも出てましたが、以前から指摘してきましたがこれらは相場上昇のドライバーにはならないものの、下支え要因としては強力な材料です。
こういった動きが欠落すると容易に相場が元の水準を回復するのも難しくなるかもしれません。
まずは投資家の売りが止むかどうか、が注目となりますが、果たしていつ、どのタイミングでアジアの買いを取り戻すかも一般投資家野方はなかなかポイントを掴むのは難しいかもしれませんが、ニュース等々いろいろチェックしていくべきところでしょう。
【Paulson's Bright Spot May Fade Amid Gold Selloff 】
ポールソンファンド、またまた逆風にさらされていますね。市場も注目しているようです。
2011年12月12日月曜日
下げ止まれば・・・。
ゴールド、1700ドル割れからテクニカル売りなどをきっかけにさらに20ドル下落。
現在1779ドル付近で推移と週明けいきなり売られています。
うーん、どうなんでしょう。
この水準は市場が落ち着けば絶好の買い場になると思われますが、この後のNY市場で大きく買い戻されるか、はたまたさらに投げが入るのかどうか・・・。
タイミングを見極めつつエントリーの姿勢で臨みたい局面ではないでしょうか。
今日はアジアでは押し目で積極的に買う向きはなかったですが、実需が弱い弱いと言われつつもニュースなどを見てると香港から中国本土へのゴールド輸出量が10月に85.7トン、1-10月累計では286.8トン(前年の約3倍)と、文字通りとんでもない数量になっていると出ていました。
安値で買う意欲が続けばこういう動きもセントラルバンクの買い同様に支援材料視される可能性もあるだけに、先ずは市場全体の動向次第ながらも、この水準で下げ止まるかどうか見ていきたいところですね。
【Gold/Crude oil ratio would be...】
さて、たまには違うマーケットとの関係性を見ようと言うことでゴールドと原油市場の動きをみてみます。
以前はシーズナルトレンドがはっきり出るということでトレンドフォローで邦銀などの金融機関のトレーダーがポジションを持つこともあったようですが、最近は動きが極端だけになかなか難しくなっているようです。
とはいえ、基本的には方向性自体は出やすいので、倍率等々ポジション持ちにくいこともあるかと思いますが、引き続き両者の価格推移をウォッチしていくことはコモディティ投資という意味ではまだまだ重要なのではないかと思います。
しかし、どの程度まで縮まるのでしょう。
ゴールドの暴落か原油の上昇か、なかなかどちらもすぐには起こりそうな気はしませんが。
現在1779ドル付近で推移と週明けいきなり売られています。
うーん、どうなんでしょう。
この水準は市場が落ち着けば絶好の買い場になると思われますが、この後のNY市場で大きく買い戻されるか、はたまたさらに投げが入るのかどうか・・・。
タイミングを見極めつつエントリーの姿勢で臨みたい局面ではないでしょうか。
今日はアジアでは押し目で積極的に買う向きはなかったですが、実需が弱い弱いと言われつつもニュースなどを見てると香港から中国本土へのゴールド輸出量が10月に85.7トン、1-10月累計では286.8トン(前年の約3倍)と、文字通りとんでもない数量になっていると出ていました。
安値で買う意欲が続けばこういう動きもセントラルバンクの買い同様に支援材料視される可能性もあるだけに、先ずは市場全体の動向次第ながらも、この水準で下げ止まるかどうか見ていきたいところですね。
【Gold/Crude oil ratio would be...】
さて、たまには違うマーケットとの関係性を見ようと言うことでゴールドと原油市場の動きをみてみます。
以前はシーズナルトレンドがはっきり出るということでトレンドフォローで邦銀などの金融機関のトレーダーがポジションを持つこともあったようですが、最近は動きが極端だけになかなか難しくなっているようです。
とはいえ、基本的には方向性自体は出やすいので、倍率等々ポジション持ちにくいこともあるかと思いますが、引き続き両者の価格推移をウォッチしていくことはコモディティ投資という意味ではまだまだ重要なのではないかと思います。
しかし、どの程度まで縮まるのでしょう。
ゴールドの暴落か原油の上昇か、なかなかどちらもすぐには起こりそうな気はしませんが。
2011年12月11日日曜日
Think about Plat/Pall price ratio
さて、PGMについて少し考えてみようと思います。
今週の貴金属市場のパフォーマンスを見ると、唯一プラスとなったのがパラジウム。
過去5日間では6.5%弱の上昇で、1ヶ月で見ても約6%上昇と最近の堅調ぶりが目に付きます。
(ちなみにゴールドは過去1ヶ月では3%程度のマイナス、堅調に思える原油(WTI)でも4%程度の上昇。)
対してプラチナは過去1ヶ月で6%以上も下落しています。
ロシア政府からサプライ問題が直接的な材料、前月発表されたスイスの通関統計等がきっかけになったと見られますが、今週発表された南アのPGM生産(産出量)が前年比で27.3%減というような材料に対してプラチナが反応しないことを見ても、市場の関心がどこにあるのかが分かりますね。
ということでプラチナ:パラジウムのレシオはどうなっているのか、ということを見てみました。
もはや過去5年のアベレージに戻るようなことはないのではないか、と思える動き。数年前にはレシオが4を下回るような場面でテクニカル絡みの動きがきっかけでパラジウムが急騰したことがありましたが、もはやそういったトレードをしている向きもないようです。
前述の材料(懸念)がワイプアウトされるまで暫くはパラ強含みでの推移が続く可能性が高いと考えると、一時的にはレシオが2を下回る可能性もありそうですね。
今週の貴金属市場のパフォーマンスを見ると、唯一プラスとなったのがパラジウム。
過去5日間では6.5%弱の上昇で、1ヶ月で見ても約6%上昇と最近の堅調ぶりが目に付きます。
(ちなみにゴールドは過去1ヶ月では3%程度のマイナス、堅調に思える原油(WTI)でも4%程度の上昇。)
対してプラチナは過去1ヶ月で6%以上も下落しています。
ロシア政府からサプライ問題が直接的な材料、前月発表されたスイスの通関統計等がきっかけになったと見られますが、今週発表された南アのPGM生産(産出量)が前年比で27.3%減というような材料に対してプラチナが反応しないことを見ても、市場の関心がどこにあるのかが分かりますね。
ということでプラチナ:パラジウムのレシオはどうなっているのか、ということを見てみました。
もはや過去5年のアベレージに戻るようなことはないのではないか、と思える動き。数年前にはレシオが4を下回るような場面でテクニカル絡みの動きがきっかけでパラジウムが急騰したことがありましたが、もはやそういったトレードをしている向きもないようです。
前述の材料(懸念)がワイプアウトされるまで暫くはパラ強含みでの推移が続く可能性が高いと考えると、一時的にはレシオが2を下回る可能性もありそうですね。
Gold would contnue to rise next week??
すみません、更新が滞りがちです。
今年の年末はなんだか例年になくバタバタしています。
タイムマネジメントを見直さなければ、なりませんね。
しかしトレーダーの仕事はそう考えると世間的にも結構時間に余裕あるんですかね。あれはあれで日々大変でしたが・・・。
さて、先週のゴールドは1700-1750ドルのレンジで行ったり来たりという展開。
欧州市場の債務危機を材料視する市場の動向に振り回される展開ですが、引き続きゴールドETF等の市場には積極的な資金流入が見られるものの、先物市場でのスペック・ロングポジションが積み上がらないこともあり上値が重いですね。
来週のマーケットは週末のイベントをどのように評価するのでしょうか。
とにかく現在の動きを見る限りゴールドはこの水準からよほど市場の悲観論が高まらない限り1700ドル付近まで下げがあれば、その水準は押し目買いの好機になると考えていますが。
過度の円高進行も想定しがたいだけに、TOCOM等でもドル建てマーケットが大きく下げた場面は拾うべき局面となるのではないでしょうか。
【Gold Traders Most Bullish in Month on Debt Crisis: Commodities】
さて、週末のBloomberg記事からひとつ。
投資家らの今週のゴールド市場への見通しが強気だ、というおはなし。
何かいつも強気だ、っていってる気がするんですけど…。
まぁゴールドは上述しましたが、ゴールドETFの残高が今四半期に入ってから急増(10月以降で108.5トン増)しているように、欧州市場の債務危機対応や格下げによる信用不安の拡大を背景に投資家の高い関心が継続していることが強気の見方を支持しているようです。
基本的にいつもこんな感じですが、とりあえず市場関係者も少なくとも早期の急落を念頭に置いて
いる訳ではないということなのでしょう。
Gold traders are more bullish as investors buy metal at the fastest pace in a year to protect their wealth from Europe's escalating debt crisis.
Eighteen of 26 surveyed by Bloomberg expect the metal to advance next week, the highest proportion since Nov. 11. Holdings in exchange-traded products backed by gold rose 108.5 metric tons to a record from the start of October, the most since the second quarter of 2010, data compiled by Bloomberg show. The extra bullion is valued at $5.99 billion.
And then, following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded products as of last weekend New York time: pls confrim it
下記は久々にゴールドETFのデータです。
・・・グラフで示した方が増えてるの分かりやすかったですね。
今年の年末はなんだか例年になくバタバタしています。
タイムマネジメントを見直さなければ、なりませんね。
しかしトレーダーの仕事はそう考えると世間的にも結構時間に余裕あるんですかね。あれはあれで日々大変でしたが・・・。
さて、先週のゴールドは1700-1750ドルのレンジで行ったり来たりという展開。
欧州市場の債務危機を材料視する市場の動向に振り回される展開ですが、引き続きゴールドETF等の市場には積極的な資金流入が見られるものの、先物市場でのスペック・ロングポジションが積み上がらないこともあり上値が重いですね。
来週のマーケットは週末のイベントをどのように評価するのでしょうか。
とにかく現在の動きを見る限りゴールドはこの水準からよほど市場の悲観論が高まらない限り1700ドル付近まで下げがあれば、その水準は押し目買いの好機になると考えていますが。
過度の円高進行も想定しがたいだけに、TOCOM等でもドル建てマーケットが大きく下げた場面は拾うべき局面となるのではないでしょうか。
【Gold Traders Most Bullish in Month on Debt Crisis: Commodities】
さて、週末のBloomberg記事からひとつ。
投資家らの今週のゴールド市場への見通しが強気だ、というおはなし。
何かいつも強気だ、っていってる気がするんですけど…。
まぁゴールドは上述しましたが、ゴールドETFの残高が今四半期に入ってから急増(10月以降で108.5トン増)しているように、欧州市場の債務危機対応や格下げによる信用不安の拡大を背景に投資家の高い関心が継続していることが強気の見方を支持しているようです。
基本的にいつもこんな感じですが、とりあえず市場関係者も少なくとも早期の急落を念頭に置いて
いる訳ではないということなのでしょう。
Gold traders are more bullish as investors buy metal at the fastest pace in a year to protect their wealth from Europe's escalating debt crisis.
Eighteen of 26 surveyed by Bloomberg expect the metal to advance next week, the highest proportion since Nov. 11. Holdings in exchange-traded products backed by gold rose 108.5 metric tons to a record from the start of October, the most since the second quarter of 2010, data compiled by Bloomberg show. The extra bullion is valued at $5.99 billion.
And then, following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded products as of last weekend New York time: pls confrim it
下記は久々にゴールドETFのデータです。
・・・グラフで示した方が増えてるの分かりやすかったですね。
CFTC CoTR as of 6-Dec 2011
【CFTC CoTR as of 6-Dec11】
さてCFTC明細です。6日時点の貴金属市場のポジション動向は以下の通り
COMEXゴールドのファンド勢のネットロングは前週比3.2%増の15.9万枚(約497トン)と拡大しました。これはショートも増えましたがロングの増加がそれを上回ったことによるものです。
また、COMEXシルバーのネットロングも前週から小幅ながら拡大し、1.263万枚。こちらはゴールドとは対照的にロング・ショート共にポジションは減っていますが、ショートの減少幅がロングを上回ったことで結果的にネットロングが拡大した格好です。
また、先月中旬以降、貴金属市場というかコモディティ市場全体で見てもパフォーマンスの良さが際立つパラジウム、NY市場でもやはりポジション大きく動き始めています。
NYMEXパラジウムのネットロングは前週比12.2%増の6369枚。
ロングが増えたというよりもショートの急減に依るところが大きいですが、まだヒストリカルに見れば増加の余地が多分にあるといえるだけに、このまま再び1万枚超えまでポジジョンの急拡大などあるでしょうか。
注目しておきたいところです。
というわけで今週はいつもよりたくさんデータ載せておきます。
さてCFTC明細です。6日時点の貴金属市場のポジション動向は以下の通り
COMEXゴールドのファンド勢のネットロングは前週比3.2%増の15.9万枚(約497トン)と拡大しました。これはショートも増えましたがロングの増加がそれを上回ったことによるものです。
また、COMEXシルバーのネットロングも前週から小幅ながら拡大し、1.263万枚。こちらはゴールドとは対照的にロング・ショート共にポジションは減っていますが、ショートの減少幅がロングを上回ったことで結果的にネットロングが拡大した格好です。
また、先月中旬以降、貴金属市場というかコモディティ市場全体で見てもパフォーマンスの良さが際立つパラジウム、NY市場でもやはりポジション大きく動き始めています。
NYMEXパラジウムのネットロングは前週比12.2%増の6369枚。
ロングが増えたというよりもショートの急減に依るところが大きいですが、まだヒストリカルに見れば増加の余地が多分にあるといえるだけに、このまま再び1万枚超えまでポジジョンの急拡大などあるでしょうか。
注目しておきたいところです。
というわけで今週はいつもよりたくさんデータ載せておきます。
2011年12月6日火曜日
この水準で落ち着けば・・・。
ゴールド下げました。
やはりまだ1750ドルレベルは盤石というわけではないですね。
ただいま急騰前のレベル1720ドル付近で推移。
以前にも指摘していたとおり、やはり急騰など大きな動きがあれば、現在のセンチメントではその後の調整局面ではその幅が大きくなりがちです。
この水準で下げ止まればその後は再びアップサイドでしょうが、今日はNY市場で値ごろ感からからの買いが入るでしょうか。アジアではさっぱりといった感じでしたが・・・。
【Shanghai Exchange Seeks Institutional, Foreign Investors】
さて、TOCOMが残念なことに9月以降出来高がジリ貧だということは先日も取り上げましたが、中国・上海市場も状況はあまり芳しくないようですね。
上海先物取引所(Shanghai Futures Exchange)のGM(:general manager, Yang Maijun) のコメントとしてこんなのが出てました。
"We are studying how to allow banks, trusts, securities and fund companies to enter the commodities markets"
だそうです。
全然最近チェックしてなかったんですが、今年の出来高がどうやら前年比で52%と大きく落ち込んでいるようです。LMEやCMEがシンガポールを拠点にアジア地域で活発に営業していることがどうやら影響しているようですが、どこも厳しいですねまったく。
ゴールドに関していえば、数年前に上場された時はいきなり100ドル以上ロコロンドンにプレミアムが乗った値段で取引され世界中のトレーダーに驚きを与えてくれたのですが、その後はさっぱり。
しばらくは全く参入の妙味がないマーケットでしたが、今夏の世界的なゴールド上昇場面では再び大きなプレミアムが乗るなど、まだまだ東京に比べれば関心を集めやすい動きは見られています。
来年以降、こういうアジア市場の動向もチェックしていきたいですね
やはりまだ1750ドルレベルは盤石というわけではないですね。
ただいま急騰前のレベル1720ドル付近で推移。
以前にも指摘していたとおり、やはり急騰など大きな動きがあれば、現在のセンチメントではその後の調整局面ではその幅が大きくなりがちです。
この水準で下げ止まればその後は再びアップサイドでしょうが、今日はNY市場で値ごろ感からからの買いが入るでしょうか。アジアではさっぱりといった感じでしたが・・・。
【Shanghai Exchange Seeks Institutional, Foreign Investors】
さて、TOCOMが残念なことに9月以降出来高がジリ貧だということは先日も取り上げましたが、中国・上海市場も状況はあまり芳しくないようですね。
上海先物取引所(Shanghai Futures Exchange)のGM(:general manager, Yang Maijun) のコメントとしてこんなのが出てました。
"We are studying how to allow banks, trusts, securities and fund companies to enter the commodities markets"
だそうです。
全然最近チェックしてなかったんですが、今年の出来高がどうやら前年比で52%と大きく落ち込んでいるようです。LMEやCMEがシンガポールを拠点にアジア地域で活発に営業していることがどうやら影響しているようですが、どこも厳しいですねまったく。
ゴールドに関していえば、数年前に上場された時はいきなり100ドル以上ロコロンドンにプレミアムが乗った値段で取引され世界中のトレーダーに驚きを与えてくれたのですが、その後はさっぱり。
しばらくは全く参入の妙味がないマーケットでしたが、今夏の世界的なゴールド上昇場面では再び大きなプレミアムが乗るなど、まだまだ東京に比べれば関心を集めやすい動きは見られています。
来年以降、こういうアジア市場の動向もチェックしていきたいですね
2011年12月5日月曜日
週明け、慎重な流れ・・・
ゴールド、小幅に下げて1740ドル付近。
1750ドルアッパーで週明けスタートしましたが、積極的な買いはアジア・ロンドンでは見られずといった状況です。
今日は慎重な流れでしょうか。
ゴールドの先高期待は相変わらず、といったところだと思いますがユーロ絡みの動向が市場の方向性を決めるだけに、週後半のイベント前にポジション調整が活発となるか先ずは見ていきたいところですね。
【US Silver coin sales dropped sharply in Nov】
さて、ゴールドのETFやら中央銀行が月間10トン規模で買ってる等々、投資需要の盛り上がりが最近取り沙汰されていますが、かたやシルバーは米国での11月のコインセールが大きくペース鈍化です。
数字だけ見ると大きな失速ですが、これを皆さんどう見るんでしょう。
1750ドルアッパーで週明けスタートしましたが、積極的な買いはアジア・ロンドンでは見られずといった状況です。
今日は慎重な流れでしょうか。
ゴールドの先高期待は相変わらず、といったところだと思いますがユーロ絡みの動向が市場の方向性を決めるだけに、週後半のイベント前にポジション調整が活発となるか先ずは見ていきたいところですね。
【US Silver coin sales dropped sharply in Nov】
さて、ゴールドのETFやら中央銀行が月間10トン規模で買ってる等々、投資需要の盛り上がりが最近取り沙汰されていますが、かたやシルバーは米国での11月のコインセールが大きくペース鈍化です。
数字だけ見ると大きな失速ですが、これを皆さんどう見るんでしょう。
2011年12月3日土曜日
高値は維持出来ず…
ゴールド、NYクローズでは前日と小動き、1746ドル付近。
買われて始まったものの、午後にかけて値を消しました。為替相場はユーロがドルに対して3日ぶりに下落と、来週のEUサミットで債務危機を解決することはできないとの懸念が強まったと指摘されていますが、こういった要因がやはり響いたようです。
米雇用統計が強い内容だったものの株価が午後にかけて上げ幅を縮小したように、この日の動きを見てもやはり市場の注目ポイントは欧州市場の動向です。
来週も不安定な展開が続くことになるのでしょうきっと。
また、昨日の上昇局面では韓国中銀が先月、15トンも金を買ったということが明らかになったことがサポート要因になったようです。各方面から指摘されていますが、やはり中央銀行は引き続きバイヤーです。
ETFの残高増加も続いていますが、こういった動きを見てさらに投機家の買い意欲が高まるでしょうか。市場全体の動向に振らされる展開が続くなかでもこういった固有の動きはチェックしていきたいところですね。
【Sharply drop Turkey Gold import in Nov, Istanbul Gold Exchange】
イスタンブールゴールド取引所が毎月発表している同国の金輸入量がちょっと興味深いことになっています。
11月の同国金輸入量は730.611kg。前月の7490kgから急減しました。
まぁ5月に29kgっていうのもありますし、過去の動きを見てもかなりブレるんですが、それにしても最近の中では目を引く動きとなりました。
ちなみに11月時点で過去2年の通年の輸入量を大きく上回っています。
11月以降、アジアのフィジカル需要の低下がたびたび指摘されていましたが、そういう動きを実証するものとしても確認しておきたいデータですね。
まだ始まったばかりで何とも判断することは出来ませんが、12月はどうなるでしょうか
そういえば、Soc Genすごいですね。島本さん筆頭にBNP Paribasからごっそり採ったんだ。
同じ国の金融機関なのに・・・、って思ってしまいますが
思い返せば貴金属業界でも欧州の同じ国同士で数年前にアナリストの取り合いしてましたよね・笑
あ、それとICAPがMFグローバルの幹部クラス含めてごっそり採ってましたね。
シンガポールのスタッフは大量解雇らしいですが・・・、年末も雇用市場はまだまだ騒がしそうです。
買われて始まったものの、午後にかけて値を消しました。為替相場はユーロがドルに対して3日ぶりに下落と、来週のEUサミットで債務危機を解決することはできないとの懸念が強まったと指摘されていますが、こういった要因がやはり響いたようです。
米雇用統計が強い内容だったものの株価が午後にかけて上げ幅を縮小したように、この日の動きを見てもやはり市場の注目ポイントは欧州市場の動向です。
来週も不安定な展開が続くことになるのでしょうきっと。
また、昨日の上昇局面では韓国中銀が先月、15トンも金を買ったということが明らかになったことがサポート要因になったようです。各方面から指摘されていますが、やはり中央銀行は引き続きバイヤーです。
ETFの残高増加も続いていますが、こういった動きを見てさらに投機家の買い意欲が高まるでしょうか。市場全体の動向に振らされる展開が続くなかでもこういった固有の動きはチェックしていきたいところですね。
【Sharply drop Turkey Gold import in Nov, Istanbul Gold Exchange】
イスタンブールゴールド取引所が毎月発表している同国の金輸入量がちょっと興味深いことになっています。
11月の同国金輸入量は730.611kg。前月の7490kgから急減しました。
まぁ5月に29kgっていうのもありますし、過去の動きを見てもかなりブレるんですが、それにしても最近の中では目を引く動きとなりました。
ちなみに11月時点で過去2年の通年の輸入量を大きく上回っています。
11月以降、アジアのフィジカル需要の低下がたびたび指摘されていましたが、そういう動きを実証するものとしても確認しておきたいデータですね。
まだ始まったばかりで何とも判断することは出来ませんが、12月はどうなるでしょうか
そういえば、Soc Genすごいですね。島本さん筆頭にBNP Paribasからごっそり採ったんだ。
同じ国の金融機関なのに・・・、って思ってしまいますが
思い返せば貴金属業界でも欧州の同じ国同士で数年前にアナリストの取り合いしてましたよね・笑
あ、それとICAPがMFグローバルの幹部クラス含めてごっそり採ってましたね。
シンガポールのスタッフは大量解雇らしいですが・・・、年末も雇用市場はまだまだ騒がしそうです。
CFTC CoTR as of 29-Nov 2011
【CFTC CoTR as of 29-Nov11】
さて先ずはCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロングは前週から縮小。481.5トンと約4%減りました。
ロングもショートも減りましたが、ロング減少幅が上回っています。
足許の相場急伸で来週はまたロングが増えているのか、それともショートカバーで上がっただけなのか、この先の上昇余地を見極める上でも久々に大きくアップサイドに動いた後だけに週明け月・火曜日に大きな動きがなければ、短期的に相場を見る上で参考となりそうです。
また、シルバーもネットロングが縮小。こちらも結果的には一見4.2%減とゴールド同様に見えますが、内容はショートの増加、ロングも小幅増と異なる動き。
他コモディティ市場の影響が大きいと思われますが、こちらも来週の統計がどうなっているかよく見ていきたいところです。
さて先ずはCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロングは前週から縮小。481.5トンと約4%減りました。
ロングもショートも減りましたが、ロング減少幅が上回っています。
足許の相場急伸で来週はまたロングが増えているのか、それともショートカバーで上がっただけなのか、この先の上昇余地を見極める上でも久々に大きくアップサイドに動いた後だけに週明け月・火曜日に大きな動きがなければ、短期的に相場を見る上で参考となりそうです。
また、シルバーもネットロングが縮小。こちらも結果的には一見4.2%減とゴールド同様に見えますが、内容はショートの増加、ロングも小幅増と異なる動き。
他コモディティ市場の影響が大きいと思われますが、こちらも来週の統計がどうなっているかよく見ていきたいところです。
2011年12月2日金曜日
What investors focused on Palladium
ゴールド小動き。1740-50ドルでレンジ形成の様相。
この後の米雇用統計で大きく動くことになるでしょうか。株価は先物は上昇していますが。
週末も独自要因ではなく、マーケット全体の方向性次第といった動きが続きそうですね。
押し目は買い、ということは間違いないでしょうが、さてどうなるでしょう。
それにしてもパラが強い。
ロシアの在庫放出が低レベルなのが、材料視されてるんですかね。
Credit Agricole のRobinがニュースコメントしてるのを見ましたが、
それにしてもなぜこのタイミングに・・・、って気がしますが圧倒的なパフォーマンスです。
昨日もトヨタがディーゼルエンジンをBMWから調達するということが記事になっていましたが、こういうニュースきっかけにPGMがフォーカスされる展開となるでしょうか。
数年タームの投資ということを考えるならば、この水準からならば長期的にアップサイドに振れるのは間違いないと個人的には常々思っており、パラETFなんかは面白い投資対象ではないかと思っていますが、このままさらに駆け上がるのかどうか、もう暫くは注目していきたいところですね。
師走ということでバタバタしておりなかなか更新できませんが、
週末もいろいろと最近まとめたデータ系をアップしていきたいと思います。
この後の米雇用統計で大きく動くことになるでしょうか。株価は先物は上昇していますが。
週末も独自要因ではなく、マーケット全体の方向性次第といった動きが続きそうですね。
押し目は買い、ということは間違いないでしょうが、さてどうなるでしょう。
それにしてもパラが強い。
ロシアの在庫放出が低レベルなのが、材料視されてるんですかね。
Credit Agricole のRobinがニュースコメントしてるのを見ましたが、
それにしてもなぜこのタイミングに・・・、って気がしますが圧倒的なパフォーマンスです。
昨日もトヨタがディーゼルエンジンをBMWから調達するということが記事になっていましたが、こういうニュースきっかけにPGMがフォーカスされる展開となるでしょうか。
数年タームの投資ということを考えるならば、この水準からならば長期的にアップサイドに振れるのは間違いないと個人的には常々思っており、パラETFなんかは面白い投資対象ではないかと思っていますが、このままさらに駆け上がるのかどうか、もう暫くは注目していきたいところですね。
師走ということでバタバタしておりなかなか更新できませんが、
週末もいろいろと最近まとめたデータ系をアップしていきたいと思います。
2011年12月1日木曜日
急騰、ということで急落には注意
ゴールド、上昇し1750ドル付近。
やはり上がりました。ファンドの買いが指摘されています。
しかしリスク許容度改善で買われるということは
また大きく下げる可能性もあると言うこと、注意は必要でしょう。
今日はアジアでも買われていましたね、こちらもファンドでしょうか。
フィジカル系が1750ドルという一応の節目となりそうなレベルを上回った際にどういうアクションを見せるか注目したいところですが、明日までにもう一段の上昇は果たしてあるのか。
反動がありそうな気もしますが、NY市場の動向よく見ていきたいところですね。
【TOCOM trading volume extending drop in Nov11】
11月のTOCOMの貴金属の出来高です。
ゴールドは114万9388枚。低調です。3ヶ月連続の前月比割れとなりました。
やはり海外市場に動意がないとこうなりますね。
プラチナやパラジウムも同様に低調。JMの統計等々材料になりそうなものはありましたが、やはり株価がこんな調子じゃ難しいですね。うーーん・・・。
2005年でしたっけ?のような年末の狂乱相場の再来は、ないですかねぇ・・・。
再び活況になるのを願うばかりです。
やはり上がりました。ファンドの買いが指摘されています。
しかしリスク許容度改善で買われるということは
また大きく下げる可能性もあると言うこと、注意は必要でしょう。
今日はアジアでも買われていましたね、こちらもファンドでしょうか。
フィジカル系が1750ドルという一応の節目となりそうなレベルを上回った際にどういうアクションを見せるか注目したいところですが、明日までにもう一段の上昇は果たしてあるのか。
反動がありそうな気もしますが、NY市場の動向よく見ていきたいところですね。
【TOCOM trading volume extending drop in Nov11】
11月のTOCOMの貴金属の出来高です。
ゴールドは114万9388枚。低調です。3ヶ月連続の前月比割れとなりました。
やはり海外市場に動意がないとこうなりますね。
プラチナやパラジウムも同様に低調。JMの統計等々材料になりそうなものはありましたが、やはり株価がこんな調子じゃ難しいですね。うーーん・・・。
2005年でしたっけ?のような年末の狂乱相場の再来は、ないですかねぇ・・・。
再び活況になるのを願うばかりです。
2011年11月29日火曜日
Gold, How's now?
ゴールド、1700ドル台で底堅い動き。
アジア市場では市場のリスク許容姿勢は続きましたが積極的に買われる展開とはなりませんでした。
欧州の格下げ懸念等々が重しになって株価が再び小幅ながらも下げていることや為替相場の動向等を見つつ非鉄や他コモディティがやや軟調なことも積極的な買いを見送らせている要因でしょうか。
大きく下げる展開は見込んでいませんが、この後のNY市場どうなるでしょう。
なんか最近同じようなことばかり書いていますが、独自要因での上昇が期待しづらいだけに市場全体の動向をいかに素早く捉えることが出来るかがポイントとなる局面はまだ続くように思います。
【Japan trade data; Gold export decreased in Oct11】
さて、10月の国内からの輸出の通関データです。
先ずはゴールド、輸出量(未加工品)は過去2ヶ月に比べて大きく減りました。
10月の輸出量はおよそ8.6トン。特に顕著なのが欧州(英国・スイス)向けの輸出量の減少です。
これら輸出量は約2.38トンと今年1-9月の平均4.630トンのおよそ半分にとどまっています。
相場が下がって個人等からの金の売りが止んだことが大きな要因でしょうね。
一方で中国方面の輸出量はほぼ横ばい。こちらの引き合いは相変わらず、ということでしょうか。
また、プラチナ(輸出)は1.49トン。こちらも輸出は低水準、09年2月以来の水準ですね。
まぁ以前から再三指摘していますが、こちらは再輸出等がカウントされないのでアテにならないんですが・・・。
下記ご参考まで。
アジア市場では市場のリスク許容姿勢は続きましたが積極的に買われる展開とはなりませんでした。
欧州の格下げ懸念等々が重しになって株価が再び小幅ながらも下げていることや為替相場の動向等を見つつ非鉄や他コモディティがやや軟調なことも積極的な買いを見送らせている要因でしょうか。
大きく下げる展開は見込んでいませんが、この後のNY市場どうなるでしょう。
なんか最近同じようなことばかり書いていますが、独自要因での上昇が期待しづらいだけに市場全体の動向をいかに素早く捉えることが出来るかがポイントとなる局面はまだ続くように思います。
【Japan trade data; Gold export decreased in Oct11】
さて、10月の国内からの輸出の通関データです。
先ずはゴールド、輸出量(未加工品)は過去2ヶ月に比べて大きく減りました。
10月の輸出量はおよそ8.6トン。特に顕著なのが欧州(英国・スイス)向けの輸出量の減少です。
これら輸出量は約2.38トンと今年1-9月の平均4.630トンのおよそ半分にとどまっています。
相場が下がって個人等からの金の売りが止んだことが大きな要因でしょうね。
一方で中国方面の輸出量はほぼ横ばい。こちらの引き合いは相変わらず、ということでしょうか。
また、プラチナ(輸出)は1.49トン。こちらも輸出は低水準、09年2月以来の水準ですね。
まぁ以前から再三指摘していますが、こちらは再輸出等がカウントされないのでアテにならないんですが・・・。
下記ご参考まで。
CFTC CoTR as of 22-Nov 2011
【CFTC CoTR as of 22-Nov11】
さて、遅くなりましたがCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロング、マーケットが急落にしたにもかかわらず増加しました。
ただ、詳細を見るとロングは減ってますし、ショートの減少幅がロング減少幅を上回ったことが要因ということが分かります。
ショート筋の利食い、ですかね。一応ネットロングの拡大は5週連続ということになりました。
オプションは取組高が大きく減りました。
色々とタイミングが重なったこともありますが、今後マーケットが変動する要因が減るというのはあまり好ましいことでもないと思うので、早期に取組高が増加に向かうのかどうか、見ていきたいところです。
一方、シルバーはネットロングが縮小。こちらもロング・ショートともに減りましたが、ゴールドとは異なりロングの減少がショートの減りを上回っています。
下記チャートにてご確認ください。
今週は視覚的にも見てみようということで、Futures onlyの2分類のグラフも添付しておきます。
さて、遅くなりましたがCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロング、マーケットが急落にしたにもかかわらず増加しました。
ただ、詳細を見るとロングは減ってますし、ショートの減少幅がロング減少幅を上回ったことが要因ということが分かります。
ショート筋の利食い、ですかね。一応ネットロングの拡大は5週連続ということになりました。
オプションは取組高が大きく減りました。
色々とタイミングが重なったこともありますが、今後マーケットが変動する要因が減るというのはあまり好ましいことでもないと思うので、早期に取組高が増加に向かうのかどうか、見ていきたいところです。
一方、シルバーはネットロングが縮小。こちらもロング・ショートともに減りましたが、ゴールドとは異なりロングの減少がショートの減りを上回っています。
下記チャートにてご確認ください。
今週は視覚的にも見てみようということで、Futures onlyの2分類のグラフも添付しておきます。
2011年11月28日月曜日
As I expected, Gold recovering clearly...
ゴールド、アジア時間から買われ1700ドル回復。
その後ロンドン市場でも続伸し1710ドル付近。一時は1715ドル付近までの上昇もありました。
まぁ予想通り、ですね。
株価上昇でドル下落の流れ、というリスク許容の動きとなればやはり買われます。
今週は落ち着いた流れで、マーケット広範に戻り基調が続く展開となるでしょうか。
まずはNY市場、注目となりそうですね。
にしても、最近少々バタバタしているもので更新が滞りがちです。
先週分のCFTC、国内の輸入・輸出通関統計については明日更新します。
出来る・・・だろうか(笑)
その後ロンドン市場でも続伸し1710ドル付近。一時は1715ドル付近までの上昇もありました。
まぁ予想通り、ですね。
株価上昇でドル下落の流れ、というリスク許容の動きとなればやはり買われます。
今週は落ち着いた流れで、マーケット広範に戻り基調が続く展開となるでしょうか。
まずはNY市場、注目となりそうですね。
にしても、最近少々バタバタしているもので更新が滞りがちです。
先週分のCFTC、国内の輸入・輸出通関統計については明日更新します。
出来る・・・だろうか(笑)
2011年11月25日金曜日
週末要因でも反発はあるか・・・
ゴールド、ロンドン市場でじり安。1680ドルを割り込んできました。現在1677.5ドル付近。
決め手となるような材料もなく相変わらず外部要因、というかマクロファンダメンタルズの見通しがどうなるかということに振り回される展開にこの後のNY市場もなるのでしょうきっと。
週末要因でテクニカル主導でも株価が戻るかどうか、先ずはそれに注目。
で、そうなった場合にゴールドも追随するかどうかが第2の注目ポイントでしょう。
来週のマーケットについて、ゴールドの見通しは相変わらずポジティブのようです。
Bloombergのサーベイによると26人中18人が上昇を予想、だそうです。
ゴールドETFの残高増えてますし、まぁリスク回避の動きがいっそう強まらなければ上がるだろうということでしょう。本来個別に売られるような材料もないですしね。
ちなみにゴールドETFの現物保有残高、23日時点で2350.8トンと過去最高水準に達しています。
こちらについては週末にでも、また。
決め手となるような材料もなく相変わらず外部要因、というかマクロファンダメンタルズの見通しがどうなるかということに振り回される展開にこの後のNY市場もなるのでしょうきっと。
週末要因でテクニカル主導でも株価が戻るかどうか、先ずはそれに注目。
で、そうなった場合にゴールドも追随するかどうかが第2の注目ポイントでしょう。
来週のマーケットについて、ゴールドの見通しは相変わらずポジティブのようです。
Bloombergのサーベイによると26人中18人が上昇を予想、だそうです。
ゴールドETFの残高増えてますし、まぁリスク回避の動きがいっそう強まらなければ上がるだろうということでしょう。本来個別に売られるような材料もないですしね。
ちなみにゴールドETFの現物保有残高、23日時点で2350.8トンと過去最高水準に達しています。
こちらについては週末にでも、また。
2011年11月24日木曜日
底堅いことは確か・・・
ゴールド、1700ドル手前で推移。
さすがに金融市場が株価中心に再びクラッシュの様相を呈している状況下、積極的に買われる展開とはなりませんでしたが、それでも底堅さは目立ちます。
アジアでは少し買い気が見られていますが、果たして今夜のNY市場どうなるでしょうか。
さすがに金融市場が株価中心に再びクラッシュの様相を呈している状況下、積極的に買われる展開とはなりませんでしたが、それでも底堅さは目立ちます。
アジアでは少し買い気が見られていますが、果たして今夜のNY市場どうなるでしょうか。
2011年11月23日水曜日
専門家の意見も聞いてみよう・・・
【Swiss PGM Trade in Outober】
さて、中国の通関統計に触れたのでどうせなら、ということでスイスの統計も載せてみます。
こちらの方が大きな動きがあった際には材料視されますね。
見ていくポイントとしては輸入に関してはロシアの動向がどうか、あとは輸出入のバランスがどうか、ということになるでしょうか。
そういう意味では今月のプラチナの輸出入バランスは相場支援的といえそうです。
10月のPt、Pdの輸出入はそれぞれ以下の通り
Pt 輸入: 2364kg (前月:6334kg)
Pt 輸出: 8507kg (前月:6732kg)
Pd 輸入: 368kg (前月:3792kg)
Pd 輸出: 456kg (前月: 805kg)
【An analyst on outlook for Gold price】
こういうタイミングだし専門家の意見も参考にしよう、ということで
Barclays CapitalのSuki Cooper女史が出ていたVideoを。昨日のBloombergより。
さて、中国の通関統計に触れたのでどうせなら、ということでスイスの統計も載せてみます。
こちらの方が大きな動きがあった際には材料視されますね。
見ていくポイントとしては輸入に関してはロシアの動向がどうか、あとは輸出入のバランスがどうか、ということになるでしょうか。
そういう意味では今月のプラチナの輸出入バランスは相場支援的といえそうです。
10月のPt、Pdの輸出入はそれぞれ以下の通り
Pt 輸入: 2364kg (前月:6334kg)
Pt 輸出: 8507kg (前月:6732kg)
Pd 輸入: 368kg (前月:3792kg)
Pd 輸出: 456kg (前月: 805kg)
【An analyst on outlook for Gold price】
こういうタイミングだし専門家の意見も参考にしよう、ということで
Barclays CapitalのSuki Cooper女史が出ていたVideoを。昨日のBloombergより。
Bargain hunter appeared in Gold market; dragging higher $1700/oz...
ゴールド、1700ドル回復からジリ高の流れ。
やはり心理的に買いやすいのでしょう、1700ドルを回復したことでアジア市場では序盤から買い優勢です。
FOMC議事録が一部で追加緩和の可能性を示唆したと解釈されたこともあるのでしょうが、急落に対する反動、いわゆるテクニカルリバウンドの要素も大きいように感じますが、まぁ理由は何にせよ反発しています。
1720ドル手前までの戻りはあるかな、と見ていますが果たしてどうなるでしょうか。
【LBMA: Daily Gold transfers fall 4.3% in Oct.; Silver transfers up 12.5%】
さて、隔月で公表されるLBMAのクリアリングのデイリーアベレージの統計、10月分が先週出てました。
遅くなりましたが、一応載せてみます。特に何の工夫もないですが下記グラフ(表)をご参照ください。
ゴールドは右肩上がりの上昇相場だった8月、乱高下の9月の後、さすがにやや取引量が減りましたがそれでも数量、金額ベースとも高水準は維持しています。
一方、シルバーはさらに10月に入り取引量が増えました。すごいですね、予想外。
そして前年比で見ると取引量の増加がしていることがよく分かります。今年のマーケットがいかに活況だったかといえるでしょう。
これを見て特に見通しやその他の要素を指摘するのも難しいですが、トレンドを知るという意味では知っておきたい情報ですね。
The amount of gold transferred between accounts of London Bullion Market Association [LBMA] members fell by 4.3% month-on-month during Oct to a daily average of 21.3 million ounces as according to LBMA reported lastweek. The amount of silver transferred rose, however.
The average gold-price fixing fell from the previous month’s highs by 5.9%, and as a result, the value of transfers fell by 9.9% in Oct to $35.5 billion, the LBMA said. The average number of transfers fell sharply by 21.3% to a daily average of 2,412, the lowest level since Jul.
Meanwhile, the amount of silver transferred between accounts climbed by 12.4% to a daily average of 197.4 million ounces, the second-highest level of the year and topped only by 259.3 million ounces in May, the LBMA said. However, the average fixing price fell 16.2%, resulting in a 5.8% decrease in the value of silver transferred to $6.31 billion. The number of transfers fell to a daily average of 879.
Year-on-year comparisons show that the average number of gold ounces transferred daily rose by 24.6%, while number of transfers rose by 35.9% and the average value of gold transferred rose by 54.8%. Year-on-year silver figures also rose, with ounces transferred up by 114.0%, the number of transfers up by 99.5% and total value up by 192.6%.
The LBMA releases clearing statistics each month showing the net volume of gold and silver transferred between accounts of members, which essentially provide a snapshot of the trading activity.
やはり心理的に買いやすいのでしょう、1700ドルを回復したことでアジア市場では序盤から買い優勢です。
FOMC議事録が一部で追加緩和の可能性を示唆したと解釈されたこともあるのでしょうが、急落に対する反動、いわゆるテクニカルリバウンドの要素も大きいように感じますが、まぁ理由は何にせよ反発しています。
1720ドル手前までの戻りはあるかな、と見ていますが果たしてどうなるでしょうか。
【LBMA: Daily Gold transfers fall 4.3% in Oct.; Silver transfers up 12.5%】
さて、隔月で公表されるLBMAのクリアリングのデイリーアベレージの統計、10月分が先週出てました。
遅くなりましたが、一応載せてみます。特に何の工夫もないですが下記グラフ(表)をご参照ください。
ゴールドは右肩上がりの上昇相場だった8月、乱高下の9月の後、さすがにやや取引量が減りましたがそれでも数量、金額ベースとも高水準は維持しています。
一方、シルバーはさらに10月に入り取引量が増えました。すごいですね、予想外。
そして前年比で見ると取引量の増加がしていることがよく分かります。今年のマーケットがいかに活況だったかといえるでしょう。
これを見て特に見通しやその他の要素を指摘するのも難しいですが、トレンドを知るという意味では知っておきたい情報ですね。
The amount of gold transferred between accounts of London Bullion Market Association [LBMA] members fell by 4.3% month-on-month during Oct to a daily average of 21.3 million ounces as according to LBMA reported lastweek. The amount of silver transferred rose, however.
The average gold-price fixing fell from the previous month’s highs by 5.9%, and as a result, the value of transfers fell by 9.9% in Oct to $35.5 billion, the LBMA said. The average number of transfers fell sharply by 21.3% to a daily average of 2,412, the lowest level since Jul.
Meanwhile, the amount of silver transferred between accounts climbed by 12.4% to a daily average of 197.4 million ounces, the second-highest level of the year and topped only by 259.3 million ounces in May, the LBMA said. However, the average fixing price fell 16.2%, resulting in a 5.8% decrease in the value of silver transferred to $6.31 billion. The number of transfers fell to a daily average of 879.
Year-on-year comparisons show that the average number of gold ounces transferred daily rose by 24.6%, while number of transfers rose by 35.9% and the average value of gold transferred rose by 54.8%. Year-on-year silver figures also rose, with ounces transferred up by 114.0%, the number of transfers up by 99.5% and total value up by 192.6%.
The LBMA releases clearing statistics each month showing the net volume of gold and silver transferred between accounts of members, which essentially provide a snapshot of the trading activity.
2011年11月22日火曜日
ゴールド、株価続落にも序盤は底堅さ示す動き・・・
さてオープンしましたNY市場。
株価はGDPの成長率見通しの下方修正などが嫌気されたといわれるなか小幅続落で始まりましたが、ゴールドは対照的に底堅い動きから再び1700ドルを試す流れです。
WTIも堅調ですね、こういったところがサポート要因となっているのでしょうか。COMEXでは特に大きな買いが出ている訳ではなさそうですし、一気にここから急伸はないと思いますが1700ドルを回復できれば心理的には買いやすくなりそうですし、期待したいところですね。
【China’s Silver Imports Were 250.6 Tons in October】
さて、たまには中国の統計も見てみようと思います。
中国通関統計によると10月の同国の銀輸入は250.6トンとなり前月の264.7トン、前年同期の340.9トンから減少したようです。カッパーやその他ベースメタルのようにこれがマーケットに強い影響をもたらすわけではないので、特に気にする必要もないですが、こういった統計内容を見ると足許で需要はさほど強くないようですね。
ちなみにプラチナは6.3トンでこちらも前月の7.83トンから減少。ただ、8月の5.53トンは上回りました。
Silver imports by China were 250.6 tons in October, the customs showed today. That compares with 264.69 tons previous month and 340.9 tons a year ago; and also 314.7 tons in August.
Platinum imports were 6.3 tons compared with 7.83 tons in September. but higher than in August, 5.53 tons, according to data released by the customs agency.
株価はGDPの成長率見通しの下方修正などが嫌気されたといわれるなか小幅続落で始まりましたが、ゴールドは対照的に底堅い動きから再び1700ドルを試す流れです。
WTIも堅調ですね、こういったところがサポート要因となっているのでしょうか。COMEXでは特に大きな買いが出ている訳ではなさそうですし、一気にここから急伸はないと思いますが1700ドルを回復できれば心理的には買いやすくなりそうですし、期待したいところですね。
【China’s Silver Imports Were 250.6 Tons in October】
さて、たまには中国の統計も見てみようと思います。
中国通関統計によると10月の同国の銀輸入は250.6トンとなり前月の264.7トン、前年同期の340.9トンから減少したようです。カッパーやその他ベースメタルのようにこれがマーケットに強い影響をもたらすわけではないので、特に気にする必要もないですが、こういった統計内容を見ると足許で需要はさほど強くないようですね。
ちなみにプラチナは6.3トンでこちらも前月の7.83トンから減少。ただ、8月の5.53トンは上回りました。
Silver imports by China were 250.6 tons in October, the customs showed today. That compares with 264.69 tons previous month and 340.9 tons a year ago; and also 314.7 tons in August.
Platinum imports were 6.3 tons compared with 7.83 tons in September. but higher than in August, 5.53 tons, according to data released by the customs agency.
遠い1700ドル・・・
ゴールド1700ドル回復とはならず。同水準目前で打たれ、ただいま1690ドル付近で推移。
マーケットのセンチメントは前日の急落を引きずりそうな気配ですが、株価はテクニカルリバウンドでなんだか少しは戻しそうな気配。ゴールドもこの動きに追随できるでしょうか。
今日の動きを見ると、アジアではこの水準でもフィジカル系の強い買い気は見られないようです。
どんな理由でも良いので市場のリスク姿勢の回復がない限り、大きな戻りは短期的に期待しづらい局面のようです。
そういえば昼間、日経のHP見てたら豊島さんが面白い記事書いてました。
京都のゴールド需要が強い、というおはなし。
こんなこと言っちゃっていいのかなぁ・・・、と言う気もしますがさすがですね、やはり(笑)
ただ、別に最近に限ったことじゃないんですよねコレって。
もうずっと、それこそ10年以上前からこういう動きはあるわけで・・・。
まぁでもアジアの現物買いが弱い、さらに国内じゃ高値で金を得る動きが活発となるなかでこういった調整局面でもし大きな動きを見せればやはり注目されそうですね。
この話も追々、機会があれば書こうかなと思います。
【Gold price would continue to higher than Plat??】
さて、秋口に指摘したゴールドとプラチナの価格差推移のその後。
ゴールドが相場調整局面入りした後も価格差が再逆転することなく、引き続きゴールドが100ドル以上プラチナ価格を上回る状況が続いています。
どうやら短期的にプラチナ価格が上回るような"元の"価格差に戻ることは難しそうです。
というわけで考えてみました。
-ではどうすれば元の価格差にもどり得るのか。
ゴールドのこれ以上の急落がないとすれば、プラチナ相場がゴールドをアウトパフォームする形で騰勢を強めるにはやはり現物需給の環境にインパクトのある動きが起こる必要があるでしょう。
供給の途絶がいかに容易に需給を逼迫化たらしめるか、市場の需給見通しに修正を迫るかということは過去の動きを見ても明らかといえるでしょう。
ただ、現実的にこれを期待するのはなかなか難しいのが現状・・・。
となると可能性としては経済見通しの好転によるコモディティ市場への広範にわたる資金流入による相場上昇などが必要なのではないでしょうか。
いずれにしても今後の動向を見極める上でも暫くウォッチしていきたいところです。
マーケットのセンチメントは前日の急落を引きずりそうな気配ですが、株価はテクニカルリバウンドでなんだか少しは戻しそうな気配。ゴールドもこの動きに追随できるでしょうか。
今日の動きを見ると、アジアではこの水準でもフィジカル系の強い買い気は見られないようです。
どんな理由でも良いので市場のリスク姿勢の回復がない限り、大きな戻りは短期的に期待しづらい局面のようです。
そういえば昼間、日経のHP見てたら豊島さんが面白い記事書いてました。
京都のゴールド需要が強い、というおはなし。
こんなこと言っちゃっていいのかなぁ・・・、と言う気もしますがさすがですね、やはり(笑)
ただ、別に最近に限ったことじゃないんですよねコレって。
もうずっと、それこそ10年以上前からこういう動きはあるわけで・・・。
まぁでもアジアの現物買いが弱い、さらに国内じゃ高値で金を得る動きが活発となるなかでこういった調整局面でもし大きな動きを見せればやはり注目されそうですね。
この話も追々、機会があれば書こうかなと思います。
【Gold price would continue to higher than Plat??】
さて、秋口に指摘したゴールドとプラチナの価格差推移のその後。
ゴールドが相場調整局面入りした後も価格差が再逆転することなく、引き続きゴールドが100ドル以上プラチナ価格を上回る状況が続いています。
どうやら短期的にプラチナ価格が上回るような"元の"価格差に戻ることは難しそうです。
というわけで考えてみました。
-ではどうすれば元の価格差にもどり得るのか。
ゴールドのこれ以上の急落がないとすれば、プラチナ相場がゴールドをアウトパフォームする形で騰勢を強めるにはやはり現物需給の環境にインパクトのある動きが起こる必要があるでしょう。
供給の途絶がいかに容易に需給を逼迫化たらしめるか、市場の需給見通しに修正を迫るかということは過去の動きを見ても明らかといえるでしょう。
ただ、現実的にこれを期待するのはなかなか難しいのが現状・・・。
となると可能性としては経済見通しの好転によるコモディティ市場への広範にわたる資金流入による相場上昇などが必要なのではないでしょうか。
いずれにしても今後の動向を見極める上でも暫くウォッチしていきたいところです。
2011年11月21日月曜日
1700ドルを維持できるか・・・
ゴールド、ロンドン市場で下げ1700ドル割れ目前。
さすがに下げがきつい印象ですが、株価の下げを見ても明らかなように市場のリスク回避姿勢が強いだけに、下手に逆らうとやけどしそうな展開ですね。1700ドルを下回る水準は押し目買いの好機と考えていますが・・・。
アジアでもフィジカル系の買い意欲低下が顕著だけに積極的なバーゲンハンター不在の展開、中央銀行への買い期待じゃさすがにサポートにはなりづらいところですね。
いずれにしても、週初めから難しいタイミングに差し掛かっているのは事実。この後のNY市場で崩れずに持ちこたえられるかどうか注目となりそうです。
【Look at correlation between funds and price move in COMEX】
毎週CFTC明細でファンドのポジション動向を見てきていますが果たして相場動向との因果は、ということでCOMEXのゴールドとシルバーについて見ていきます。
ネットロングの推移と価格の関連性を当該週の数字と前週比ベースでまとめてみました。
一応どちらも順相関(:つまりファンドのネットロングが増えると相場も上昇、反対は減ると下がる)の関係にあることは分かりますが、昨年以降その関係性は低下していることがわかります。直近で見てもこの傾向は変わらず。
一時期に比べてポジションが軽くなっているだけに、来年にかけて傾向に新しい動きは見られるでしょうか。こういった点もよく見ていきたいところですね。
さすがに下げがきつい印象ですが、株価の下げを見ても明らかなように市場のリスク回避姿勢が強いだけに、下手に逆らうとやけどしそうな展開ですね。1700ドルを下回る水準は押し目買いの好機と考えていますが・・・。
アジアでもフィジカル系の買い意欲低下が顕著だけに積極的なバーゲンハンター不在の展開、中央銀行への買い期待じゃさすがにサポートにはなりづらいところですね。
いずれにしても、週初めから難しいタイミングに差し掛かっているのは事実。この後のNY市場で崩れずに持ちこたえられるかどうか注目となりそうです。
【Look at correlation between funds and price move in COMEX】
毎週CFTC明細でファンドのポジション動向を見てきていますが果たして相場動向との因果は、ということでCOMEXのゴールドとシルバーについて見ていきます。
ネットロングの推移と価格の関連性を当該週の数字と前週比ベースでまとめてみました。
一応どちらも順相関(:つまりファンドのネットロングが増えると相場も上昇、反対は減ると下がる)の関係にあることは分かりますが、昨年以降その関係性は低下していることがわかります。直近で見てもこの傾向は変わらず。
一時期に比べてポジションが軽くなっているだけに、来年にかけて傾向に新しい動きは見られるでしょうか。こういった点もよく見ていきたいところですね。
2011年11月19日土曜日
CFTC CoTR as of 15-Nov11
【CFTC CoTR as of 15-Nov 2011】
さてCFTC明細です、こちらは15日時点のもの。
COMEXゴールドのファンド勢のネットロングは前週から小幅ながらさらに拡大、相場は頭打ちとなっていましたが、強気のポジション繰りは進んでいたことがわかります。ロングの増加がショート増を上回ったというのは前週同様です。マネージドマネーのロング増加が続いていますね。
COMEXシルバーもゴールド同様にネットロングが拡大。こちらは大きく増えました。これで5週連続でネットロングは拡大。規模の差があるので比較の意味があるとは思えませんが、一応これで今年最長となりました。
さてCFTC明細です、こちらは15日時点のもの。
COMEXゴールドのファンド勢のネットロングは前週から小幅ながらさらに拡大、相場は頭打ちとなっていましたが、強気のポジション繰りは進んでいたことがわかります。ロングの増加がショート増を上回ったというのは前週同様です。マネージドマネーのロング増加が続いていますね。
COMEXシルバーもゴールド同様にネットロングが拡大。こちらは大きく増えました。これで5週連続でネットロングは拡大。規模の差があるので比較の意味があるとは思えませんが、一応これで今年最長となりました。
I wonder where "Bargain-hunter" in Gold market now...
ゴールド、NY市場では積極的に買われることなく週末は1725ドル付近でクローズ。
為替相場ではECBによる国債購入などの材料が注目を集めるなかでユーロ上昇など市場の混乱沈静化に向けた動きが見られたものの、これで安心感が拡がったとは判断し難いということかゴールドは押し目でもバーゲンハントの買い気の高まりは感じられませんでした。
現物需要の弱さもこういうタイミングでは目立ちますね、やはり。
ただ、基本的に大きく崩れるような基調の変化があったわけではないことからも、下げ止まりのポイントを見極める局面であるという見方は変わらないでしょう。非現実的なシナリオと思いますが、ゴールドETF市場からの大規模資金流出でもない限り、さらに20-30ドル程度の下げの可能性は念頭に置きつつも押し目ではロング積み増し、ではないでしょうか。
【Gold will lead a rally in commodities in 2012??】
さて年の瀬迫る今日この頃、金融機関各社からもForecast的な来年のコモディティ市場への見通しが色々出て来ていますが、ゴールド、貴金属については基本的にこれまで通りというか、強気の見通しがコンセンサスとなっているようです。
先ず米Morgan Stanley、12年前半に2200ドルまでの上昇があるだろうと予想。背景は欧州の債務危機問題により強い需要が続くだろうということ。
確かに先日のWGC統計を見ても欧州の投資需要はこの後の動向如何では更に増加する可能性があると思います。そんななかでも足許じゃ下落しているじゃないか、と突っ込まれそうですが、基本的に取り巻く環境が相場支援的にポジティブだということはアップサイドを見通しますよね。
続いて英HSBC、こちらも強い投資需要を背景に来年2000ドルを上回る水準まで上昇するだろうという見通しを昨日Bloombergで言ってました。Kitcoなどにもニュースが出てましたね。
まぁでも、こういう見通しが大きく転換するのって基本的には大きく基調が変わってからなんですよね・・・笑
為替相場ではECBによる国債購入などの材料が注目を集めるなかでユーロ上昇など市場の混乱沈静化に向けた動きが見られたものの、これで安心感が拡がったとは判断し難いということかゴールドは押し目でもバーゲンハントの買い気の高まりは感じられませんでした。
現物需要の弱さもこういうタイミングでは目立ちますね、やはり。
ただ、基本的に大きく崩れるような基調の変化があったわけではないことからも、下げ止まりのポイントを見極める局面であるという見方は変わらないでしょう。非現実的なシナリオと思いますが、ゴールドETF市場からの大規模資金流出でもない限り、さらに20-30ドル程度の下げの可能性は念頭に置きつつも押し目ではロング積み増し、ではないでしょうか。
【Gold will lead a rally in commodities in 2012??】
さて年の瀬迫る今日この頃、金融機関各社からもForecast的な来年のコモディティ市場への見通しが色々出て来ていますが、ゴールド、貴金属については基本的にこれまで通りというか、強気の見通しがコンセンサスとなっているようです。
先ず米Morgan Stanley、12年前半に2200ドルまでの上昇があるだろうと予想。背景は欧州の債務危機問題により強い需要が続くだろうということ。
確かに先日のWGC統計を見ても欧州の投資需要はこの後の動向如何では更に増加する可能性があると思います。そんななかでも足許じゃ下落しているじゃないか、と突っ込まれそうですが、基本的に取り巻く環境が相場支援的にポジティブだということはアップサイドを見通しますよね。
続いて英HSBC、こちらも強い投資需要を背景に来年2000ドルを上回る水準まで上昇するだろうという見通しを昨日Bloombergで言ってました。Kitcoなどにもニュースが出てましたね。
まぁでも、こういう見通しが大きく転換するのって基本的には大きく基調が変わってからなんですよね・・・笑
2011年11月18日金曜日
チャンス到来…?
ゴールド、前日のNY市場の急落から小幅に切り返し1730ドル付近。
さすがに欧州市場危機の再燃とあっては売られますね。NY市場が安定的に推移するかどうか、今日の動きがポイントになりそうです。ひょっとしたらアジアではフィジカル系が積極的に買うんじゃないかと思いましたが、そのような動きもありませんでした。各方面からも指摘されているようにフィジカルデマンド、ここに来て弱いようです。
流石にこの水準では基本的に下げ止まったあとは押し目は拾うべきと考えています。
ただ、不測の事態ともいえるような動きが起きる可能性がまだ払拭できないことからも、買い下がり出来る範囲(許容可能なレベル)でのポジション繰りを進めたいところですね。
【WGC talks about the outlook for Gold demand】
昨日取り上げたWGCのデマンド・レポートについて、読むのが面倒という方にもってこいな動画ではないでしょうか。
そういえば今日の日経にもポールソンの売りに向かった先進国の中央銀行、という記事が載ってましたね。
さすがに欧州市場危機の再燃とあっては売られますね。NY市場が安定的に推移するかどうか、今日の動きがポイントになりそうです。ひょっとしたらアジアではフィジカル系が積極的に買うんじゃないかと思いましたが、そのような動きもありませんでした。各方面からも指摘されているようにフィジカルデマンド、ここに来て弱いようです。
流石にこの水準では基本的に下げ止まったあとは押し目は拾うべきと考えています。
ただ、不測の事態ともいえるような動きが起きる可能性がまだ払拭できないことからも、買い下がり出来る範囲(許容可能なレベル)でのポジション繰りを進めたいところですね。
【WGC talks about the outlook for Gold demand】
昨日取り上げたWGCのデマンド・レポートについて、読むのが面倒という方にもってこいな動画ではないでしょうか。
そういえば今日の日経にもポールソンの売りに向かった先進国の中央銀行、という記事が載ってましたね。
2011年11月17日木曜日
WGC said Gold demand rose last quarter, published "Gold Demand Trends Q3-2011"
【Gold demand trends Q3-2011】
WGCが四半期ごとの需給報告書をリリースしてました。
最近のJMのPGMレポートもそうですが、こちらも市場参加者の関心が低い。
僕もそうでしたが、基本的にお客さんに説明する資料を作るために目を通すくらいで、市場参加者より皆さんの方が詳しく読んでそうなレポートです(笑)
しかし今って日本語でもリリースされてるんですね、非常に驚きました。
そんなに需要あるんでしょうか?
というわけで要点だけピックアップ。
それによるとQ3の世界のゴールド需要ですが、前年比で6%増加したとのこと。欧州の債務危機などで需要が高まったことなどが背景にあると指摘されています。需要量は1,053.9トン。
投資需要は同33%増の468.1トン。バーとコインといった実物需要は29%増の390.5トン。特に欧州市場では前年の2倍以上となる118.1トン(前年同期は50.3トン)に達したと指摘しています。そのほかインドは78トン、中国も62.2トンでした。
ETF関連の需要は81.7トンでこちらも前年同期の32トンから増加。ETFが保有する金現物は8月中旬にピークを打ったものの、投資需要は好調だったとしています。
一方、宝飾需要は減少し465.6トン、こちらは前年同期比10%減少。こちらはインドの需要減が大きく、それを指摘しています。同国の需要は同26%減の125.3トン。
需要全体で見るとインドは同23%減。一方、中国は17%増と対照的な動きとなりました。
その他中央銀行の買い意欲も強かったなど指摘されています。
果たしてQ4はどうなるでしょうか。
WGCが四半期ごとの需給報告書をリリースしてました。
最近のJMのPGMレポートもそうですが、こちらも市場参加者の関心が低い。
僕もそうでしたが、基本的にお客さんに説明する資料を作るために目を通すくらいで、市場参加者より皆さんの方が詳しく読んでそうなレポートです(笑)
しかし今って日本語でもリリースされてるんですね、非常に驚きました。
そんなに需要あるんでしょうか?
というわけで要点だけピックアップ。
それによるとQ3の世界のゴールド需要ですが、前年比で6%増加したとのこと。欧州の債務危機などで需要が高まったことなどが背景にあると指摘されています。需要量は1,053.9トン。
投資需要は同33%増の468.1トン。バーとコインといった実物需要は29%増の390.5トン。特に欧州市場では前年の2倍以上となる118.1トン(前年同期は50.3トン)に達したと指摘しています。そのほかインドは78トン、中国も62.2トンでした。
ETF関連の需要は81.7トンでこちらも前年同期の32トンから増加。ETFが保有する金現物は8月中旬にピークを打ったものの、投資需要は好調だったとしています。
一方、宝飾需要は減少し465.6トン、こちらは前年同期比10%減少。こちらはインドの需要減が大きく、それを指摘しています。同国の需要は同26%減の125.3トン。
需要全体で見るとインドは同23%減。一方、中国は17%増と対照的な動きとなりました。
その他中央銀行の買い意欲も強かったなど指摘されています。
果たしてQ4はどうなるでしょうか。
この水準からさらに下げれば…
なんだ慌ただしくて最近朝方なかなか更新できません・・・。
さてゴールド、再び下げて1750ドル付近。
特に売られる材料があるわけではないですが、引き続き市場全体の動向に振らされる状況は続いています。株価上昇、リスク許容度改善となれば直ぐにでも1800ドル超えを試すと思われますが、マインドが低下すると10-20ドル程度の幅で売られますね。
ただ、繰り返しとなりますがベースとなる背景にあるファンダメンタルは相場支援的といえる環境下にあるのは変わりません。この水準からさらに下げるようであれば、下げ止まりを確認しつつ押し目は拾うべきと考えます。
そういえば日経にポールソンファンドがついに保有していたゴールドを売った、というような記事が出てました。保有90トン超の金を売ればそりゃマーケットは下げるよ、みたいな雰囲気の論調でしたが、先日も指摘しましたがその他の有力ファンドなどは前四半期ゴールド買ってましたからね。一概にそういう見方には同意しづらい部分がありますね。
【Shandong Gold is said to make $785 million offer to acquire Jaguar Mining】
さて、たまにはこういうニュースも取り上げてみようと思います。
昨日Reutersで出てましたが、時価総額で中国2位の産金会社を傘下に持つShandong Gold社が同業の米Jaguar Mining社に7.85億ドル規模の買収提案を行った、とのこと。
ゴールドの囲い込みとも捉えられるようなネタですが、相変わらず力強い中国の金需要を反映するような記事ですね。
Reuters reported the takeover offer earlier yesterday, I point to that.
Shandong Gold Group Co., parent of China’s 2nd-largest gold producer by market value, made a $785 million offer to buy Jaguar Mining Inc., 2 people familiar with the deal said.
It furtgher suggesting this offer is obvious proofs of quite strong China's Gold demand investors and goverment...
ちなみにJaguar社ですが、ブラジルで操業を行う鉱山会社で、生産量は年間15.5万-16.3万オンス規模。先日発表された第3四半期の生産量は約4万オンスでした。
Jaguar produces gold from three mines in Brazil and is developing a fourth operation in the country. It produced 40,660 ounces in the third quarter and full-year output may be 155,000 ounces to 163,000 ounces, according to an Oct. 18 statement.
さてゴールド、再び下げて1750ドル付近。
特に売られる材料があるわけではないですが、引き続き市場全体の動向に振らされる状況は続いています。株価上昇、リスク許容度改善となれば直ぐにでも1800ドル超えを試すと思われますが、マインドが低下すると10-20ドル程度の幅で売られますね。
ただ、繰り返しとなりますがベースとなる背景にあるファンダメンタルは相場支援的といえる環境下にあるのは変わりません。この水準からさらに下げるようであれば、下げ止まりを確認しつつ押し目は拾うべきと考えます。
そういえば日経にポールソンファンドがついに保有していたゴールドを売った、というような記事が出てました。保有90トン超の金を売ればそりゃマーケットは下げるよ、みたいな雰囲気の論調でしたが、先日も指摘しましたがその他の有力ファンドなどは前四半期ゴールド買ってましたからね。一概にそういう見方には同意しづらい部分がありますね。
【Shandong Gold is said to make $785 million offer to acquire Jaguar Mining】
さて、たまにはこういうニュースも取り上げてみようと思います。
昨日Reutersで出てましたが、時価総額で中国2位の産金会社を傘下に持つShandong Gold社が同業の米Jaguar Mining社に7.85億ドル規模の買収提案を行った、とのこと。
ゴールドの囲い込みとも捉えられるようなネタですが、相変わらず力強い中国の金需要を反映するような記事ですね。
Reuters reported the takeover offer earlier yesterday, I point to that.
Shandong Gold Group Co., parent of China’s 2nd-largest gold producer by market value, made a $785 million offer to buy Jaguar Mining Inc., 2 people familiar with the deal said.
It furtgher suggesting this offer is obvious proofs of quite strong China's Gold demand investors and goverment...
ちなみにJaguar社ですが、ブラジルで操業を行う鉱山会社で、生産量は年間15.5万-16.3万オンス規模。先日発表された第3四半期の生産量は約4万オンスでした。
Jaguar produces gold from three mines in Brazil and is developing a fourth operation in the country. It produced 40,660 ounces in the third quarter and full-year output may be 155,000 ounces to 163,000 ounces, according to an Oct. 18 statement.
2011年11月16日水曜日
Macro picture, Investor flows, fundamentals still "Positive" for Gold...
ゴールド、今日は一転してじり高の展開。
ロンドン市場は緩やかながらほぼ一本調子の上昇で1775ドル手前まで切り返してきました。
材料らしい材料もないのですが、取り巻く環境に大きな変化がないだけに、一時的に下げてもやはり押し目は拾われます。
何かきっかけがないとこの水準から短期的にさらに水準を切り上げるのも難しい状況となってきましたが、少なくともまだポジションを大きく動かすタイミングではないでしょう。小さな値幅を取りにトレードを繰り返すのが有効ともいえそうですが、とにかくロング継続で対応したいところです。
【Paulson Said to Cut Risk in Main Hedge Funds】
昨日も取り上げたポールソンファンドに関する記事、今日も出ていましたのでご紹介。
関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、運用するヘッジファンドの「ネットエクスポージャー」を30%に低下させた、らしいです。約4カ月前の60%から半減。
先日も欧州の債務危機封じ込めが「より確実になる」まで同社が強気の投資を減らす方針であると方針をを明らかにしていましたが、主要ファンド「アドバンテージ・プラス・ファンド」の年初来の運用成績はマイナス44%、「アドバンテージ・ファンド」はマイナス29%と相変わらず苦境に立たされていることを考えると、業界全体同様に新規資金が積極的に流入する環境ではないようです。
SPDRのポジションも再び急激に増えるんじゃないかと楽観的に見通すのも難しい局面のように思えますね。
ロンドン市場は緩やかながらほぼ一本調子の上昇で1775ドル手前まで切り返してきました。
材料らしい材料もないのですが、取り巻く環境に大きな変化がないだけに、一時的に下げてもやはり押し目は拾われます。
何かきっかけがないとこの水準から短期的にさらに水準を切り上げるのも難しい状況となってきましたが、少なくともまだポジションを大きく動かすタイミングではないでしょう。小さな値幅を取りにトレードを繰り返すのが有効ともいえそうですが、とにかくロング継続で対応したいところです。
【Paulson Said to Cut Risk in Main Hedge Funds】
昨日も取り上げたポールソンファンドに関する記事、今日も出ていましたのでご紹介。
関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、運用するヘッジファンドの「ネットエクスポージャー」を30%に低下させた、らしいです。約4カ月前の60%から半減。
先日も欧州の債務危機封じ込めが「より確実になる」まで同社が強気の投資を減らす方針であると方針をを明らかにしていましたが、主要ファンド「アドバンテージ・プラス・ファンド」の年初来の運用成績はマイナス44%、「アドバンテージ・ファンド」はマイナス29%と相変わらず苦境に立たされていることを考えると、業界全体同様に新規資金が積極的に流入する環境ではないようです。
SPDRのポジションも再び急激に増えるんじゃないかと楽観的に見通すのも難しい局面のように思えますね。
2011年11月15日火曜日
How about Johnson Matthey's report??
さて発表されましたJohnson Matthey社のPGM需給報告書「Platinum 2011 Interim Review」、第一報ということで要点だけ。
2011年の需給見通しについてはプラチナ、パラジウムとも供給超過となっています。
注目すべきはパラの大幅な供給超過を見通している点でしょう。
Sales from Russian state stockpiles also contributed toward the market’s surplus. Johnson Matthey sees the palladium market in surplus by 725,000 ounces in 2011, compared to a 530,000-ounces deficit in 2010.
だそうです。
需給バランスはロシアの在庫放出が続くことで72.5万オンスの供給超と前年の53万オンスの供給不足から一転。過去数年にわたって市場のコンセンサスとなっていた先行きの需給タイト化見通しを覆すような内容だけに今後のマーケットの反応に注目したいところです。ただ、在庫放出がなければ需給は均衡するだろうとも指摘しています。(この辺は流石にそつがない・・・笑)
ちなみにサプライサイドの動向については
南ア鉱山のパラ生産は次第に減少するとしているものの、北米、ジンバブエの増産によって生産はネットで増加するとしています。
- Supplies of newly refined palladium are expected to increase by 5% to 6.67 million ounces in 2011, Johnson Matthey said. When including sales from Russian state stocks of 750,000 ounces, total supplies were listed at 7.42 million ounces, similar to 2010.
Johnson Matthey reported that South African production is set to decline slightly. However, North American output is increasing by 60% to 945,000 ounces, with higher production also anticipated in Zimbabwe.
また、プラチナについては10年の2.5万オンスの供給不足から今年は19.5万オンスの供給超となるとの見通しを示しています。
- The global platinum market is expected to end 2011 in a small surplus of 195,000 ounces, according to Platinum 2011 Interim Review. The supply/demand balance from 2010 was nearly balanced at a small deficit of 25,000 ounces.
好調な自動車触媒需要などにより、需要は過去4年で最高レベルとなる8.08百万オンスまで増加する見通しですが、それを供給が上回るだろうとのこと。
- Johnson Matthey said it looks for total demand to rise to 8.08 million ounces this year, the most in four years. However, this would be more than matched by a rise in supplies and higher levels of recycling.
さらに価格見通しはPtが1800-1450ドル、Pdは800-500ドル。まぁこちらはもはや市場の注目度も薄れているのでご参考までといったところでしょうか。
にしても相変わらずワイドなレンジ・・・。
2011年の需給見通しについてはプラチナ、パラジウムとも供給超過となっています。
注目すべきはパラの大幅な供給超過を見通している点でしょう。
Sales from Russian state stockpiles also contributed toward the market’s surplus. Johnson Matthey sees the palladium market in surplus by 725,000 ounces in 2011, compared to a 530,000-ounces deficit in 2010.
だそうです。
需給バランスはロシアの在庫放出が続くことで72.5万オンスの供給超と前年の53万オンスの供給不足から一転。過去数年にわたって市場のコンセンサスとなっていた先行きの需給タイト化見通しを覆すような内容だけに今後のマーケットの反応に注目したいところです。ただ、在庫放出がなければ需給は均衡するだろうとも指摘しています。(この辺は流石にそつがない・・・笑)
ちなみにサプライサイドの動向については
南ア鉱山のパラ生産は次第に減少するとしているものの、北米、ジンバブエの増産によって生産はネットで増加するとしています。
- Supplies of newly refined palladium are expected to increase by 5% to 6.67 million ounces in 2011, Johnson Matthey said. When including sales from Russian state stocks of 750,000 ounces, total supplies were listed at 7.42 million ounces, similar to 2010.
Johnson Matthey reported that South African production is set to decline slightly. However, North American output is increasing by 60% to 945,000 ounces, with higher production also anticipated in Zimbabwe.
また、プラチナについては10年の2.5万オンスの供給不足から今年は19.5万オンスの供給超となるとの見通しを示しています。
- The global platinum market is expected to end 2011 in a small surplus of 195,000 ounces, according to Platinum 2011 Interim Review. The supply/demand balance from 2010 was nearly balanced at a small deficit of 25,000 ounces.
好調な自動車触媒需要などにより、需要は過去4年で最高レベルとなる8.08百万オンスまで増加する見通しですが、それを供給が上回るだろうとのこと。
- Johnson Matthey said it looks for total demand to rise to 8.08 million ounces this year, the most in four years. However, this would be more than matched by a rise in supplies and higher levels of recycling.
さらに価格見通しはPtが1800-1450ドル、Pdは800-500ドル。まぁこちらはもはや市場の注目度も薄れているのでご参考までといったところでしょうか。
にしても相変わらずワイドなレンジ・・・。
Gold edge lower after government filing showed...
ゴールドは下落し1768ドル付近。ヨーロッパのデフォルトリスクが高まったという見方、さらにSPDRゴールドトラストに関連する最近の動きを背景に押し目でも積極的な買いは見送られています。
やはり前四半期比で30%以上も最大保有者のポジションが減っていたという事実はある程度既定路線だったとはいえサプライズだったようです。
ただ、基本的にマーケットの基調は大きく変わっておらず、またも1800ドル超え失敗から下げる格好ではあるものの、この水準からさらに大きく下押すようならば、やはり押し目は買いとなるでしょう。
【Paulson’s Hedge Fund Reduced Its Position in SPDR Gold Trust】
さてSPDRについて、以前にも指摘しましたが、7-9月の持ち高が明らかになりました。最大の保有者は引き続きJohn Paulson氏率いるファンド。ただ、持ち高自体は前四半期から大きく減少し、2030万口に(前四半期末時点は3150万口)。一方、George Soros氏やPaul Touradji氏のファンドは当期に持ち高を増やしています。
今月に入りマーケットが戻り基調にあるなか、ゴールドETF大きくポジション増えています。再びポールソンのポジションは増えているのでしょうか。
Paulson & Co. cut its stake in the SPDR Gold Trust, the biggest exchange-traded fund backed by the metal, to 20.3 million shares in the third quarter from 31.5 million as of June 30, government filings show. Soros Fund Management LLC raised its stake to 48,350 shares from 42,800, and Touradji Capital Management LP held 45,000 shares compared with none as of June 30, separate filings showed.
やはり前四半期比で30%以上も最大保有者のポジションが減っていたという事実はある程度既定路線だったとはいえサプライズだったようです。
ただ、基本的にマーケットの基調は大きく変わっておらず、またも1800ドル超え失敗から下げる格好ではあるものの、この水準からさらに大きく下押すようならば、やはり押し目は買いとなるでしょう。
【Paulson’s Hedge Fund Reduced Its Position in SPDR Gold Trust】
さてSPDRについて、以前にも指摘しましたが、7-9月の持ち高が明らかになりました。最大の保有者は引き続きJohn Paulson氏率いるファンド。ただ、持ち高自体は前四半期から大きく減少し、2030万口に(前四半期末時点は3150万口)。一方、George Soros氏やPaul Touradji氏のファンドは当期に持ち高を増やしています。
今月に入りマーケットが戻り基調にあるなか、ゴールドETF大きくポジション増えています。再びポールソンのポジションは増えているのでしょうか。
Paulson & Co. cut its stake in the SPDR Gold Trust, the biggest exchange-traded fund backed by the metal, to 20.3 million shares in the third quarter from 31.5 million as of June 30, government filings show. Soros Fund Management LLC raised its stake to 48,350 shares from 42,800, and Touradji Capital Management LP held 45,000 shares compared with none as of June 30, separate filings showed.
CFTC CoTR as of 8-Nov11
【CFTC CoTR as of 8-Nov 2011】
さて、昨日発表されたCFTC明細です。
更新が遅くなってしまいました・・・。
COMEXゴールドのネットロング、随分増えました。8日時点で484.3トン、前週比で実に11%超の増加となっています。ロングも増えたがショートも微増、結果的に相場上昇過程でロングの増加が上回った格好です。ロングは20万枚(≒600トン)を回復しました。
シルバーも同様の展開でネットロングは小幅ながら4週連続で拡大しています。
ゴールドのネットロングは9月末の急落直前の水準まで戻ってきました。
ただ、戻り基調は継続しているものの、目下1800ドル超え失敗と頭打ちの様相が強くなってきているだけに来週の統計は・・・、大きく増えていることはないんじゃないでしょうか。
さて、昨日発表されたCFTC明細です。
更新が遅くなってしまいました・・・。
COMEXゴールドのネットロング、随分増えました。8日時点で484.3トン、前週比で実に11%超の増加となっています。ロングも増えたがショートも微増、結果的に相場上昇過程でロングの増加が上回った格好です。ロングは20万枚(≒600トン)を回復しました。
シルバーも同様の展開でネットロングは小幅ながら4週連続で拡大しています。
ゴールドのネットロングは9月末の急落直前の水準まで戻ってきました。
ただ、戻り基調は継続しているものの、目下1800ドル超え失敗と頭打ちの様相が強くなってきているだけに来週の統計は・・・、大きく増えていることはないんじゃないでしょうか。
2011年11月14日月曜日
Upcoming: JM publishes "Platinum 2011 Interim Review" tomorrow!!
そういえばもうすぐJM(Johnson Matthey)社の半期に一度の需給報告書「Platinum 2011 Interim report」が発表されます。
すっかり市場の関心も低下してしまいましたね。これを見てTOCOM主導でマーケットが動い手いた頃が懐かしい・・・。需給見通し、やはり過度にタイト感を見通すことはないでしょうが、波乱要因としてあるとすれば中国の需給動向。ですかね、やっぱり・・・。カンファレンス上海でもやるようですし。
ちなみに、最近の上海市場(SGE Platinum)、穏やかです。(下記参照)
価格は下がりましたがゴールドと違い需要は急激に盛り上がらないですね。爆発的なのを期待したいところですが。
ちなみにJMのレポート、発表は現地15日。
第一報が流れるのが日本時間で明日のちょうど今ぐらいでしょうか。
すっかり市場の関心も低下してしまいましたね。これを見てTOCOM主導でマーケットが動い手いた頃が懐かしい・・・。需給見通し、やはり過度にタイト感を見通すことはないでしょうが、波乱要因としてあるとすれば中国の需給動向。ですかね、やっぱり・・・。カンファレンス上海でもやるようですし。
ちなみに、最近の上海市場(SGE Platinum)、穏やかです。(下記参照)
価格は下がりましたがゴールドと違い需要は急激に盛り上がらないですね。爆発的なのを期待したいところですが。
ちなみにJMのレポート、発表は現地15日。
第一報が流れるのが日本時間で明日のちょうど今ぐらいでしょうか。
週明け、1800ドル超え失敗から・・・
ゴールド、週明け上昇して始まったものの強地合いを維持できず、ロンドン市場では1775ドル付近まで下落。
アジア市場はオープン直後に買われ、一時1800ドルを試す動きとなりました。薄商いのなかで仕掛け的な動きもあったんでしょうが、これに失敗したことで一転して地合いが軟化。ほぼ一本調子のじり安で高値から20ドル近く下げています。
特に決め手となるような動きもなく、為替相場は相変わらずのユーロ安基調。イタリア国債の入札やらのイベントがあったものの、過度に悲観論を指示するような内容ではなかったようですが、まぁ前週末の急伸に対する反動といったところでしょうか。
この後のNY市場がどういう動きになるかがポイントとなりそうですね。再び高値を試すこととなれば1800ドルは今度は通過点となるような気がして見ています。
それにしても、なんだか今日はGSの人事ニュースが騒がしいですね。
アジアのヘッドが辞めるらしい、というニュースが出てました。
欧州のソブリン債でもそんなに大損出しているようじゃないですが、何なんでしょう。
ちなみに同社の9月末時点のイタリアの政府や金融機関、企業向けの実行済みの信用エクスポージャーは総額23.2億ドルらしいです。ヘッジを考慮した純額ベースでは7億ドル。
ギリシャやアイルランド、イタリア、ポルトガル、スペインという所謂「危ない5カ国」関連のエクスポージャーは41.6億ドル。(純額は24.6億ドル)。
まぁ大した額じゃない、わけでもないですね・・・。
アジア市場はオープン直後に買われ、一時1800ドルを試す動きとなりました。薄商いのなかで仕掛け的な動きもあったんでしょうが、これに失敗したことで一転して地合いが軟化。ほぼ一本調子のじり安で高値から20ドル近く下げています。
特に決め手となるような動きもなく、為替相場は相変わらずのユーロ安基調。イタリア国債の入札やらのイベントがあったものの、過度に悲観論を指示するような内容ではなかったようですが、まぁ前週末の急伸に対する反動といったところでしょうか。
この後のNY市場がどういう動きになるかがポイントとなりそうですね。再び高値を試すこととなれば1800ドルは今度は通過点となるような気がして見ています。
それにしても、なんだか今日はGSの人事ニュースが騒がしいですね。
アジアのヘッドが辞めるらしい、というニュースが出てました。
欧州のソブリン債でもそんなに大損出しているようじゃないですが、何なんでしょう。
ちなみに同社の9月末時点のイタリアの政府や金融機関、企業向けの実行済みの信用エクスポージャーは総額23.2億ドルらしいです。ヘッジを考慮した純額ベースでは7億ドル。
ギリシャやアイルランド、イタリア、ポルトガル、スペインという所謂「危ない5カ国」関連のエクスポージャーは41.6億ドル。(純額は24.6億ドル)。
まぁ大した額じゃない、わけでもないですね・・・。
2011年11月12日土曜日
Gold just recovering... would try overtop to $1800/oz next week
すみません、一日空いてしまいました。
ゴールド、続伸し1790ドル目前まで上昇。
市場のリスク選好の流れが再開したことで押し目を買われる流れとなりNY市場では急伸。週半ばからの下げをほぼ埋め切りました。イタリアの緊縮策の可決が好感されたことや米国の強い経済指標の内容から市場のマインド回復に繋がったようです。
市場全体の動向に振り回される状況に変化はないですが、やはりセンチメントが劇的に悪化するような事態とならない限り、「押し目は買い」は継続でしょう。1800ドルが通過点となるのかどうか、来週前半の動きをよく見ていきたいところです。
今週末は祝日の関係でCFTC明細の発表が変則的で14日になります。
そんなわけで更新は火曜ですかね。よろしくお願いします。
【Gold continue to rise on the Comex next week, Bloomberg】
さて、前週に続きBloombergが週末に行ったサーベイの結果をご紹介。先週も大半の回答が上昇を見込む、といった具合のなか見事に調整局面を迎えましたが、今週末の統計でも一様に強気の見方が大勢を占めているようです。
有効回答22人のうち21人が上昇を予想、過去7年でもっとも強気らしいです。圧倒的ですね。
ゴールドETFの残高急増など、基本的にセンチメントが強気相場入りを示唆しているだけに逆張り的に予想するは少ないようです。
Twenty-one of 22 surveyed by Bloomberg expect bullion to rise on the Comex next week, Gold traders and analysts are the most bullish in at least seven years as investors accumulate metal at the fastest pace since August to protect their wealth from a widening European debt crisis.
Holdings in exchange-traded products backed by gold rose 27.5 tonnes this week, data compiled by Bloomberg show.
ゴールド、続伸し1790ドル目前まで上昇。
市場のリスク選好の流れが再開したことで押し目を買われる流れとなりNY市場では急伸。週半ばからの下げをほぼ埋め切りました。イタリアの緊縮策の可決が好感されたことや米国の強い経済指標の内容から市場のマインド回復に繋がったようです。
市場全体の動向に振り回される状況に変化はないですが、やはりセンチメントが劇的に悪化するような事態とならない限り、「押し目は買い」は継続でしょう。1800ドルが通過点となるのかどうか、来週前半の動きをよく見ていきたいところです。
今週末は祝日の関係でCFTC明細の発表が変則的で14日になります。
そんなわけで更新は火曜ですかね。よろしくお願いします。
【Gold continue to rise on the Comex next week, Bloomberg】
さて、前週に続きBloombergが週末に行ったサーベイの結果をご紹介。先週も大半の回答が上昇を見込む、といった具合のなか見事に調整局面を迎えましたが、今週末の統計でも一様に強気の見方が大勢を占めているようです。
有効回答22人のうち21人が上昇を予想、過去7年でもっとも強気らしいです。圧倒的ですね。
ゴールドETFの残高急増など、基本的にセンチメントが強気相場入りを示唆しているだけに逆張り的に予想するは少ないようです。
Twenty-one of 22 surveyed by Bloomberg expect bullion to rise on the Comex next week, Gold traders and analysts are the most bullish in at least seven years as investors accumulate metal at the fastest pace since August to protect their wealth from a widening European debt crisis.
Holdings in exchange-traded products backed by gold rose 27.5 tonnes this week, data compiled by Bloomberg show.
2011年11月9日水曜日
Gold edged lower; Italian bond yields jump putting pressure...
ゴールド、じり安で1780ドル台中盤で推移。
昨日のNY市場では1800ドル超えもありましたが、その後アジア市場では売られました。誰か具体的なメインセラーといえるような特徴的な動きはなかったように感じますが、達成感やらもあるのでしょう。下げても押し目を積極的に買い進む動きも見られずといった展開です。
ロンドン市場はイタリア国債の利回りが注目ポイントである7%に接近したことから株価が下落、こういった動きが圧迫要因となっているのか、こちらでもバーゲンハントの買いは少ない模様で小幅ながらじり安の流れ。瞬間的ですが1780ドルを割り込む場面もありました。
Anglogold Ashantiの四半期決算、市場予想を上回ったようですが株価は下げてますね。こういった側面からのゴールドへのサポートも乏しい状況、今日は再び1800ドル超えをトライするような機運の高まは見られないような気がします。
昨日のNY市場では1800ドル超えもありましたが、その後アジア市場では売られました。誰か具体的なメインセラーといえるような特徴的な動きはなかったように感じますが、達成感やらもあるのでしょう。下げても押し目を積極的に買い進む動きも見られずといった展開です。
ロンドン市場はイタリア国債の利回りが注目ポイントである7%に接近したことから株価が下落、こういった動きが圧迫要因となっているのか、こちらでもバーゲンハントの買いは少ない模様で小幅ながらじり安の流れ。瞬間的ですが1780ドルを割り込む場面もありました。
Anglogold Ashantiの四半期決算、市場予想を上回ったようですが株価は下げてますね。こういった側面からのゴールドへのサポートも乏しい状況、今日は再び1800ドル超えをトライするような機運の高まは見られないような気がします。
2011年11月8日火曜日
トレンドをフォローすべき局面か
ゴールド、続伸し1790ドル台まで上昇。
アップサイドのトレンドが加速してきました。昨日のNY市場では1795ドルを上回る場面もあり、ひょっとしたら1800ドル超えトライもあるんでは、という予想が現実のものとなりました。市場全体に強気が支配しているというのは前週末に指摘しましたが、そのようなセンチメントのなかでトレンドが出始めるとやはり速いですね。COMEXでも結構菜勢いで買ってる輩がいるようです。
兎にも角にもイタリアに飛び火したユーロ債務危機に一定の改善、安定化の兆候が示されるまではFX市場でのユーロ安基調とともにゴールドの強含み推移は続きそうです。昨日の感じからすると、早晩1800ドル超えとなるのでしょう。とりあえず、1週間とかそういった超短期的タームではトレンドをフォローすべきと思います。
これまでにも指摘してきているように、バブル的に買われ始めている点には注意が必要ですが。
【In the near future, Italy sales Gold reserve assets??】
さて、イタリアの債務危機に対する懸念が本格化していますが、こういった状況のなか出て来たのが保有金準備の売却を勧める声。やはり、という感じがしますが独CDUなどからもこのような指摘がされているなどニュースになっていましたね。
イタリアは現在(11年10月時点)、2451.8トンの金準備を保有しており、これは欧州ではドイツに次ぎ2番目の金保有国となります。CBGA1-2の頃フランスは金準備の売却を進めた経緯がありますが、
追い込まれれば財源確保のため市中に売りに出される、ということもあるのでしょうか。
まぁ仮に実際に売られたとしても大したインパクトとはならない気がしますが、基本的に今年、来年は中央銀行はバイヤーサイドというのが市場コンセンサスとなっているだけに、これが覆ったときにどうなるか、ということがポイントでしょうね。
アップサイドのトレンドが加速してきました。昨日のNY市場では1795ドルを上回る場面もあり、ひょっとしたら1800ドル超えトライもあるんでは、という予想が現実のものとなりました。市場全体に強気が支配しているというのは前週末に指摘しましたが、そのようなセンチメントのなかでトレンドが出始めるとやはり速いですね。COMEXでも結構菜勢いで買ってる輩がいるようです。
兎にも角にもイタリアに飛び火したユーロ債務危機に一定の改善、安定化の兆候が示されるまではFX市場でのユーロ安基調とともにゴールドの強含み推移は続きそうです。昨日の感じからすると、早晩1800ドル超えとなるのでしょう。とりあえず、1週間とかそういった超短期的タームではトレンドをフォローすべきと思います。
これまでにも指摘してきているように、バブル的に買われ始めている点には注意が必要ですが。
【In the near future, Italy sales Gold reserve assets??】
さて、イタリアの債務危機に対する懸念が本格化していますが、こういった状況のなか出て来たのが保有金準備の売却を勧める声。やはり、という感じがしますが独CDUなどからもこのような指摘がされているなどニュースになっていましたね。
イタリアは現在(11年10月時点)、2451.8トンの金準備を保有しており、これは欧州ではドイツに次ぎ2番目の金保有国となります。CBGA1-2の頃フランスは金準備の売却を進めた経緯がありますが、
追い込まれれば財源確保のため市中に売りに出される、ということもあるのでしょうか。
まぁ仮に実際に売られたとしても大したインパクトとはならない気がしますが、基本的に今年、来年は中央銀行はバイヤーサイドというのが市場コンセンサスとなっているだけに、これが覆ったときにどうなるか、ということがポイントでしょうね。
2011年11月7日月曜日
Gold extending gain, focusing on Italian vote concern
ゴールド、上昇し1770ドル超え。
欧州不安が引き続き買い材料として指摘されていますが、アジア市場から買い気の強さが目立つ展開です。ベルルスコーニ伊首相の辞任が取り沙汰されてますが、どうなるでしょうか。とりあえず、この後数時間、このイベントを経過するまでは流れに変化はないと思われます。
市場の不安感の高まりを背景に買われる展開が続けば一気に1800ドル超えを試す可能性もあるかもしれないですね。ただ、注意しなければいけないのは急激な上昇は結果的にその後の修正幅を大きくするということですが・・・。
【Gold price in EUR could continue to rise??】
金価格の推移をたまには違う角度から見てみようということでユーロ建ての推移とドル建て推移の比較を示してみました。
欧州債務懸念が表面化した11年7月以降の両通貨建ての金価格の推移を見ると、以降ではユーロ建てのほうがドル建てよりも買われていることが分かります。通貨ユーロの大きな下落などがきっかけとなりましたが、最近もドル高ユーロ安基調にだいぶ修正が入ったにもかかわらず、ユーロ建ての強含み推移に大きな変化はないようです。
このまま市場の混乱が沈静化に向かい、且つユーロが売られるような展開となればユーロ建てでの最高値更新はドル建てよりも早いタイミングで、ということになるのでしょう。
果たしてそういったシナリオに沿った動きになるでしょうか。年末にかけてこういう動きもチェックしておきたいところです。
欧州不安が引き続き買い材料として指摘されていますが、アジア市場から買い気の強さが目立つ展開です。ベルルスコーニ伊首相の辞任が取り沙汰されてますが、どうなるでしょうか。とりあえず、この後数時間、このイベントを経過するまでは流れに変化はないと思われます。
市場の不安感の高まりを背景に買われる展開が続けば一気に1800ドル超えを試す可能性もあるかもしれないですね。ただ、注意しなければいけないのは急激な上昇は結果的にその後の修正幅を大きくするということですが・・・。
【Gold price in EUR could continue to rise??】
金価格の推移をたまには違う角度から見てみようということでユーロ建ての推移とドル建て推移の比較を示してみました。
欧州債務懸念が表面化した11年7月以降の両通貨建ての金価格の推移を見ると、以降ではユーロ建てのほうがドル建てよりも買われていることが分かります。通貨ユーロの大きな下落などがきっかけとなりましたが、最近もドル高ユーロ安基調にだいぶ修正が入ったにもかかわらず、ユーロ建ての強含み推移に大きな変化はないようです。
このまま市場の混乱が沈静化に向かい、且つユーロが売られるような展開となればユーロ建てでの最高値更新はドル建てよりも早いタイミングで、ということになるのでしょう。
果たしてそういったシナリオに沿った動きになるでしょうか。年末にかけてこういう動きもチェックしておきたいところです。
2011年11月5日土曜日
CFTC CoTR as of 1-Nov11
【CFTC CoTR as of 1-Nov 2011】
さて、今週のCFTC明細です。
COMEXではゴールドのネットロングがさらに増加。前週比約8%増で435.3トン。小幅にロングが増えて、ショートが減った格好で、ネットロングは9月20日時点以来、6週間ぶりの高水準となっています。
週後半もマーケットは底堅かったですし、来週の統計でもさらにこの傾向続くような気がします。後は18万枚付近でほとんど頭打ちの様相となっているロングポジションの積み増しがどのタイミングで再会するかを見ていきたいところですね。
また、COMEXシルバーもゴールド同様の動き。主要コモディティ市場が同様にショート解消によるネットロングの拡大となっていることからPGMも今週はネットロングが小幅ながら拡大しました。
さて、今週のCFTC明細です。
COMEXではゴールドのネットロングがさらに増加。前週比約8%増で435.3トン。小幅にロングが増えて、ショートが減った格好で、ネットロングは9月20日時点以来、6週間ぶりの高水準となっています。
週後半もマーケットは底堅かったですし、来週の統計でもさらにこの傾向続くような気がします。後は18万枚付近でほとんど頭打ちの様相となっているロングポジションの積み増しがどのタイミングで再会するかを見ていきたいところですね。
また、COMEXシルバーもゴールド同様の動き。主要コモディティ市場が同様にショート解消によるネットロングの拡大となっていることからPGMも今週はネットロングが小幅ながら拡大しました。
底堅い動き
ゴールド、ソブリン債危機収束の具体策がまとまらず市場全体に不安定ななかでも底堅い動きが目立ちます。米国の9月雇用統計は雇用市場の若干の改善を示したものの、NY市場はこれを材料視せず。株価下落、ユーロ安とリスク回避と捉えられる動きが続きましたが、ゴールドはこの動きには同調することなく引き続き1700ドル台半ばでの推移が続きました。
こういった市場環境ではやはり積極的に買い進む向きは有りませんでしたが、引き続きスタンスは維持でいいでしょう。大きく崩れるような場面ではありません。
ちなみにBloombergのサーベイによると、前週末までの調査32人で来週のゴールドが上昇すると予想した人数は28人。まぁトレンドが出始めているだけにこういう結果も「そりゃそうだ」という気もしますが、兎に角市場関係者の見方としては強気が支配的となっているということも一応念頭に置いておきたいところですね。ちなみに、言わずもがなですが個人的にはこのような見方をフォローする姿勢です。
It seen Gold traders more bullish as Europe's debt crisis, U.S. Economy spur demand for yellow- metal bets on gains. Twenty-eight of 32 people surveyed by Bloomberg expect Gold price to rise on the Comex in New York next week, the most since Oct. 14 and the second increase in a row.
How do you think? I anticipating Gold would go higher, market in an "Bullish" trend; I can point to that...
今週のCFTC明細はのちほど。
こういった市場環境ではやはり積極的に買い進む向きは有りませんでしたが、引き続きスタンスは維持でいいでしょう。大きく崩れるような場面ではありません。
ちなみにBloombergのサーベイによると、前週末までの調査32人で来週のゴールドが上昇すると予想した人数は28人。まぁトレンドが出始めているだけにこういう結果も「そりゃそうだ」という気もしますが、兎に角市場関係者の見方としては強気が支配的となっているということも一応念頭に置いておきたいところですね。ちなみに、言わずもがなですが個人的にはこのような見方をフォローする姿勢です。
It seen Gold traders more bullish as Europe's debt crisis, U.S. Economy spur demand for yellow- metal bets on gains. Twenty-eight of 32 people surveyed by Bloomberg expect Gold price to rise on the Comex in New York next week, the most since Oct. 14 and the second increase in a row.
How do you think? I anticipating Gold would go higher, market in an "Bullish" trend; I can point to that...
今週のCFTC明細はのちほど。
2011年11月4日金曜日
Gold little changes amid overshadowed Greece concern...
ゴールド、高値圏は維持するものの積極的に買い進む動きは少なく、ロンドン市場オープン後は小幅に下げる展開。現在1755ドル付近。
前日のNY市場からの底堅い流れを引き継いでアジア市場は小幅なレンジで取引されました。引き続きフィジカル系の買いは継続しているようですが、この水準では積極的な動きも見られません。
株価の上昇など市場は週末要因もあってやや持ち直しているように見えますが、やはり根本的に市場に影を落とす材料が払拭されない状況では、現在のゴールドの買われやすい地合いにも変化が及ぶことはないようです。
ロンドン市場はオープンからユーロ下落など域内景気やギリシャの動向に悲観的な見方が拡がるなかで弱気の動きが続いていますが、この後も引き続きゴールドは"押し目は買い"のスタンスでいいでしょう。
【Paulson’s Main Hedge Fund Gained 2.4% in Oct, Paring Loss for the Year】
さて、本稿でもたびたび取り上げているJohn Paulson氏率いるPaulson & Co. のおはなし。
ヘッドラインの通り、10月はメインファンドがプラス収支となったようです。 ただ、通年では40%オーバーでまだ負けているようですし、今年は厳しそうですね。
所謂ファンドの決算期を経過しました。前週後半マーケットが戻り基調だったことで気づかなかったのかもしれませんが、大きな解約等の動きはなかったように思われます。ジャストアイディアですが、金鉱株の推移とSPDRなどの資金動向の相関など、一度調べてみると面白いかもしれませんね。
Paulson’s main fund, the Advantage Plus Fund, gained 2.4% in October and climbed in all his strategies, according to an investor update obtained by Bloomberg News.
Paulson & Co., which is based in New York and manages $30 billion, which remains the largest shareholder in the SPDR Gold Trust, the biggest ETP backed by physical metal, according to an Aug., having the worst year of his career, reduced its year-to-date loss to 44 percent. The gold share class advanced 3.3 percent last month and declined 27 percent this year...
前日のNY市場からの底堅い流れを引き継いでアジア市場は小幅なレンジで取引されました。引き続きフィジカル系の買いは継続しているようですが、この水準では積極的な動きも見られません。
株価の上昇など市場は週末要因もあってやや持ち直しているように見えますが、やはり根本的に市場に影を落とす材料が払拭されない状況では、現在のゴールドの買われやすい地合いにも変化が及ぶことはないようです。
ロンドン市場はオープンからユーロ下落など域内景気やギリシャの動向に悲観的な見方が拡がるなかで弱気の動きが続いていますが、この後も引き続きゴールドは"押し目は買い"のスタンスでいいでしょう。
【Paulson’s Main Hedge Fund Gained 2.4% in Oct, Paring Loss for the Year】
さて、本稿でもたびたび取り上げているJohn Paulson氏率いるPaulson & Co. のおはなし。
ヘッドラインの通り、10月はメインファンドがプラス収支となったようです。 ただ、通年では40%オーバーでまだ負けているようですし、今年は厳しそうですね。
所謂ファンドの決算期を経過しました。前週後半マーケットが戻り基調だったことで気づかなかったのかもしれませんが、大きな解約等の動きはなかったように思われます。ジャストアイディアですが、金鉱株の推移とSPDRなどの資金動向の相関など、一度調べてみると面白いかもしれませんね。
Paulson’s main fund, the Advantage Plus Fund, gained 2.4% in October and climbed in all his strategies, according to an investor update obtained by Bloomberg News.
Paulson & Co., which is based in New York and manages $30 billion, which remains the largest shareholder in the SPDR Gold Trust, the biggest ETP backed by physical metal, according to an Aug., having the worst year of his career, reduced its year-to-date loss to 44 percent. The gold share class advanced 3.3 percent last month and declined 27 percent this year...
2011年11月3日木曜日
Gold extending higher, exceed to $1750/oz so easily...
ゴールド、ギリシャへの市場の関心が高まるなかで続伸。
アジア市場では序盤にやや売られたものの、その後は切り返し現在1755ドル付近。直近高値更新です。ECBの25bpの利下げ決定もこの場面では買い材料となったのでしょうか。
やはりアップサイドです。他コモディティも原油などが小幅に上昇していますが、こういった市場環境ではゴールド、買われやすい地合いといえそうです。この後のNY市場ではさらに上値試しの可能性もあるんではないでしょうか。ファンドの買いもあるようですが、その他の投資家の買いが大きい気がします。
【Gold Imports sharply decline in Oct., Istanbul Gold Exchange】
イスタンブール金取引所発表の10月の同国金輸入、前月から約60%減少し7490キロとなりました。
国際価格は過去2ヶ月から大きく下がったにもかかわらず、輸入は低調。
足許の金融市場の混乱を受けて年末にかけて持ち直すでしょうか。こういった動きにも一応注目。
アジア市場では序盤にやや売られたものの、その後は切り返し現在1755ドル付近。直近高値更新です。ECBの25bpの利下げ決定もこの場面では買い材料となったのでしょうか。
やはりアップサイドです。他コモディティも原油などが小幅に上昇していますが、こういった市場環境ではゴールド、買われやすい地合いといえそうです。この後のNY市場ではさらに上値試しの可能性もあるんではないでしょうか。ファンドの買いもあるようですが、その他の投資家の買いが大きい気がします。
【Gold Imports sharply decline in Oct., Istanbul Gold Exchange】
イスタンブール金取引所発表の10月の同国金輸入、前月から約60%減少し7490キロとなりました。
国際価格は過去2ヶ月から大きく下がったにもかかわらず、輸入は低調。
足許の金融市場の混乱を受けて年末にかけて持ち直すでしょうか。こういった動きにも一応注目。
Market sentiment remain unchange, safe-haven demand underpinned... Gold
ゴールド、NY市場は日中乱高下もクローズにかけては値を戻す展開。ただ、明けて3日のアジア市場では再び売られ、現在1725ドル付近で推移。
前日1700ドル割れ目前まで一時急落したゴールドですが、FOMC待ちの様相のなかでこの日のNY市場ではジリジリ値を上げ高値では1745ドルまでありました。ただ、一気の水準切り上げとはならず、
FOMC声明が発表された直後には追加金融緩和観測が高まったことなどから一時20ドル超急落し1720ドルレベルまで下げる場面もありました。
ただ、この水準からさらに売り込む向きは見られず、と相変わらず底堅さは維持しています。
株価はバーナンキ議長のコメントなどを好感しこの日は反発、ただ混乱の沈静化に向けた動きが強まるとの期待から買われているのでしょうか、米国債市場も続伸と思惑がまだ交錯しているような印象を受ける動きとなっています。
ゴールドは市場全体がこのような動きのなかでやはり決め手となる売り材料もないことから、一時的に下げたものの、その後は買い戻されています。やはり目先はよほどのネガティブ材料が出現しない限りダウンサイドは限定的と見るべきでないでしょうか。
明けて3日のマーケットは国内は祝日休場。アジア市場全般に株価軟調な流れもあり、やや売られていますが、市場のセンチメントが大きく変わらない限り、やはり大きく下押す展開となれば積極的に押し目を拾っていくべき局面となるでしょう。
ちなみに株価は前週後半から再び下げましたが、ゴールドETF市場では今週も市場への資金流入は継続しています。2日はiSharesが前営業日から1.17万オンス増。ZKBも前週末時点で前週比で28万オンス増となっていましたが、この勢いに足許では陰りは見えないようです。
【Daily metals volume declines in Oct.11: CME Group 】
さて、先日TOCOMの月間出来高が前月から大きく減少したということを指摘しましたが、この流れは世界共通だというお話です。
CMEグループがリリースしたレポートによると、COMEX、NYMEX上場の各種メタルのトータルで見た出来高(月間平均)は10月、30.3万枚と前年同期比14%減。9月の45.3万枚からも大きく減少しました。3ヶ月移動平均でのアベレージは42.9万枚。9月の45.4万枚から減少したものの、8月の41.1万枚は上回りました。
CME Group metals volume averaged 303,000 contracts per day in Oct11, down 14% compared to 351,000 the same period last year, the exchange operator reports. On a sequential basis, the Oct. volume was also down from the Sep. average of 453,000 contracts per day. Meanwhile, the rolling three-month average was 429,000 contracts per day for the period ending in Oct., down from 454,000 for the period ending at the end of Sep but up from 411,000 for the period ending with Aug.
いま本当に久々に統計を見て気づいたのですが、どうも最近、海外から多くの方が当ブログを訪問してくれているようです。嬉しい限りです。
前日1700ドル割れ目前まで一時急落したゴールドですが、FOMC待ちの様相のなかでこの日のNY市場ではジリジリ値を上げ高値では1745ドルまでありました。ただ、一気の水準切り上げとはならず、
FOMC声明が発表された直後には追加金融緩和観測が高まったことなどから一時20ドル超急落し1720ドルレベルまで下げる場面もありました。
ただ、この水準からさらに売り込む向きは見られず、と相変わらず底堅さは維持しています。
株価はバーナンキ議長のコメントなどを好感しこの日は反発、ただ混乱の沈静化に向けた動きが強まるとの期待から買われているのでしょうか、米国債市場も続伸と思惑がまだ交錯しているような印象を受ける動きとなっています。
ゴールドは市場全体がこのような動きのなかでやはり決め手となる売り材料もないことから、一時的に下げたものの、その後は買い戻されています。やはり目先はよほどのネガティブ材料が出現しない限りダウンサイドは限定的と見るべきでないでしょうか。
明けて3日のマーケットは国内は祝日休場。アジア市場全般に株価軟調な流れもあり、やや売られていますが、市場のセンチメントが大きく変わらない限り、やはり大きく下押す展開となれば積極的に押し目を拾っていくべき局面となるでしょう。
ちなみに株価は前週後半から再び下げましたが、ゴールドETF市場では今週も市場への資金流入は継続しています。2日はiSharesが前営業日から1.17万オンス増。ZKBも前週末時点で前週比で28万オンス増となっていましたが、この勢いに足許では陰りは見えないようです。
【Daily metals volume declines in Oct.11: CME Group 】
さて、先日TOCOMの月間出来高が前月から大きく減少したということを指摘しましたが、この流れは世界共通だというお話です。
CMEグループがリリースしたレポートによると、COMEX、NYMEX上場の各種メタルのトータルで見た出来高(月間平均)は10月、30.3万枚と前年同期比14%減。9月の45.3万枚からも大きく減少しました。3ヶ月移動平均でのアベレージは42.9万枚。9月の45.4万枚から減少したものの、8月の41.1万枚は上回りました。
CME Group metals volume averaged 303,000 contracts per day in Oct11, down 14% compared to 351,000 the same period last year, the exchange operator reports. On a sequential basis, the Oct. volume was also down from the Sep. average of 453,000 contracts per day. Meanwhile, the rolling three-month average was 429,000 contracts per day for the period ending in Oct., down from 454,000 for the period ending at the end of Sep but up from 411,000 for the period ending with Aug.
いま本当に久々に統計を見て気づいたのですが、どうも最近、海外から多くの方が当ブログを訪問してくれているようです。嬉しい限りです。
2011年11月2日水曜日
往って来いの展開
ゴールド、NY市場では序盤に一時1700ドルを割り込むもその後反発。再び1720ドル超え水準まで上昇。アジア市場でもこの流れは続き、現在1728ドル付近までさらに続伸しています。
結果的に昨日は往って来いの展開で、ポジションをホールドしていれば一喜一憂しながらも大きな痛手を被ることはなかったということのようです。
マーケットの波乱要因となったのは前日同様、ギリシャ救済案が混迷を深めているということ。欧州株が大きく下げて始まったことをきっかけにコモディティ市場でも広範に売りが出て、ゴールドはじり安の流れでNY市場オープン後には一時1700ドル割れもありました。
ただ、その水準でテクニカル要因からの売りが続かなかったこともあり、下げ止まった後は一転して反発。ドル指数の3営業日続伸など最近の流れのなかでは圧迫要因となりそうな材料が解消された訳ではなかったですが、午後にかけてはほぼ一本調子で値を戻す動きとなっています。
ユーロ圏の解決策が明確に修正されるようには見受けられないことから暫くは資金逃避的に米国債などが買いを集めるような展開は続く(少なくとも現時点では短期的に大きく売られるような事態は想定しづらい局面)ことが考えられます。
このようななかでゴールドは最近のリスク指向再開の流れがもし逆流した場合、どちらに付くのかがまだ不明瞭ですが、昨日のマーケットの動きを見る限り、よほどのセンチメント悪化がない限り現在の水準から大幅な下落はないのではないでしょうか。
引き続き押し目は買い、マーケット全体の動向を見極めつつポジション繰りを進めるべき局面だと考えています。
【U.S. Coin sales volume dropped in Oct, American Eagle Coins】
US Mintが公表している月間のコイン販売量、10月分が出てました。
10月のUSイーグル金貨の販売量は5万オンス、銀貨は306.4万オンスでした。
共に前月から減少、ゴールドは10年8月以来の低水準となっています。
一方、シルバーも3ヶ月ぶり低水準。相場が急落するなか、ETF市場などでは月間ベースで10月は資金の純流出となりましたが、こういった現物投資需要は依然根強いということが示されています。
年間ベースでも過去最高だった前年同期を25%以上も上回っており、記録更新は間違いないと思われます。
結果的に昨日は往って来いの展開で、ポジションをホールドしていれば一喜一憂しながらも大きな痛手を被ることはなかったということのようです。
マーケットの波乱要因となったのは前日同様、ギリシャ救済案が混迷を深めているということ。欧州株が大きく下げて始まったことをきっかけにコモディティ市場でも広範に売りが出て、ゴールドはじり安の流れでNY市場オープン後には一時1700ドル割れもありました。
ただ、その水準でテクニカル要因からの売りが続かなかったこともあり、下げ止まった後は一転して反発。ドル指数の3営業日続伸など最近の流れのなかでは圧迫要因となりそうな材料が解消された訳ではなかったですが、午後にかけてはほぼ一本調子で値を戻す動きとなっています。
ユーロ圏の解決策が明確に修正されるようには見受けられないことから暫くは資金逃避的に米国債などが買いを集めるような展開は続く(少なくとも現時点では短期的に大きく売られるような事態は想定しづらい局面)ことが考えられます。
このようななかでゴールドは最近のリスク指向再開の流れがもし逆流した場合、どちらに付くのかがまだ不明瞭ですが、昨日のマーケットの動きを見る限り、よほどのセンチメント悪化がない限り現在の水準から大幅な下落はないのではないでしょうか。
引き続き押し目は買い、マーケット全体の動向を見極めつつポジション繰りを進めるべき局面だと考えています。
【U.S. Coin sales volume dropped in Oct, American Eagle Coins】
US Mintが公表している月間のコイン販売量、10月分が出てました。
10月のUSイーグル金貨の販売量は5万オンス、銀貨は306.4万オンスでした。
共に前月から減少、ゴールドは10年8月以来の低水準となっています。
一方、シルバーも3ヶ月ぶり低水準。相場が急落するなか、ETF市場などでは月間ベースで10月は資金の純流出となりましたが、こういった現物投資需要は依然根強いということが示されています。
年間ベースでも過去最高だった前年同期を25%以上も上回っており、記録更新は間違いないと思われます。
2011年11月1日火曜日
10月は前月比6.3%上昇
ゴールド、株価急落でも急落は免れ1710ドル台で推移。
米国株は前週末までの楽観的な流れから一転し軟調な推移となりましたが、これを受けてゴールドが地合いをさらに軟化するには至らず。NY市場は1715ドル付近で始まった後、一時上昇する場目もあるなど10ドル程度の小幅レンジで取引されました。
昨日で10月の取引が終了しましたが、月間ベースでは6.3%の上昇だったそうです。
この動きが継続し今月も同程度上昇すると月末には1800ドルを回復している可能性もあるということですね。まぁ楽観的過ぎる気がしますが・・・。
引き続き欧州救済に関連する動きが市場の動向を大きく左右する状況は続いています。
過度の悲観論が台頭しない限り大崩れはないと考えていますが、一方的に右肩上がりの相場展開というのも見込み難い局面だということでしょう。
さてMFグローバルの破綻、規模としては金融機関の破綻として史上5番目だそうです。
大赤字を発表した後、GSに買収されるんじゃないか等々いろいろと噂が出てましたが、チャプターイレブン適用外ということで顧客資産を守るということではこの選択が最良なのでしょうきっと。
この後もコモディティ市場全体に影響を与えかねない材料だけに、今後の動向を注目する必要がありそうですね。
【Gold slower trade in TOCOM, Oct11】
前月のTOCOMの出来高推移です。
ゴールドは海外市場は上述のとおり6%超高と急落後の回復基調が鮮明となりましたが、ボラティリティの低下や為替相場の円高基調が相殺する形で値動きが小さくなったことから出来高は前月から大きく落ち込んでいます。
10月の月間出来高、ゴールドは124.8万枚(前月193.1万枚)、ミニ金は28.4万枚(同44.7万枚)となりました。一方、プラチナは値動きの大きさや割安・割高の動きが比較的顕著となったので前月から出来高は大きく増加、10月は前月比33%増の37.1万枚と3月以来の高水準。
果たして11月はどうなるでしょうか、活況であってほしいと願うばかりです。
米国株は前週末までの楽観的な流れから一転し軟調な推移となりましたが、これを受けてゴールドが地合いをさらに軟化するには至らず。NY市場は1715ドル付近で始まった後、一時上昇する場目もあるなど10ドル程度の小幅レンジで取引されました。
昨日で10月の取引が終了しましたが、月間ベースでは6.3%の上昇だったそうです。
この動きが継続し今月も同程度上昇すると月末には1800ドルを回復している可能性もあるということですね。まぁ楽観的過ぎる気がしますが・・・。
引き続き欧州救済に関連する動きが市場の動向を大きく左右する状況は続いています。
過度の悲観論が台頭しない限り大崩れはないと考えていますが、一方的に右肩上がりの相場展開というのも見込み難い局面だということでしょう。
さてMFグローバルの破綻、規模としては金融機関の破綻として史上5番目だそうです。
大赤字を発表した後、GSに買収されるんじゃないか等々いろいろと噂が出てましたが、チャプターイレブン適用外ということで顧客資産を守るということではこの選択が最良なのでしょうきっと。
この後もコモディティ市場全体に影響を与えかねない材料だけに、今後の動向を注目する必要がありそうですね。
【Gold slower trade in TOCOM, Oct11】
前月のTOCOMの出来高推移です。
ゴールドは海外市場は上述のとおり6%超高と急落後の回復基調が鮮明となりましたが、ボラティリティの低下や為替相場の円高基調が相殺する形で値動きが小さくなったことから出来高は前月から大きく落ち込んでいます。
10月の月間出来高、ゴールドは124.8万枚(前月193.1万枚)、ミニ金は28.4万枚(同44.7万枚)となりました。一方、プラチナは値動きの大きさや割安・割高の動きが比較的顕著となったので前月から出来高は大きく増加、10月は前月比33%増の37.1万枚と3月以来の高水準。
果たして11月はどうなるでしょうか、活況であってほしいと願うばかりです。
2011年10月31日月曜日
Buy on dips should be the smart way... for Gold
ゴールド、安値から切り返し1718ドル付近。
ロンドン市場、本日からサマータイム終了でスタートが遅くなりましたが、為替相場での円売り介入などの材料にも慌てて売り込む動きは少なく、1705ドル付近で下げ止まり確認後は押し目を買われる流れとなっています。
短期的な下げもこれにて一服、となるでしょうか。
今週も為替相場、金融市場全体の動向次第といった動きが続きそうですが欧州市場で株式市場は下げてますが売り込まれないところを見ると、NY市場でよほど大きくセンチメントが反転するような事態とならない限りFOMC等のイベントを経過するまではさらなる急落はないように思われます。
やはり押し目は買いでしょう。
【JPMorgan Gets Approval to Join Shanghai Gold Exchange】
今度はJPモルガンが上海金取引所の会員になったようです。本日取引所がステートメントを出してました。
前月からの対外プレミアム急騰などを見れば、各社が参入による商機(勝機)ありと見るのも当然なように思いますが、相変わらず中国市場を取り巻く環境は活発ですね。
国内も何とか盛り上がってほしいところですが、どうにかならないでしょうかね・・・。
ロンドン市場、本日からサマータイム終了でスタートが遅くなりましたが、為替相場での円売り介入などの材料にも慌てて売り込む動きは少なく、1705ドル付近で下げ止まり確認後は押し目を買われる流れとなっています。
短期的な下げもこれにて一服、となるでしょうか。
今週も為替相場、金融市場全体の動向次第といった動きが続きそうですが欧州市場で株式市場は下げてますが売り込まれないところを見ると、NY市場でよほど大きくセンチメントが反転するような事態とならない限りFOMC等のイベントを経過するまではさらなる急落はないように思われます。
やはり押し目は買いでしょう。
【JPMorgan Gets Approval to Join Shanghai Gold Exchange】
今度はJPモルガンが上海金取引所の会員になったようです。本日取引所がステートメントを出してました。
前月からの対外プレミアム急騰などを見れば、各社が参入による商機(勝機)ありと見るのも当然なように思いますが、相変わらず中国市場を取り巻く環境は活発ですね。
国内も何とか盛り上がってほしいところですが、どうにかならないでしょうかね・・・。
介入でTOCOMは活況に
ゴールド、週明けのアジア市場で急落。
色々材料はあるでしょうが、円売り介入でしょうね今のところ決め手材料は。
シドニーオープン後に75.35円付近までドル円は円高が進むなど相変わらず投機筋と見られる動きが活発でしたが、流石にこの水準は許容範囲ではなかったらしく単独で円売りの介入実施に踏み切ったようです。
TOCOMは序盤、最近同様にノロノロでしたが(スロートレードって日本語ではこういう表現でいいのでしょうか・・・)、介入実施の第一報を受けた直後から買われ、5分で100円超の上昇。ゴールドの下げに対し円が2円超の下落となったことで一瞬パニック気味の動きになりました。10時半過ぎに10分間で6000枚以上も出来高作りました。久々ですね、こういうの。
午後も為替相場は引き続き不安定でしょうし、これ次第の展開となるのでしょう。円安基調は一時的と思われますが、どの水準まで戻るのか見極めが難しい局面。
為替が落ち着けばゴールドの下げも一旦は収まりそうな気がしていますが、ドル円の下げがロンドンまで続くのかどうか等々、なかなか今日のアジア市場では新規にポジション取りづらいところだと思います。
あ、ちなみにロンドン市場はサマータイム明けでオープンが1時間遅くなります。ということでこの後もし一旦落ち着きを見せれば、その後再び動く可能性は16時前後からですかね。
色々材料はあるでしょうが、円売り介入でしょうね今のところ決め手材料は。
シドニーオープン後に75.35円付近までドル円は円高が進むなど相変わらず投機筋と見られる動きが活発でしたが、流石にこの水準は許容範囲ではなかったらしく単独で円売りの介入実施に踏み切ったようです。
TOCOMは序盤、最近同様にノロノロでしたが(スロートレードって日本語ではこういう表現でいいのでしょうか・・・)、介入実施の第一報を受けた直後から買われ、5分で100円超の上昇。ゴールドの下げに対し円が2円超の下落となったことで一瞬パニック気味の動きになりました。10時半過ぎに10分間で6000枚以上も出来高作りました。久々ですね、こういうの。
午後も為替相場は引き続き不安定でしょうし、これ次第の展開となるのでしょう。円安基調は一時的と思われますが、どの水準まで戻るのか見極めが難しい局面。
為替が落ち着けばゴールドの下げも一旦は収まりそうな気がしていますが、ドル円の下げがロンドンまで続くのかどうか等々、なかなか今日のアジア市場では新規にポジション取りづらいところだと思います。
あ、ちなみにロンドン市場はサマータイム明けでオープンが1時間遅くなります。ということでこの後もし一旦落ち着きを見せれば、その後再び動く可能性は16時前後からですかね。
2011年10月29日土曜日
Inflow of money to the Gold ETF market would continue...
さて、ゴールドETFの今週の動向についてです。
先日SPDRのフローについても確認しましたが、ここに来て資金流入ペースは加速しています。
特に買い材料が有るわけではないですが、リスク許容度の改善に伴いさらにヘッジニーズなどからこの動きが加速するかどうか11月の注目ポイントとなりそうですね。
Following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded products as of 28-Oct11 New York time: How do you think inflow of money to the Gold ETF market will continue next month??
先日SPDRのフローについても確認しましたが、ここに来て資金流入ペースは加速しています。
特に買い材料が有るわけではないですが、リスク許容度の改善に伴いさらにヘッジニーズなどからこの動きが加速するかどうか11月の注目ポイントとなりそうですね。
Following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded products as of 28-Oct11 New York time: How do you think inflow of money to the Gold ETF market will continue next month??
CFTC CoTR as of 25-Oct11
【CFTC CoTR as of 25-Oct11】
さて、今週のCFTC明細です。
COMEXゴールド、シルバーはファンド勢のネットロングが拡大。ゴールドのネットロングは前週比2.2%増、400トン台を回復しました。シルバーも同6.5%増となりました。
一方でプラチナ、パラジウムは共に前週比でファンド勢のネットロングは縮小、前週とは対照的な動きとなっていますね。特にパラジウムはまた大きく減っています。価格は大きく上昇していますが、先物以外の要因による部分が大きいということでしょうか。
これまで指摘してきているように、足許で見られる広範のコモディティ市場の上昇のなかでゴールド、シルバー市場でもファンドのロングが今後も増加していくことが考えられます。この傾向が続くならば過去の動きから見ればゴールド:シルバーのレシオは縮小方向に圧力に掛かるのでしょう、きっと。
さて、今週のCFTC明細です。
COMEXゴールド、シルバーはファンド勢のネットロングが拡大。ゴールドのネットロングは前週比2.2%増、400トン台を回復しました。シルバーも同6.5%増となりました。
一方でプラチナ、パラジウムは共に前週比でファンド勢のネットロングは縮小、前週とは対照的な動きとなっていますね。特にパラジウムはまた大きく減っています。価格は大きく上昇していますが、先物以外の要因による部分が大きいということでしょうか。
これまで指摘してきているように、足許で見られる広範のコモディティ市場の上昇のなかでゴールド、シルバー市場でもファンドのロングが今後も増加していくことが考えられます。この傾向が続くならば過去の動きから見ればゴールド:シルバーのレシオは縮小方向に圧力に掛かるのでしょう、きっと。
Gold little changed amid renewed Europe debt concern...
ゴールド、続伸とはならず全体的に小幅なレンジで売り買い交錯の展開。
行きすぎた楽観見通しの修正か、イタリアの入札が不調に終わったことをきっかけに過度の楽観論は後退、これをきっかけにNY市場でエネルギーなどのマーケットが下げたこともプレッシャーとなりゴールドも5営業日続伸とはなりませんでした。
ただ、COMEXオープン前にこの日の安値となる1735ドル付近まで下げた後は下げ渋り、後半はじり高の展開に。クローズでは1744ドル付近まで戻しています。
来週も引き続き欧州債務懸念を筆頭としたマーケット全体の動向に振らされることになりそうですね。過度に強気になるような材料もないですが、再び悲観論が市場を席巻するような展開とならない限り早期に大幅な調整が入る可能性は低いと考えています。引き続き積極的なポジション取りは大きく下押す局面での押し目拾いを中心に臨むべきでしょう。
ちなみにこの日のゴールドETFのフローですが、SPDRやiSharesに動きはありませんでしたが、ETF Secなどの残高が増加。トータルで5万オンス増となり、週間ベースでも35万オンス増と大幅な資金流入超となっています。来週以降もこの傾向が続くか、さらにペースが加速するかどうか注目となるでしょう。
【Japan Gold Export in Sep.11】
月末ということで貿易統計からゴールドの輸出動向についてです。
歴史的高値を更新した9月、もう随分前のことのように思われてしまいますが、引き続き国内からは大量のゴールドが海外に輸出されています。
上旬、下旬で全く異なるマーケットとなりましたが、もし急落がなければもっと大量に輸出されていたんでしょうね、きっと。そういう意味でも来月発表される今月の数字は興味深いと思います。
9月の未加工品の輸出量は08年3月以来の高水準だった8月を上回り、およそ17.92トンでした。
行きすぎた楽観見通しの修正か、イタリアの入札が不調に終わったことをきっかけに過度の楽観論は後退、これをきっかけにNY市場でエネルギーなどのマーケットが下げたこともプレッシャーとなりゴールドも5営業日続伸とはなりませんでした。
ただ、COMEXオープン前にこの日の安値となる1735ドル付近まで下げた後は下げ渋り、後半はじり高の展開に。クローズでは1744ドル付近まで戻しています。
来週も引き続き欧州債務懸念を筆頭としたマーケット全体の動向に振らされることになりそうですね。過度に強気になるような材料もないですが、再び悲観論が市場を席巻するような展開とならない限り早期に大幅な調整が入る可能性は低いと考えています。引き続き積極的なポジション取りは大きく下押す局面での押し目拾いを中心に臨むべきでしょう。
ちなみにこの日のゴールドETFのフローですが、SPDRやiSharesに動きはありませんでしたが、ETF Secなどの残高が増加。トータルで5万オンス増となり、週間ベースでも35万オンス増と大幅な資金流入超となっています。来週以降もこの傾向が続くか、さらにペースが加速するかどうか注目となるでしょう。
【Japan Gold Export in Sep.11】
月末ということで貿易統計からゴールドの輸出動向についてです。
歴史的高値を更新した9月、もう随分前のことのように思われてしまいますが、引き続き国内からは大量のゴールドが海外に輸出されています。
上旬、下旬で全く異なるマーケットとなりましたが、もし急落がなければもっと大量に輸出されていたんでしょうね、きっと。そういう意味でも来月発表される今月の数字は興味深いと思います。
9月の未加工品の輸出量は08年3月以来の高水準だった8月を上回り、およそ17.92トンでした。
2011年10月28日金曜日
Gold come back to $1750 level
ゴールド、続伸し1750ドル目前まで上昇。
欧州首脳がEFSFの融資能力拡大で合意に達したことが好感され為替相場ではユーロ高が加速、これをきっかけにNY市場ではゴールドも買い圧力が強まりました。この日は序盤から一本調子の上昇相場で1時間ごとに5ドル刻みでレンジが切り上がるような展開、終盤も米国株の堅調な流れなどを好感して戻りを売られることなく推移しました。
とりあえずは他コモディティ市場同様にリスク選好の流れのなかで広範にゴールドも買われるようです。ただ、注意しておかなければならないのは、こういった上昇はリスク回避の動きが強まった際には調整幅を大きくするということ。1600ドル台半ばからの上昇ペースが急だということで、再び短期的に下げる場面が合った際にはこの水準までテクニカル無視で下げる可能性があることは念頭に置くべきでしょう。
ゴールドETFはこの日は過去2営業日で急増していたSPDRが1.5万オンスとやや減ったものの、iSharesが1.27万オンス増でほぼ相殺。全体では0.5万オンス(≒約150キロ)と小幅に市場から資金が流出していました。
まぁ兎にも角にもマーケットは楽観的な機運が高まっているということで明るい週末を迎えられるんではないでしょうか。明けて28日のアジア市場でもゴールド、引き続き底堅い動きとなっています。中国系の買いはまだ続いている模様ですが、現物・フィジカル系の買い意欲がこの水準でさらに続くかどうかが、アジア市場での見所でしょう。
【Barclay's Gold and Silver outlook】
久々にバークレイズのSuki Cooper女史がBloombergに出ているのを見かけました。
ご参考まで。
欧州首脳がEFSFの融資能力拡大で合意に達したことが好感され為替相場ではユーロ高が加速、これをきっかけにNY市場ではゴールドも買い圧力が強まりました。この日は序盤から一本調子の上昇相場で1時間ごとに5ドル刻みでレンジが切り上がるような展開、終盤も米国株の堅調な流れなどを好感して戻りを売られることなく推移しました。
とりあえずは他コモディティ市場同様にリスク選好の流れのなかで広範にゴールドも買われるようです。ただ、注意しておかなければならないのは、こういった上昇はリスク回避の動きが強まった際には調整幅を大きくするということ。1600ドル台半ばからの上昇ペースが急だということで、再び短期的に下げる場面が合った際にはこの水準までテクニカル無視で下げる可能性があることは念頭に置くべきでしょう。
ゴールドETFはこの日は過去2営業日で急増していたSPDRが1.5万オンスとやや減ったものの、iSharesが1.27万オンス増でほぼ相殺。全体では0.5万オンス(≒約150キロ)と小幅に市場から資金が流出していました。
まぁ兎にも角にもマーケットは楽観的な機運が高まっているということで明るい週末を迎えられるんではないでしょうか。明けて28日のアジア市場でもゴールド、引き続き底堅い動きとなっています。中国系の買いはまだ続いている模様ですが、現物・フィジカル系の買い意欲がこの水準でさらに続くかどうかが、アジア市場での見所でしょう。
【Barclay's Gold and Silver outlook】
久々にバークレイズのSuki Cooper女史がBloombergに出ているのを見かけました。
ご参考まで。
2011年10月27日木曜日
Gold extending higher 4 days...
ゴールド、続伸し1725ドル付近まで上昇。1ヶ月ぶり高値水準。
EU首脳が域内銀行の資本力増強計画で合意を発表したことに反応し、為替相場でのユーロ安の流れが止んだことや、引き続き他コモディティ市場が堅調なことが好感された模様のなかでNY市場は確り。再びテクニカル的にも買いが入りやすいという指摘も聞かれ始めるなかでジリジリと値を上げ終盤に高値を記録するという強気の流れとなりました。
特段、新たな買い材料がないという状況は前週以降変わっていないですが、最近の動きを見ると潮目の変化という意味では確実にあったと見てよいかもしれないですね。
明けてアジア市場も底堅い動き。やはり10ドル程度上がって帰ってきても戻りを売り込む向きは限られるようです。裏を返せば先高期待、依然強いようです。
テクニカル的には1730ドルを抜けるとさらに30-40ドル程度のレベルで水準切り上げに向けた動きが強まるかもしれない局面、短期的にこういった動向がフォーカスされるかどうかに注目です。
【Gold-Buying Stores Aided by Crisis, Face Opposition】
そういえば、Bloombergに面白い記事が出てました。
日本語にも翻訳されていたのでご紹介。
「金の買い取り店、米国で急増」、出店申請却下する地域もあるらしいです。
日本もそうですが儲かるんですね、このビジネス。我が家の近所でもここ数年、異業種と思えるようなお店が"金・プラチナ買い取ります"といったのぼりを出して買い取りやってるところ急に増えましたし。
みんな意外にゴールド保有してるんですよね、こうやって思うと。
商流等々、機会があれば書いてみようかな。意外とみんなよく知らないでしょうし。
EU首脳が域内銀行の資本力増強計画で合意を発表したことに反応し、為替相場でのユーロ安の流れが止んだことや、引き続き他コモディティ市場が堅調なことが好感された模様のなかでNY市場は確り。再びテクニカル的にも買いが入りやすいという指摘も聞かれ始めるなかでジリジリと値を上げ終盤に高値を記録するという強気の流れとなりました。
特段、新たな買い材料がないという状況は前週以降変わっていないですが、最近の動きを見ると潮目の変化という意味では確実にあったと見てよいかもしれないですね。
明けてアジア市場も底堅い動き。やはり10ドル程度上がって帰ってきても戻りを売り込む向きは限られるようです。裏を返せば先高期待、依然強いようです。
テクニカル的には1730ドルを抜けるとさらに30-40ドル程度のレベルで水準切り上げに向けた動きが強まるかもしれない局面、短期的にこういった動向がフォーカスされるかどうかに注目です。
【Gold-Buying Stores Aided by Crisis, Face Opposition】
そういえば、Bloombergに面白い記事が出てました。
日本語にも翻訳されていたのでご紹介。
「金の買い取り店、米国で急増」、出店申請却下する地域もあるらしいです。
日本もそうですが儲かるんですね、このビジネス。我が家の近所でもここ数年、異業種と思えるようなお店が"金・プラチナ買い取ります"といったのぼりを出して買い取りやってるところ急に増えましたし。
みんな意外にゴールド保有してるんですよね、こうやって思うと。
商流等々、機会があれば書いてみようかな。意外とみんなよく知らないでしょうし。
2011年10月26日水曜日
Gold continue eyes financial market...
ゴールド、アジア市場で一時騰勢強めるも高値維持できず。一時1700ドル付近まで下げる場面も。
アジア市場ではそこまで取引量が膨らんだ訳ではないですが、直近の高値を超えたこともマインド回復に繋がったか買いが続き一時1720ドル手前まで上昇する場面がありましたが、その後は積極的に買い進む向きはなくジリジリと下げ始めると、NYオープン前には再び1700ドル付近まで下げる場面もありました。
ただ、株価は先物が上昇していることや欧州会合に対する期待感などもあるようで、1700ドル割れとはならず。その後は再び買われ1715ドル付近まで切り返しています。
今日も金融市場全体の方向性次第の展開でしょう。やや買われやすいセンチメントになって来ているとは思いますが、まだ過度に強気になれるような局面でもありません。引き続き押し目は買い、というスタンスで行きたいところでしょう。
【Gold holdings by SPDR Gold Trust】
さて、ゴールドETFの残高が増えているということでSPDRの残高推移を見ていこうと思います。
今さら説明不要でしょうが、御存知の通り世界最大のゴールドETFであるこちら。やはり規模が大きいということで動きもダイナミックです。
来月あたり四半期ごとの保有状況が発表されるでしょうが、6月末時点で最大の保有者であったポールソンなどが9月末までの3ヶ月にポジションを動かしているのか等々、年末にかけても興味深く見ていきたいところです。
アジア市場ではそこまで取引量が膨らんだ訳ではないですが、直近の高値を超えたこともマインド回復に繋がったか買いが続き一時1720ドル手前まで上昇する場面がありましたが、その後は積極的に買い進む向きはなくジリジリと下げ始めると、NYオープン前には再び1700ドル付近まで下げる場面もありました。
ただ、株価は先物が上昇していることや欧州会合に対する期待感などもあるようで、1700ドル割れとはならず。その後は再び買われ1715ドル付近まで切り返しています。
今日も金融市場全体の方向性次第の展開でしょう。やや買われやすいセンチメントになって来ているとは思いますが、まだ過度に強気になれるような局面でもありません。引き続き押し目は買い、というスタンスで行きたいところでしょう。
【Gold holdings by SPDR Gold Trust】
さて、ゴールドETFの残高が増えているということでSPDRの残高推移を見ていこうと思います。
今さら説明不要でしょうが、御存知の通り世界最大のゴールドETFであるこちら。やはり規模が大きいということで動きもダイナミックです。
来月あたり四半期ごとの保有状況が発表されるでしょうが、6月末時点で最大の保有者であったポールソンなどが9月末までの3ヶ月にポジションを動かしているのか等々、年末にかけても興味深く見ていきたいところです。
Break through up it?
ゴールド、続伸。NY市場では終盤1700ドル超えまでありました。
特に新たな材料があったわけではないですが、引き続き欧州の債務懸念後退が続くかと思われましたが、この日は欧州サミットへの不透明感が台頭。さらにカンファレンスボードの消費者信頼感指数の低下などが嫌気された格好で株価は下落。来週のFOMCでの追加金融緩和期待などもあり為替相場ではドル安基調が続いていますが、再び質への逃避的な動きが見られたことでゴールドも買い安心感が拡がった格好のようです。他コモディティ市場が比較的堅調だったことも買い安心感につながったといえそうですね。
そんな訳で、オープンからほぼ一本調子の上昇で、午後にはスポットベースでも1700ドルを回復。一応直近のレンジ上限、レジスタンスを上抜きました。ただ、ここ数週間の動向を振り返ってもゴールドETF市場への資金流入は徐々に加速し始めているものの、今後さらに一段の上昇については現時点では懐疑的に見ていくべきではないでしょうか。
明けて26日のアジア市場でもこれまでのところ積極的な買いは見られないようですし・・・。
ちなみに昨日のゴールドETF市場、SPDRが前日に続きまた大幅な残高増となっています。10.59トン増、2営業日で16トン増。ここまでの規模になるとやはり効きますね。
【Price deffence between TOCOM Gold 1st and 6th contracts】
さて、金融市場全体を揺るがす欧州債務懸念に関し、引き続き動向を注視していかなければならないものの徐々に着地点が見え始めているとの見方が拡がり始めていると思われることから、こんなところもたまには見てみたいと思います。
最近まったく目立った動きのないTOCOMですが、リーマンショック直前からの当限(1st)と先限(6th)の価格差の推移です。
過去市場が混乱に陥った際にこのスプレッドは大きく動きました。
TOCOMのゴールドの価格決定に及ぼす影響として、海外市場の価格動向が勿論大きいのですが、それに加えて金利という要因があります。
ドルの調達コストが急激に上がったリーマンショック直後に当限が”火を噴いた”という過去の動きに比べれば今回の動きは明らかに小さなものだということがわかります。
いうまでもなく、フォワードカーブはドル建てゴールドの動向以外に、ドル円の金利も加味しなければならないためCOMEXのサヤ形成と同様の動きには基本的にならないものです。
09年以降、円建てベースのゴールドスワップがそれ以前と比べて低下安定していることや、TOCOM独自の要因としてコンビネーション・オーダーの採用によってスプレッド取引が活発となったことで大きなサヤ変化の動きはなくなりましたが、この期間を見ても当限が先限価格を上回る局面はやはりその後の修正を考えれば”仕込み時”なのかもしれません。
まぁ当限の納会日などを考えるとあまり勧められるトレードではないと思いますが・・・。
特に新たな材料があったわけではないですが、引き続き欧州の債務懸念後退が続くかと思われましたが、この日は欧州サミットへの不透明感が台頭。さらにカンファレンスボードの消費者信頼感指数の低下などが嫌気された格好で株価は下落。来週のFOMCでの追加金融緩和期待などもあり為替相場ではドル安基調が続いていますが、再び質への逃避的な動きが見られたことでゴールドも買い安心感が拡がった格好のようです。他コモディティ市場が比較的堅調だったことも買い安心感につながったといえそうですね。
そんな訳で、オープンからほぼ一本調子の上昇で、午後にはスポットベースでも1700ドルを回復。一応直近のレンジ上限、レジスタンスを上抜きました。ただ、ここ数週間の動向を振り返ってもゴールドETF市場への資金流入は徐々に加速し始めているものの、今後さらに一段の上昇については現時点では懐疑的に見ていくべきではないでしょうか。
明けて26日のアジア市場でもこれまでのところ積極的な買いは見られないようですし・・・。
ちなみに昨日のゴールドETF市場、SPDRが前日に続きまた大幅な残高増となっています。10.59トン増、2営業日で16トン増。ここまでの規模になるとやはり効きますね。
【Price deffence between TOCOM Gold 1st and 6th contracts】
さて、金融市場全体を揺るがす欧州債務懸念に関し、引き続き動向を注視していかなければならないものの徐々に着地点が見え始めているとの見方が拡がり始めていると思われることから、こんなところもたまには見てみたいと思います。
最近まったく目立った動きのないTOCOMですが、リーマンショック直前からの当限(1st)と先限(6th)の価格差の推移です。
過去市場が混乱に陥った際にこのスプレッドは大きく動きました。
TOCOMのゴールドの価格決定に及ぼす影響として、海外市場の価格動向が勿論大きいのですが、それに加えて金利という要因があります。
ドルの調達コストが急激に上がったリーマンショック直後に当限が”火を噴いた”という過去の動きに比べれば今回の動きは明らかに小さなものだということがわかります。
いうまでもなく、フォワードカーブはドル建てゴールドの動向以外に、ドル円の金利も加味しなければならないためCOMEXのサヤ形成と同様の動きには基本的にならないものです。
09年以降、円建てベースのゴールドスワップがそれ以前と比べて低下安定していることや、TOCOM独自の要因としてコンビネーション・オーダーの採用によってスプレッド取引が活発となったことで大きなサヤ変化の動きはなくなりましたが、この期間を見ても当限が先限価格を上回る局面はやはりその後の修正を考えれば”仕込み時”なのかもしれません。
まぁ当限の納会日などを考えるとあまり勧められるトレードではないと思いますが・・・。
2011年10月25日火曜日
小動き、小動き・・・
ゴールド、小幅な値動きで1650ドル台での推移が続いています。
中国PMIの上昇や欧州債務懸念の後退観測が引き続き追い風となりコモディティ市場はエネルギーやベースメタルが今後の需要増加期待から続伸する展開となりましたが、ゴールドはこの動きに追随することが出来ませんでした。
一方でパラジウム、だいぶ戻ってきましたね。PGMはやはり工業用需要が意識されているか、大幅に上昇しているのとは対照的な動きとなっています。中国・上海市場のプラチナの取引量は9月末に比べ落ちついていますが、暫くはPGMがゴールド、シルバーに対して強含み推移する流れが続くかもしれません。
ゴールドETF市場ではSPDRが昨日は6トン増加していました。前週末にも書きましたが、今後もこのような動きがさらに加速するかどうかがゴールドが本格的に戻り基調入り出来るかどうかのポイントになると考えています。
明けて25日のマーケットですが、アジア市場は今日も穏やかな展開。この後もあまり大きく動きそうにないですね。
TOCOMも材料なく今日も海外市場をフォローするだけの流れでしょうか。アジア市場に限り為替相場が動いてくれれば、と思いますが、そんな調子いいことないですかねぇ・・・(笑)
中国PMIの上昇や欧州債務懸念の後退観測が引き続き追い風となりコモディティ市場はエネルギーやベースメタルが今後の需要増加期待から続伸する展開となりましたが、ゴールドはこの動きに追随することが出来ませんでした。
一方でパラジウム、だいぶ戻ってきましたね。PGMはやはり工業用需要が意識されているか、大幅に上昇しているのとは対照的な動きとなっています。中国・上海市場のプラチナの取引量は9月末に比べ落ちついていますが、暫くはPGMがゴールド、シルバーに対して強含み推移する流れが続くかもしれません。
ゴールドETF市場ではSPDRが昨日は6トン増加していました。前週末にも書きましたが、今後もこのような動きがさらに加速するかどうかがゴールドが本格的に戻り基調入り出来るかどうかのポイントになると考えています。
明けて25日のマーケットですが、アジア市場は今日も穏やかな展開。この後もあまり大きく動きそうにないですね。
TOCOMも材料なく今日も海外市場をフォローするだけの流れでしょうか。アジア市場に限り為替相場が動いてくれれば、と思いますが、そんな調子いいことないですかねぇ・・・(笑)
2011年10月24日月曜日
短期的なテーマは楽観論が支配的となるかどうか
ゴールド、週明けのアジア、欧州市場では底堅く推移、ただいま1655ドル付近で取引されています。
兎にも角にも注目は欧州市場の動向。今後の市場の安定化に向けて楽観的な見方が支配的になるかどうかが目先のポイントです。一進一退といった動きが暫く続く可能性がありますが、前週末からの良い流れを継続し、株価続伸となるでしょうか。
基本的に大きく下げる場面では押し目を拾い、あとはbuy-holdみたいなスタンスで良い局面であると思いますが、円高に対する介入の可能性など不測の事態というか余計な波乱要因が一時的にゴールド市場にも影響を及ぼす可能性もあるだけに、先ずはこの後のNY市場の動向をよく見ていきたいところです。
アジアのゴールド現物需要ということでは、既に以前より指摘されてきましたがインドの今月のゴールド輸入について、ムンバイゴールドアソシエーションの関係者コメントして前年度のレベルを30%近く下回る70-80メトリックトン程度になるだろうという見通しが出ていましたね。
さて、年末にかけてはどうでしょうか、同国のシルバー輸入が10-12月期には前年比50%増の250-300トンレベルまで増加するという見通しも出てましたが、果たして…。今後の動向は興味深いところでしょう。
兎にも角にも注目は欧州市場の動向。今後の市場の安定化に向けて楽観的な見方が支配的になるかどうかが目先のポイントです。一進一退といった動きが暫く続く可能性がありますが、前週末からの良い流れを継続し、株価続伸となるでしょうか。
基本的に大きく下げる場面では押し目を拾い、あとはbuy-holdみたいなスタンスで良い局面であると思いますが、円高に対する介入の可能性など不測の事態というか余計な波乱要因が一時的にゴールド市場にも影響を及ぼす可能性もあるだけに、先ずはこの後のNY市場の動向をよく見ていきたいところです。
アジアのゴールド現物需要ということでは、既に以前より指摘されてきましたがインドの今月のゴールド輸入について、ムンバイゴールドアソシエーションの関係者コメントして前年度のレベルを30%近く下回る70-80メトリックトン程度になるだろうという見通しが出ていましたね。
さて、年末にかけてはどうでしょうか、同国のシルバー輸入が10-12月期には前年比50%増の250-300トンレベルまで増加するという見通しも出てましたが、果たして…。今後の動向は興味深いところでしょう。
2011年10月22日土曜日
CFTC CoTR as of 18-Oct11
【CFTC CoTR as of 18-Oct11】
さて今週のCFTC明細です。
COMEXゴールド、またファンド勢のネットロングが縮小しています。前週比5.6%減の394.9トン。ロングが減って、ショートが増えたということで弱気のポジション繰りが進んだ、ということでしょう。
マネージドマネーのポジションもロングが同1.1%の減少となっています。
シルバーもゴールド同様の感じですね。取組高は10万枚を回復していますが、ファンドのネットロングは前週比マイナス、07年9月以来の低水準までネットロングの規模は縮小しています。
一方、PGMは他コモディティが比較的堅調だったこともあり、これに追随する動きが強かったことを示すようにゴールド、シルバーとは対照的にファンドのポジションはロングはさほど増えていないものの、ネットベースではショートが減ったことでロング拡大となっています。
さて今週のCFTC明細です。
COMEXゴールド、またファンド勢のネットロングが縮小しています。前週比5.6%減の394.9トン。ロングが減って、ショートが増えたということで弱気のポジション繰りが進んだ、ということでしょう。
マネージドマネーのポジションもロングが同1.1%の減少となっています。
シルバーもゴールド同様の感じですね。取組高は10万枚を回復していますが、ファンドのネットロングは前週比マイナス、07年9月以来の低水準までネットロングの規模は縮小しています。
一方、PGMは他コモディティが比較的堅調だったこともあり、これに追随する動きが強かったことを示すようにゴールド、シルバーとは対照的にファンドのポジションはロングはさほど増えていないものの、ネットベースではショートが減ったことでロング拡大となっています。
底堅い、でも方向感はない動き
ゴールド、1640ドル台で底堅い動き。
NY市場、ユーロ圏の債務懸念の解決期待から株価急伸、ユーロ上昇とリスク姿勢が強まるなかでゴールドは大きな動きなく推移しました。上下10ドル程度のレンジ幅で取引されており、決め手を欠く状況に変化はないものの、やはり悪材料的な要素が出尽くした感があることから大きく崩れそうにはないですね。徐々に低下傾向にあるとはいえ、まだボラティリティが大きいことから暫くは急落、急騰といった荒っぽい値動きが続く可能性はあるものの、やはりこの水準から下げる場面では、「押し目は買い」というスタンスは維持でしょう。
【Gold hodings by Exchange-Traded Products】
今週のゴールドETFのポジション推移。フローとしては流入超となっています。
この流れが加速するかどうか、注目していきたいですね。
Following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded products as of 21-Oct2011.
NY市場、ユーロ圏の債務懸念の解決期待から株価急伸、ユーロ上昇とリスク姿勢が強まるなかでゴールドは大きな動きなく推移しました。上下10ドル程度のレンジ幅で取引されており、決め手を欠く状況に変化はないものの、やはり悪材料的な要素が出尽くした感があることから大きく崩れそうにはないですね。徐々に低下傾向にあるとはいえ、まだボラティリティが大きいことから暫くは急落、急騰といった荒っぽい値動きが続く可能性はあるものの、やはりこの水準から下げる場面では、「押し目は買い」というスタンスは維持でしょう。
【Gold hodings by Exchange-Traded Products】
今週のゴールドETFのポジション推移。フローとしては流入超となっています。
この流れが加速するかどうか、注目していきたいですね。
Following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded products as of 21-Oct2011.
2011年10月21日金曜日
1600ドル割れ回避
ゴールド、急落も1600ドル割れ回避からクローズにかけ値を戻す展開。
NY市場は再び欧州債務懸念からのコモディティ安を受けゴールドにも売り圧力が掛かる流れとなりました。一旦は直近安値割れから下げ足を加速し、午前中には1600ドル割れを試す場面があったものの、同水準では下値をサポートされています。
特に大きなオーダーが控えていた訳ではないようですが、心理的な節目の水準ということでここを維持できたのが昨日に関しては大きいように思われます。
再び方向性に不透明感が拡がり始めたことで、"Gold currently in a ‘difficult position" といった指摘も聞かれ始めました。
ファンドの決算期を前に所謂「お化粧買い」と言われるような買いが来週にかけてあるのか、それともさらに売られる展開となるか、今週、来週の動きは市場全体の動向と合わせこれが注目となりそうですね。
【is Funds really like it?】
さて、ファンドの決算期に差し掛かっているということでCOMEXゴールド市場における過去のマネージドマネーの10月前後のネットロングがどう動いたかということを調べてみました。
基準を9月と10月の第1週で見てみましたが、特に目立った傾向はないですね。
強いて挙げるとすれば10月基準で見た場合、過去5年ではその後数週間で大きなポジションの増加がない、ということでしょうか。
NY市場は再び欧州債務懸念からのコモディティ安を受けゴールドにも売り圧力が掛かる流れとなりました。一旦は直近安値割れから下げ足を加速し、午前中には1600ドル割れを試す場面があったものの、同水準では下値をサポートされています。
特に大きなオーダーが控えていた訳ではないようですが、心理的な節目の水準ということでここを維持できたのが昨日に関しては大きいように思われます。
再び方向性に不透明感が拡がり始めたことで、"Gold currently in a ‘difficult position" といった指摘も聞かれ始めました。
ファンドの決算期を前に所謂「お化粧買い」と言われるような買いが来週にかけてあるのか、それともさらに売られる展開となるか、今週、来週の動きは市場全体の動向と合わせこれが注目となりそうですね。
【is Funds really like it?】
さて、ファンドの決算期に差し掛かっているということでCOMEXゴールド市場における過去のマネージドマネーの10月前後のネットロングがどう動いたかということを調べてみました。
基準を9月と10月の第1週で見てみましたが、特に目立った傾向はないですね。
強いて挙げるとすれば10月基準で見た場合、過去5年ではその後数週間で大きなポジションの増加がない、ということでしょうか。
2011年10月19日水曜日
また下落…
ゴールド、また下落。じり安で推移し、現在1654ドル付近。一時は1650ドル割れもありました。
特に決め手となるような材料はなかったですが、為替相場でしょうか。ユーロが独・仏が欧州の救済基金を4倍にすることを支持しているとの報を手がかりにロンドン市場で小幅に上昇していることなどがゴールドへのプレッシャーとなっているように思われます。アジア市場は引き続き現物絡みの需要もあるようでした。ベトナム・ドン下落で同国の金需要がさらに強まるのではないか、といった見方もまた出て来ているようです。
日替り材料で、強弱材料どちらに付くか不安定な状況が続いていますが、やはりリスク許容姿勢が後退する局面では売りが出やすいのは確かなようです。基調が大きく崩れることが想定づらい以上、シナリオ的には大きく下押す局面があれば好機到来と考えられますが、果たしてこの後のNY市場ではどうなるでしょうか。
【BHP Billition Quarterly Production report 】
さて、たまには鉱山会社の生産動向にも触れてみます。
世界最大の鉱山会社、御存知BHPビリトンです。今日11年7-9月のプロダクションレポートを発表してました。
それによると、鉄鉱石生産量は過去最高を記録。アジアの鉄鋼メーカーからの需要に加え、保有するオーストラリア国内鉱山の拡張が寄与したとのことです。
一方、メタルは軒並み減産、ベースメタルはカッパーは前年同期比24%減のほか、鉛・亜鉛も同20%以上のマイナスと大きく落ち込みました。
また、プレシャスメタルもカッパー同様にEscondida鉱山の減産がもろに影響し、こちらも前年比ベースでは大きく減少しています。ゴールドは3万9439オンスで同20%減(Escondida鉱山のBHP権益分は同55%減の1.1万オンス)、シルバーも915.1万オンスで同25%減となりました。
こういった基本的な需給ファンダメンタルズ、市場の価格決定に短期的に大きなインパクトを与える可能性は極めて低いと思いますが、いちおう知っておきたい情報ですね。
特に決め手となるような材料はなかったですが、為替相場でしょうか。ユーロが独・仏が欧州の救済基金を4倍にすることを支持しているとの報を手がかりにロンドン市場で小幅に上昇していることなどがゴールドへのプレッシャーとなっているように思われます。アジア市場は引き続き現物絡みの需要もあるようでした。ベトナム・ドン下落で同国の金需要がさらに強まるのではないか、といった見方もまた出て来ているようです。
日替り材料で、強弱材料どちらに付くか不安定な状況が続いていますが、やはりリスク許容姿勢が後退する局面では売りが出やすいのは確かなようです。基調が大きく崩れることが想定づらい以上、シナリオ的には大きく下押す局面があれば好機到来と考えられますが、果たしてこの後のNY市場ではどうなるでしょうか。
【BHP Billition Quarterly Production report 】
さて、たまには鉱山会社の生産動向にも触れてみます。
世界最大の鉱山会社、御存知BHPビリトンです。今日11年7-9月のプロダクションレポートを発表してました。
それによると、鉄鉱石生産量は過去最高を記録。アジアの鉄鋼メーカーからの需要に加え、保有するオーストラリア国内鉱山の拡張が寄与したとのことです。
一方、メタルは軒並み減産、ベースメタルはカッパーは前年同期比24%減のほか、鉛・亜鉛も同20%以上のマイナスと大きく落ち込みました。
また、プレシャスメタルもカッパー同様にEscondida鉱山の減産がもろに影響し、こちらも前年比ベースでは大きく減少しています。ゴールドは3万9439オンスで同20%減(Escondida鉱山のBHP権益分は同55%減の1.1万オンス)、シルバーも915.1万オンスで同25%減となりました。
こういった基本的な需給ファンダメンタルズ、市場の価格決定に短期的に大きなインパクトを与える可能性は極めて低いと思いますが、いちおう知っておきたい情報ですね。
Gold quickly rebound after sharp drop
ゴールド、NY市場序盤に大きく売られたものの、午後にかけて下げ幅縮小の展開。
再び市場全体に慎重姿勢が拡がるなかでFX市場のドル高基調などがトリガーとなり売り圧力が高まると、COMEXオープン直後にはスポットベースで1630ドル割れ水準までの急落局面もありましたが、売り一巡後は急速に地合いを引き締めNY市場クローズでは1650ドルを回復。安値から30ドル近く切り返しています。
ゴールドマンの四半期決算が過去12年で2度目の赤字となるなど新たに市場全体に影を落としそうな材料が出現したものの、これによる影響は見られず同社の株価も5%超上げるなど、引き続き市場の焦点が欧州の動向次第という状況下、この日は楽観論が優勢に展開しました。
久々に大きく動きましたが、結局大きな調整とはならず明けて19日のマーケットも1655ドル付近でスタート後小幅に値を上げ現在1660ドル台前半で推移。昨日の下げをすべて埋めきっています。大きな調整の可能性は低いということでしょうか。
CFTCのポジションリミットの制定など新たな懸念材料も出て来ていますが、基本的なマクロファンダメンタルズが支援的な現在の環境に大きな変化がない限り、やはり次第にトレンドバイアスはアップサイドに掛かり始めると考えています。
【CFTC approves new limit on commodity speculation】
さて、ちょうど今朝決定したCFTCの新規制可決のニュースです。。
実施時期は明らかにされていませんが、本格導入は来年後半にずれ込む見通しのようです。
採決は3対2の僅差。新規制の柱はこれまで対象外だった相対取引を含む包括的な建玉制限。期近限月に関しては受渡ができる現物量の25%、その他の限月物は市場の未決済持ち高が2.5万枚以下については10%、同枚数を超す場合は2.5%が上限になる。
同規制導入による影響を受けるトレーダー数は、期近物でみるとエネルギーで85、メタルは12、農産物は84としている。
すぐにどうこう、ということではないですが、長期的に効いてきそうですねこういう材料は。
再び市場全体に慎重姿勢が拡がるなかでFX市場のドル高基調などがトリガーとなり売り圧力が高まると、COMEXオープン直後にはスポットベースで1630ドル割れ水準までの急落局面もありましたが、売り一巡後は急速に地合いを引き締めNY市場クローズでは1650ドルを回復。安値から30ドル近く切り返しています。
ゴールドマンの四半期決算が過去12年で2度目の赤字となるなど新たに市場全体に影を落としそうな材料が出現したものの、これによる影響は見られず同社の株価も5%超上げるなど、引き続き市場の焦点が欧州の動向次第という状況下、この日は楽観論が優勢に展開しました。
久々に大きく動きましたが、結局大きな調整とはならず明けて19日のマーケットも1655ドル付近でスタート後小幅に値を上げ現在1660ドル台前半で推移。昨日の下げをすべて埋めきっています。大きな調整の可能性は低いということでしょうか。
CFTCのポジションリミットの制定など新たな懸念材料も出て来ていますが、基本的なマクロファンダメンタルズが支援的な現在の環境に大きな変化がない限り、やはり次第にトレンドバイアスはアップサイドに掛かり始めると考えています。
【CFTC approves new limit on commodity speculation】
さて、ちょうど今朝決定したCFTCの新規制可決のニュースです。。
実施時期は明らかにされていませんが、本格導入は来年後半にずれ込む見通しのようです。
採決は3対2の僅差。新規制の柱はこれまで対象外だった相対取引を含む包括的な建玉制限。期近限月に関しては受渡ができる現物量の25%、その他の限月物は市場の未決済持ち高が2.5万枚以下については10%、同枚数を超す場合は2.5%が上限になる。
同規制導入による影響を受けるトレーダー数は、期近物でみるとエネルギーで85、メタルは12、農産物は84としている。
すぐにどうこう、ということではないですが、長期的に効いてきそうですねこういう材料は。
2011年10月18日火曜日
本格的な上昇トレンドへの回帰はまだ先か
ゴールド、NY市場では市場全体に慎重姿勢が拡がる中で他コモディティ同様に下落。
昨日はロンドン市場で一度は直近レンジの上限を上抜き1700ドル台回復を試したゴールドですが、やはり独自要因での具体的な買い材料の新たな出現もないなかでは積極的に買い進むような動きも続きません。
NY市場では朝方から株価がじり安の展開、午後にかけて下げ幅拡大という流れのなかこれに歩調を合わせる形で地合いを軟化しているところを見ても、やはり他市場の動向に振らされます。
下記チャートはETFSecuritiesのETFが保有する現物保有残高の週次推移です。
これに代表されるように先週からETF市場への資金流入が再開し始めていることを見ればやはり目先のトレンドはアップサイドと見てよいのでしょうが、本格的な上昇トレンドへの回帰はまだ少し遠いように思われます。
【Hong Kong Starts Trading Gold in Yuan】
昨日書いた記事に関して、その後Bloombergにvideoがありました。
根拠もなくポジティブなのでは仕方ないですが、結構な勢いで活況のようですね。
中国のゴールドの囲い込み、なんてことが指摘される昨今ですが、さらなる市場の拡大が図れれば先物やその他海外市場にも影響は大きく及ぶでしょうし、面白そうな気がします。
昨日はロンドン市場で一度は直近レンジの上限を上抜き1700ドル台回復を試したゴールドですが、やはり独自要因での具体的な買い材料の新たな出現もないなかでは積極的に買い進むような動きも続きません。
NY市場では朝方から株価がじり安の展開、午後にかけて下げ幅拡大という流れのなかこれに歩調を合わせる形で地合いを軟化しているところを見ても、やはり他市場の動向に振らされます。
下記チャートはETFSecuritiesのETFが保有する現物保有残高の週次推移です。
これに代表されるように先週からETF市場への資金流入が再開し始めていることを見ればやはり目先のトレンドはアップサイドと見てよいのでしょうが、本格的な上昇トレンドへの回帰はまだ少し遠いように思われます。
【Hong Kong Starts Trading Gold in Yuan】
昨日書いた記事に関して、その後Bloombergにvideoがありました。
根拠もなくポジティブなのでは仕方ないですが、結構な勢いで活況のようですね。
中国のゴールドの囲い込み、なんてことが指摘される昨今ですが、さらなる市場の拡大が図れれば先物やその他海外市場にも影響は大きく及ぶでしょうし、面白そうな気がします。
2011年10月17日月曜日
ゴールド、1700ドル回復ならず
ゴールド、1700ドル回復とはならず。
アジア市場、ロンドン市場とジリジリ上昇を続けましたが1695ドル付近で頭打ちとなると、その後は値を消し現在1680ドル台前半。なかなか思い通りには行かないですね。安値からもう100ドル近く切り返していることを考えても、さらなる何か大きな要因がなければやはりこの水準から一段の上昇は難しいということでしょうか。
ファンドが積極的に買ってるような動きもないですし、引き続きこの後のNY市場で再びリスク選好からリスク資産の上昇に付いて行く形で目先のレジスタンスを抜けられるかに注目でしょう。
【Hong Kong Starts Trading Gold in Yuan to Tap ‘Triple Demand’】
香港の貴金属取引所、金銀貿易場(Chinese Gold and Silver exchange society)が人民元建ての金取引を開始した、というニュース。
Bloombergは理事長のインタビューとして、人民元建て金の1日当たりの売買高は最大で60億香港ドル(約595億円)に達する可能性があると伝えています。
株安を背景とした安全逃避先としての需要から、金銀業貿易場の1日当たりの金取引高は今年に入って1360億香港ドルと、前年実績の310億香港ドルを大幅に上回っている、とのこと。
“It’s still the right timing,” Cheung said. “With the depreciation of the dollar and problems in the Eurozone, investors realize they want some other currencies that are safer like the renminbi. Gold can be a way for people to bet on the yuan.”
「投資家は金の強気相場と人民元上昇を享受でき、ほかの通貨建ての金資産を対人民元でヘッジすることが可能になる」
と、元上昇期待などを追い風に取引量は増加するだろうと楽観的な見通しを示しています。
外貨の問題から海外資本がなかなか参入できない中国市場ですが、HKMExでも人民元建て金先物の取引開始を計画していると今春伝えられていました。こういう動向ひとつ見ても暫くは同国でのバブル的な動きは続きそうですね。
アジア市場、ロンドン市場とジリジリ上昇を続けましたが1695ドル付近で頭打ちとなると、その後は値を消し現在1680ドル台前半。なかなか思い通りには行かないですね。安値からもう100ドル近く切り返していることを考えても、さらなる何か大きな要因がなければやはりこの水準から一段の上昇は難しいということでしょうか。
ファンドが積極的に買ってるような動きもないですし、引き続きこの後のNY市場で再びリスク選好からリスク資産の上昇に付いて行く形で目先のレジスタンスを抜けられるかに注目でしょう。
【Hong Kong Starts Trading Gold in Yuan to Tap ‘Triple Demand’】
香港の貴金属取引所、金銀貿易場(Chinese Gold and Silver exchange society)が人民元建ての金取引を開始した、というニュース。
Bloombergは理事長のインタビューとして、人民元建て金の1日当たりの売買高は最大で60億香港ドル(約595億円)に達する可能性があると伝えています。
株安を背景とした安全逃避先としての需要から、金銀業貿易場の1日当たりの金取引高は今年に入って1360億香港ドルと、前年実績の310億香港ドルを大幅に上回っている、とのこと。
“It’s still the right timing,” Cheung said. “With the depreciation of the dollar and problems in the Eurozone, investors realize they want some other currencies that are safer like the renminbi. Gold can be a way for people to bet on the yuan.”
「投資家は金の強気相場と人民元上昇を享受でき、ほかの通貨建ての金資産を対人民元でヘッジすることが可能になる」
と、元上昇期待などを追い風に取引量は増加するだろうと楽観的な見通しを示しています。
外貨の問題から海外資本がなかなか参入できない中国市場ですが、HKMExでも人民元建て金先物の取引開始を計画していると今春伝えられていました。こういう動向ひとつ見ても暫くは同国でのバブル的な動きは続きそうですね。
週明けも小動き続く
週明けのアジア市場、ゴールドは依然明確な方向感なく小動き。
米景気回復の兆しと欧州債務危機への対応を好感し小幅ながら為替相場はドル安基調、株価も総じて堅調推移となるなど、欧州危機収束へヤマ場を迎えるとの見方が拡がるなか、市場のリスク指向は継続しています。
原油など他コモディティ市場は時間外取引で上昇しているものの、ゴールドは1680ドル付近で始まったあとも積極的な買いは見られず、小幅なレンジでの推移となっています。
引き続き独歩高のような流れは見込み難い状況、他市場の動向につれて動く展開が続くと考えられます。
目先のレジスタンスとなる1700ドルレベルをどのタイミングでブレイクスルーするかを見ながらポジション繰りを進めるべき局面は続きそうです。
【米ヘッジファンドの商品買い越し:5週間ぶり増加】
"投機家による商品相場上昇を見込む買い越しが5週間ぶりに増加した。世界経済に対する信頼感が回復し再度のリセッション(景気後退)入りが回避できるとの見方から相場が今年に入って最大の上昇率を示したことが背景にある。 (Bloombergより)"
先の投稿でも指摘したように、貴金属のファンド勢のポジション動向は前週、ネットベースではロング増加に転じたものの、ゴールド、シルバーについてはその要因はショート解消によるものでした。
一方、PGMは小幅ながらロングも増加しており、なかでもパラジウムは前週比4.9%と比較的大きな幅を持った増加が見られました。
市場のリスク許容姿勢の改善が続けば、やはり工業用需要の増加を見込む動きが想起されやすいことからも大幅な上昇が見込まれるパラジウム。GFMSのPaul walker氏らはやたら強気なことを最近よくコメントしてますが、現物を扱ったことのある市場関係者から見れば3-5年の長期タームで見てもっとも強気な見通しを示しやすいのがこの銘柄でしょうきっと。
プラチナと価格逆転もあるだろう、なんていう見方もありますが、流石にそれはないとしても(もしそうなれば自動車触媒需要はプラチナに再びシフトするので。触媒使用のメタルのシフト、テクニカル的には短期で可能なんです、実は)、これで底打ちとなれば、改めて言うまでもなく短期的にはゴールドやプラチナ以上に投資妙味のある商品となるかもしれません。
米景気回復の兆しと欧州債務危機への対応を好感し小幅ながら為替相場はドル安基調、株価も総じて堅調推移となるなど、欧州危機収束へヤマ場を迎えるとの見方が拡がるなか、市場のリスク指向は継続しています。
原油など他コモディティ市場は時間外取引で上昇しているものの、ゴールドは1680ドル付近で始まったあとも積極的な買いは見られず、小幅なレンジでの推移となっています。
引き続き独歩高のような流れは見込み難い状況、他市場の動向につれて動く展開が続くと考えられます。
目先のレジスタンスとなる1700ドルレベルをどのタイミングでブレイクスルーするかを見ながらポジション繰りを進めるべき局面は続きそうです。
【米ヘッジファンドの商品買い越し:5週間ぶり増加】
"投機家による商品相場上昇を見込む買い越しが5週間ぶりに増加した。世界経済に対する信頼感が回復し再度のリセッション(景気後退)入りが回避できるとの見方から相場が今年に入って最大の上昇率を示したことが背景にある。 (Bloombergより)"
先の投稿でも指摘したように、貴金属のファンド勢のポジション動向は前週、ネットベースではロング増加に転じたものの、ゴールド、シルバーについてはその要因はショート解消によるものでした。
一方、PGMは小幅ながらロングも増加しており、なかでもパラジウムは前週比4.9%と比較的大きな幅を持った増加が見られました。
市場のリスク許容姿勢の改善が続けば、やはり工業用需要の増加を見込む動きが想起されやすいことからも大幅な上昇が見込まれるパラジウム。GFMSのPaul walker氏らはやたら強気なことを最近よくコメントしてますが、現物を扱ったことのある市場関係者から見れば3-5年の長期タームで見てもっとも強気な見通しを示しやすいのがこの銘柄でしょうきっと。
プラチナと価格逆転もあるだろう、なんていう見方もありますが、流石にそれはないとしても(もしそうなれば自動車触媒需要はプラチナに再びシフトするので。触媒使用のメタルのシフト、テクニカル的には短期で可能なんです、実は)、これで底打ちとなれば、改めて言うまでもなく短期的にはゴールドやプラチナ以上に投資妙味のある商品となるかもしれません。
2011年10月15日土曜日
CFTC CoTR as of 11-Oct11
【CFTC CoTR as of 11-Oct11】
今週のCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロングは前週から小幅に拡大し13.4502万枚(418.3トン)。
ロング自体は小幅に減少(前週比0.8%)しているものの、ショートが減ったことで結果的にネットは増加しました。直近安値から大きく切り返す過程でショートのポジション調整絡みの動きは活発ですが、本格的にはまだロング積み上げが進んでいないことが分かります。
さらにノンコマーシャルポジションを細分化してみると、ネットベースでの増加はほとんどがマネージドマネーのポジションでした(同1332枚増)。同属性の11日時点のトータルネットは12.2021万枚、その他報告者のネットロングは1.2481万枚。
また、シルバーもネットロングは前週比で拡大していますが、傾向はゴールドと同様。
ファンド勢のロングは前週比で減少(同1.2%減の2.3571万枚:3665.7トン)。取組高も減少し、ついに10万枚を割り込んでいます。これは09年8月初旬以来の低水準。こちらも本格的な相場の戻りを期待する上では今後の市場へのこれら資金の還流がやはり必要となるでしょう。
今週のCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロングは前週から小幅に拡大し13.4502万枚(418.3トン)。
ロング自体は小幅に減少(前週比0.8%)しているものの、ショートが減ったことで結果的にネットは増加しました。直近安値から大きく切り返す過程でショートのポジション調整絡みの動きは活発ですが、本格的にはまだロング積み上げが進んでいないことが分かります。
さらにノンコマーシャルポジションを細分化してみると、ネットベースでの増加はほとんどがマネージドマネーのポジションでした(同1332枚増)。同属性の11日時点のトータルネットは12.2021万枚、その他報告者のネットロングは1.2481万枚。
また、シルバーもネットロングは前週比で拡大していますが、傾向はゴールドと同様。
ファンド勢のロングは前週比で減少(同1.2%減の2.3571万枚:3665.7トン)。取組高も減少し、ついに10万枚を割り込んでいます。これは09年8月初旬以来の低水準。こちらも本格的な相場の戻りを期待する上では今後の市場へのこれら資金の還流がやはり必要となるでしょう。
レンジの上限
ゴールド、底堅い動きが続いたものの最近のレンジ上限をブレイクするには至らず。1680ドル付近では頭打ちの展開。
ユーロ反発、株価反発など市場のリスク許容姿勢は再び強まりを見せるなかでエネルギーなど他コモディティ市場は堅調さを強めていますが、ゴールドは本格的に回復基調に入るような動きとはなっていません。
ゴールドETF市場も引き続き目立った資金流入はなく、依然アジア市場を中心とした現物需要の活況は続くものの、決め手を欠く状況は変わりません。
繰り返しになりますが、短期的に先行きを展望するならば景気見通しに対して楽観視する動きをどう捉えるかがポイントです。つまり、投資家が成長率とインフレ期待の見通しに重大な上方修正を加え始めるかどうかが重要ということであり、このような動きに対してゴールド市場がどう反応するかを見極める必要があるということです。
引き続きセンチメント的には過度に強気のバイアスが掛かりやすい状況ではないでしょうが、少なくとも現在の状況ではポジションを大きく転換するのは時期尚早といえるでしょう。他市場の動向を注視しつつゴールドETF市場などへの資金動向から風向きの変化を待つべき局面は続くと考えています。
まずは短期的なレンジの上限となる1690ドル超えから先物市場などでのファンド動向が活発となるかどうかに注目したいところです。
【Silver prices could benefit from Gold - Silver ratio】
さて、ゴールドが短期的なレジスタンス付近で頭打ちとなっているのとは対照的にシルバーは短期的な急落後、戻り基調を強めています。ゴールドとシルバーのレシオについて、COMEXのファンドポジションとの推移を見てみました。
数年前までは高い関連性を見出せましたが、過去3年というタームで見ればこれ以外の要因が価格に大きな影響を与えていると考えたほうが良いのでしょうか。
今週のCFTC明細はのちほどまたアップします
ユーロ反発、株価反発など市場のリスク許容姿勢は再び強まりを見せるなかでエネルギーなど他コモディティ市場は堅調さを強めていますが、ゴールドは本格的に回復基調に入るような動きとはなっていません。
ゴールドETF市場も引き続き目立った資金流入はなく、依然アジア市場を中心とした現物需要の活況は続くものの、決め手を欠く状況は変わりません。
繰り返しになりますが、短期的に先行きを展望するならば景気見通しに対して楽観視する動きをどう捉えるかがポイントです。つまり、投資家が成長率とインフレ期待の見通しに重大な上方修正を加え始めるかどうかが重要ということであり、このような動きに対してゴールド市場がどう反応するかを見極める必要があるということです。
引き続きセンチメント的には過度に強気のバイアスが掛かりやすい状況ではないでしょうが、少なくとも現在の状況ではポジションを大きく転換するのは時期尚早といえるでしょう。他市場の動向を注視しつつゴールドETF市場などへの資金動向から風向きの変化を待つべき局面は続くと考えています。
まずは短期的なレンジの上限となる1690ドル超えから先物市場などでのファンド動向が活発となるかどうかに注目したいところです。
【Silver prices could benefit from Gold - Silver ratio】
さて、ゴールドが短期的なレジスタンス付近で頭打ちとなっているのとは対照的にシルバーは短期的な急落後、戻り基調を強めています。ゴールドとシルバーのレシオについて、COMEXのファンドポジションとの推移を見てみました。
数年前までは高い関連性を見出せましたが、過去3年というタームで見ればこれ以外の要因が価格に大きな影響を与えていると考えたほうが良いのでしょうか。
今週のCFTC明細はのちほどまたアップします
2011年10月14日金曜日
強弱材料どちらにもつく流れ
ゴールド、市場に再び先行き懸念が影を落とすなかでも確り。1660ドル台で推移。
JP Morganの減益決算、スペイン国債の格下げ、中国の景況見通しにも失速感と弱材料目白押しとなりましたが、NY市場では株価下落、ユーロ下落と最近高まり始めていた戻り歩調のムードから一転、再び安定志向が強まる流れのなかゴールドは序盤にやや売られたものの、1650ドルをサポートラインとして底堅さを見せています。
日替わり材料で強弱どちらにも付く、という判断の難しい状況に置かれているゴールドですが、やはり極端なリスク許容度の低下といったパニック的な動きがなければやはり大きく崩れる可能性は低いように思われます。
明けて14日のアジア市場も小動き。この後も為替相場等に特段目立った動きがなければ日中10ドル程度のレンジ幅で今日も底堅い推移となりそうですね。
TOCOMも昨日同様、特に目立った動きは朝方から見られないようです。
ちなみに、Bloombergの調査によると来週のゴールド相場の見通し、25人にアンケートし22人が上昇を予想したらしいです。これは7月半ば以来となる強気の見方、らしいです。
そういえば数年前はよくこのアンケート答えてたなぁ、とふと思い出しました。
【BNP Paribas Revises Down Gold Forecast But Looks For Gains Into 2013】
特に面白みもないですが、BNP Paribasがゴールドの価格見通しを下方修正してました。
11年Q4のアベレージで1730ドル、これまで12年には1950ドル、13年にはピークを付け2125ドルまで上昇するとしていましたが、ここからは引き下げたというお話。
ただし、ベースとなるシナリオは従来と変わらずで、市場のリスク回避指向が高まることがダウンサイドリスクとなり得ることから短期的にさらなる調整の可能性はあるものの、米国の金融引き締めが予想される13年までは上昇トレンドは継続するだろうという見通しのようです。
"We see the gold price peaking in 2013, as the market starts to anticipate monetary tightening in the U.S., but do not expect a sharp fall thereafter. In the short term, a further correction is possible but this is not our central scenario. The main downside risk may lie with another round of extreme risk aversion, which could spark broad-based liquidation, as in September.”
JP Morganの減益決算、スペイン国債の格下げ、中国の景況見通しにも失速感と弱材料目白押しとなりましたが、NY市場では株価下落、ユーロ下落と最近高まり始めていた戻り歩調のムードから一転、再び安定志向が強まる流れのなかゴールドは序盤にやや売られたものの、1650ドルをサポートラインとして底堅さを見せています。
日替わり材料で強弱どちらにも付く、という判断の難しい状況に置かれているゴールドですが、やはり極端なリスク許容度の低下といったパニック的な動きがなければやはり大きく崩れる可能性は低いように思われます。
明けて14日のアジア市場も小動き。この後も為替相場等に特段目立った動きがなければ日中10ドル程度のレンジ幅で今日も底堅い推移となりそうですね。
TOCOMも昨日同様、特に目立った動きは朝方から見られないようです。
ちなみに、Bloombergの調査によると来週のゴールド相場の見通し、25人にアンケートし22人が上昇を予想したらしいです。これは7月半ば以来となる強気の見方、らしいです。
そういえば数年前はよくこのアンケート答えてたなぁ、とふと思い出しました。
【BNP Paribas Revises Down Gold Forecast But Looks For Gains Into 2013】
特に面白みもないですが、BNP Paribasがゴールドの価格見通しを下方修正してました。
11年Q4のアベレージで1730ドル、これまで12年には1950ドル、13年にはピークを付け2125ドルまで上昇するとしていましたが、ここからは引き下げたというお話。
ただし、ベースとなるシナリオは従来と変わらずで、市場のリスク回避指向が高まることがダウンサイドリスクとなり得ることから短期的にさらなる調整の可能性はあるものの、米国の金融引き締めが予想される13年までは上昇トレンドは継続するだろうという見通しのようです。
"We see the gold price peaking in 2013, as the market starts to anticipate monetary tightening in the U.S., but do not expect a sharp fall thereafter. In the short term, a further correction is possible but this is not our central scenario. The main downside risk may lie with another round of extreme risk aversion, which could spark broad-based liquidation, as in September.”
2011年10月13日木曜日
小動き・・・。
ゴールド、小動き。
アジア市場、そしてロンドン市場でも方向感のない動きが続いています。現在1670ドル台前半で推移。
ひと昔前なら日中10ドルの変動も決して小さな動きではなかったですが、上下に30ドルオーバーでスイングしていたことに慣れ初めていただけに、すごく小さな値動きに感じられてなりません。
TOCOMもこういった流れのなかで静かでしたね。相変わらず期中のポジションが落ちてましたが、特別割安でも高いわけでもなく、積極的にポジション取るような動きも見られず。といった調子でした。
中国市場も今日は静か。上海市場も出来高は低調でしたね。相変わらずロンドンフィキシングとの価格差を見ると圧倒的にプレミアムの水準で取引される状況は続いていますが、先月後半に一時50ドル近く割高になったところからは大きくプレミアムは低下しています。5日移動平均で見ると、足許では15ドル程度でしょうか、だいぶ下がってきました。
ボラティリティの動きだけを見ると、なんだかもう一度アップサイドのモメンタムが強まりそうな流れを示唆しているといえそうです。果たしてどうなるでしょうか。目先のレンジ上限となる1690ドルを上回り1700ドル台へと取引レンジを切り上げることが出来るかどうかが、今週後半の注目ポイントとなりそうです。
アジア市場、そしてロンドン市場でも方向感のない動きが続いています。現在1670ドル台前半で推移。
ひと昔前なら日中10ドルの変動も決して小さな動きではなかったですが、上下に30ドルオーバーでスイングしていたことに慣れ初めていただけに、すごく小さな値動きに感じられてなりません。
TOCOMもこういった流れのなかで静かでしたね。相変わらず期中のポジションが落ちてましたが、特別割安でも高いわけでもなく、積極的にポジション取るような動きも見られず。といった調子でした。
中国市場も今日は静か。上海市場も出来高は低調でしたね。相変わらずロンドンフィキシングとの価格差を見ると圧倒的にプレミアムの水準で取引される状況は続いていますが、先月後半に一時50ドル近く割高になったところからは大きくプレミアムは低下しています。5日移動平均で見ると、足許では15ドル程度でしょうか、だいぶ下がってきました。
ボラティリティの動きだけを見ると、なんだかもう一度アップサイドのモメンタムが強まりそうな流れを示唆しているといえそうです。果たしてどうなるでしょうか。目先のレンジ上限となる1690ドルを上回り1700ドル台へと取引レンジを切り上げることが出来るかどうかが、今週後半の注目ポイントとなりそうです。
続く質への逃避の巻戻し、ゴールドは底堅い動き
ゴールド、市場のリスク許容姿勢の改善が進むなかで底堅い動き。
昨日のNY市場は欧州委員会が債務危機の収束に向けた工程表を発表したことを手掛かりに投資家の買い姿勢は維持され、また午後に公表されたFOMC議事録でも追加の資産購入に関する協議がされたことが明らかになると、これを好感するムードが拡がりました。
ゴールドはCOMEXオープン前から買われ、一時は2週間振り高値水準となる1690ドル台までの上昇もありました。その後積極的に上値を伸ばす展開とはならなかったものの、戻りを売るような動きはなく1675-1685ドルの比較的狭いレンジで取引されると、終盤も底堅さを維持しました。
欧州危機収束への期待が高まるなかで米国債はこれまでの質への逃避の巻き戻しの動きから続落が続いていますが、ゴールドはこういった動きに反応していません。引き続きコモディティ的側面からの買いが集まりやすい環境が続くとすれば、短期的にはジリジリと水準を切り上げる可能性はありそうです。うまくいけば週末に1700ドル回復なんてことにもなるでしょうか。
【Barclays: Disinvestment Weighs Upon Palladium Prices】
バークレイズがレポート内で最近のパラジウムについて触れていました。
それによると、基本的なパラ需要は引き続き好調、さらに改善の兆候を示しているにもかかわらず、パラジウム価格には下押し圧力が働いている。その要因は主に投資需要の後退であるとのこと。
“Thus, while palladium’s fundamentals remain intact, disinvestment has proved to be a key swing factor as concerns over demand weigh,”
“In turn, prices need investment flows to stabilize before they can look to their fundamentals for support.”
だそうです。
確かに各国のパラジウム輸入量を見ると、(最近の下落は)下げすぎ、というような気がします。
ただ、大きく切り返さないところを見ても、現在の環境ではこれが適正、なんでしょうね。
昨日のNY市場は欧州委員会が債務危機の収束に向けた工程表を発表したことを手掛かりに投資家の買い姿勢は維持され、また午後に公表されたFOMC議事録でも追加の資産購入に関する協議がされたことが明らかになると、これを好感するムードが拡がりました。
ゴールドはCOMEXオープン前から買われ、一時は2週間振り高値水準となる1690ドル台までの上昇もありました。その後積極的に上値を伸ばす展開とはならなかったものの、戻りを売るような動きはなく1675-1685ドルの比較的狭いレンジで取引されると、終盤も底堅さを維持しました。
欧州危機収束への期待が高まるなかで米国債はこれまでの質への逃避の巻き戻しの動きから続落が続いていますが、ゴールドはこういった動きに反応していません。引き続きコモディティ的側面からの買いが集まりやすい環境が続くとすれば、短期的にはジリジリと水準を切り上げる可能性はありそうです。うまくいけば週末に1700ドル回復なんてことにもなるでしょうか。
【Barclays: Disinvestment Weighs Upon Palladium Prices】
バークレイズがレポート内で最近のパラジウムについて触れていました。
それによると、基本的なパラ需要は引き続き好調、さらに改善の兆候を示しているにもかかわらず、パラジウム価格には下押し圧力が働いている。その要因は主に投資需要の後退であるとのこと。
“Thus, while palladium’s fundamentals remain intact, disinvestment has proved to be a key swing factor as concerns over demand weigh,”
“In turn, prices need investment flows to stabilize before they can look to their fundamentals for support.”
だそうです。
確かに各国のパラジウム輸入量を見ると、(最近の下落は)下げすぎ、というような気がします。
ただ、大きく切り返さないところを見ても、現在の環境ではこれが適正、なんでしょうね。
2011年10月12日水曜日
再び上昇
ゴールド、底堅さを示した後、欧州市場で上昇。
アジア市場では底堅い動きとなり、1650ドルで下値をサポートされるなか目立った動きもなく推移。引き続きアジア需要家からと見られる買いも続いているようであり、市場のマインド低下がなければ今後も短期的に大きく崩れる可能性は低いように思われます。
TOCOMも海外市場に方向感がないだけに決め手難で出来高も低調。売買報告を見てもニューエッジが2万枚超の商いを記録してましたが、それ以外は軒並み1万枚割れとなっていました。終値では小幅に下げましたが、取組高も少し減っています。
ロンドン市場はこの後の銀行資本増強策の発表控え期待感から為替相場ではユーロ買いが進んでおり、主要コモディティが買われるなかゴールドもこれに追随する格好で買われています。ユーロ圏の8月鉱工業生産が予想外のプラスとなったこともポジティブに受け取られているようです。現在1685ドル付近、昨日の高値を超えました。
前日のNY市場でも投資家のリスク許容姿勢の改善が見られていますが、果たしてこのまま市場は落ち着きを取り戻すことになるのでしょうか。
ゴールドは少なくとも戻り待ちでショートする場面ではないと思いますが、コモディティ、それともsafe haven assetsとして米国債などをフォローするような動きとなるのか、まだ動向を注視する局面は暫く続くと思います。
【Gold price seen averaging $1,770 in Q4 -GFMS】
というわけでGFMSのPhilip Klapwijk会長がゴールドの価格見通しを示していました。
11年Q4はアベレージで1770ドルだそうです。強気ですかね、今の価格水準を考えると。
この先1800ドル台までの上昇はあるだろう、という見方なんでしょうか。それくらいないと出ない数字ですねこれ。
ちなみにシルバーは Between $30 and $43 an ounce ということです。
ゴールドがそういう見通しなのになぜシルバーのレンジはこんなに広いんでしょうか。
レシオは縮小する、と見てるんですかね。よくわかりませんが。
ニュース記事読んでいたらThomson Reuters GFMSって表記されていたんですが、ロイターが出資(傘下?)してるんですね、今って。
先日書いたグローバルヘッジブックの件でスポンサー変わったんですかね、と書きましたが引き続きSoc Genはスポンサー付いてました。(下記リンク参照)
http://www.gfms.co.uk/Market%20Commentary/SG-Hedge-Book/SG_GFMS_Global_Hedge_Book_Analysis_Q2_11.pdf
アジア市場では底堅い動きとなり、1650ドルで下値をサポートされるなか目立った動きもなく推移。引き続きアジア需要家からと見られる買いも続いているようであり、市場のマインド低下がなければ今後も短期的に大きく崩れる可能性は低いように思われます。
TOCOMも海外市場に方向感がないだけに決め手難で出来高も低調。売買報告を見てもニューエッジが2万枚超の商いを記録してましたが、それ以外は軒並み1万枚割れとなっていました。終値では小幅に下げましたが、取組高も少し減っています。
ロンドン市場はこの後の銀行資本増強策の発表控え期待感から為替相場ではユーロ買いが進んでおり、主要コモディティが買われるなかゴールドもこれに追随する格好で買われています。ユーロ圏の8月鉱工業生産が予想外のプラスとなったこともポジティブに受け取られているようです。現在1685ドル付近、昨日の高値を超えました。
前日のNY市場でも投資家のリスク許容姿勢の改善が見られていますが、果たしてこのまま市場は落ち着きを取り戻すことになるのでしょうか。
ゴールドは少なくとも戻り待ちでショートする場面ではないと思いますが、コモディティ、それともsafe haven assetsとして米国債などをフォローするような動きとなるのか、まだ動向を注視する局面は暫く続くと思います。
【Gold price seen averaging $1,770 in Q4 -GFMS】
というわけでGFMSのPhilip Klapwijk会長がゴールドの価格見通しを示していました。
11年Q4はアベレージで1770ドルだそうです。強気ですかね、今の価格水準を考えると。
この先1800ドル台までの上昇はあるだろう、という見方なんでしょうか。それくらいないと出ない数字ですねこれ。
ちなみにシルバーは Between $30 and $43 an ounce ということです。
ゴールドがそういう見通しなのになぜシルバーのレンジはこんなに広いんでしょうか。
レシオは縮小する、と見てるんですかね。よくわかりませんが。
ニュース記事読んでいたらThomson Reuters GFMSって表記されていたんですが、ロイターが出資(傘下?)してるんですね、今って。
先日書いたグローバルヘッジブックの件でスポンサー変わったんですかね、と書きましたが引き続きSoc Genはスポンサー付いてました。(下記リンク参照)
http://www.gfms.co.uk/Market%20Commentary/SG-Hedge-Book/SG_GFMS_Global_Hedge_Book_Analysis_Q2_11.pdf
Gold is lacking in initiative...
ゴールド、その後のNY市場は小動き。
コロンバスホリデー明けのマーケット、本格的に投資家が戻ってきたなかでリスク許容度改善から積極的な買い進む向きはほとんどなく、引き続き金融市場全体のセンチメントに安定した方向性が示されないなかで他市場の動向に振らされる展開が続いています。
株価は続伸しましたが、FX相場ではこの日はユーロが小動き、こういったことからゴールドも決め手となる要因を欠き売り買いが交錯しています。1650ドル付近で底値固めと見ることも出来そうですが、やはり短期的に大きな上昇は難しくなってきたように感じられます。
昨日はスロバキアでEFSF機能拡充案が否決されていましたが、今後欧州救済基金の拡充案が承認された場合にはゴールドが他コモディティ市場のような値動きをするのか、あるいは安全逃避資産として再び選好されるのかの見極めが肝要となる局面となるでしょう。
一つの指針としてゴールドETF市場への資金動向には引き続き注目していきたいところです。
【JPMorgan Stays No. 1 in Institutional Investor's analyst rankings】
Institutional Investor誌の全米調査チーム番付が11日発表され、 JPモルガンは、各部門で1位評価を得たアナリストが計40人に上り、初戴冠だった昨年に続き1位を獲得したとのことです。2位は、バークレイズと米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチで共に39人。
なかなか個人投資家の方がこういった金融機関のリサーチノート(レポート)を目にする機会もないかもしれないですが、リサーチ部門の充実さというのは意外なほどに取引の際に評価されます。
コモディティに関してもJPはエネルギー分野がメインのような感じですが、ベースメタルとともにプレシャスメタルもカバーしてレポート出してますし、バークレイズ以下上位にランクされている各社はいずれも有名なアナリストを配してプレシャスメタルのリサーチも展開していますね。
2011 2010
Ranking Firm Ranking
1 JPMorgan Chase & Co. 1
2 Barclays Plc 2
2 Bank of America Corp. 3
4 Credit Suisse Group AG 4
4 UBS AG 5
6 Citigroup Inc. 8
6 Morgan Stanley 7
8 Deutsche Bank AG 9
9 Sanford C. Bernstein & Co. 6
10 Goldman Sachs Group Inc. 10
10 ISI Group Inc. 10
コロンバスホリデー明けのマーケット、本格的に投資家が戻ってきたなかでリスク許容度改善から積極的な買い進む向きはほとんどなく、引き続き金融市場全体のセンチメントに安定した方向性が示されないなかで他市場の動向に振らされる展開が続いています。
株価は続伸しましたが、FX相場ではこの日はユーロが小動き、こういったことからゴールドも決め手となる要因を欠き売り買いが交錯しています。1650ドル付近で底値固めと見ることも出来そうですが、やはり短期的に大きな上昇は難しくなってきたように感じられます。
昨日はスロバキアでEFSF機能拡充案が否決されていましたが、今後欧州救済基金の拡充案が承認された場合にはゴールドが他コモディティ市場のような値動きをするのか、あるいは安全逃避資産として再び選好されるのかの見極めが肝要となる局面となるでしょう。
一つの指針としてゴールドETF市場への資金動向には引き続き注目していきたいところです。
【JPMorgan Stays No. 1 in Institutional Investor's analyst rankings】
Institutional Investor誌の全米調査チーム番付が11日発表され、 JPモルガンは、各部門で1位評価を得たアナリストが計40人に上り、初戴冠だった昨年に続き1位を獲得したとのことです。2位は、バークレイズと米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチで共に39人。
なかなか個人投資家の方がこういった金融機関のリサーチノート(レポート)を目にする機会もないかもしれないですが、リサーチ部門の充実さというのは意外なほどに取引の際に評価されます。
コモディティに関してもJPはエネルギー分野がメインのような感じですが、ベースメタルとともにプレシャスメタルもカバーしてレポート出してますし、バークレイズ以下上位にランクされている各社はいずれも有名なアナリストを配してプレシャスメタルのリサーチも展開していますね。
2011 2010
Ranking Firm Ranking
1 JPMorgan Chase & Co. 1
2 Barclays Plc 2
2 Bank of America Corp. 3
4 Credit Suisse Group AG 4
4 UBS AG 5
6 Citigroup Inc. 8
6 Morgan Stanley 7
8 Deutsche Bank AG 9
9 Sanford C. Bernstein & Co. 6
10 Goldman Sachs Group Inc. 10
10 ISI Group Inc. 10
2011年10月11日火曜日
決め手なく、本格的な戻りも展望しづらい局面
ゴールド、アジア市場は堅調に推移し1880ドル台まであったものの、その後のマーケットで下落。
NY市場オープン前には1860ドル割れまで再び押し戻されています。特に決め手となるような材料があったわけではないものの、やはり決定打のないなかで買われ続けるという展開をのぞむのは難しいかもしれません。
中国市場は引き続きそれなりに活況、またアジアの実需買いも下支えとなっているようですが、市場全体のリスク許容度が回復基調にあるなかでコモディティ市場に向かうファンド資金の環流が鮮明となるような流れにでもならない限り、こういった要因だけでスルスルと上がるようなシナリオは展望しづらいでしょう。
この後のNY市場で再びどういった動きを見せるか注目したいところですが、現在の市場全体の環境を考えると急激な相場上昇という可能性は低いように感じられますが、さてどうなるでしょうか。
【Paulson main fund said to Lose 47% this year through Sep.】
さて、ヘッジファンドということでジョンポールソン率いるポールソンファンドのお話をひとつ。
Bloombergが伝えたところによると、事情に詳しい関係者からの話として同ファンドが運用する「リカバリー・ファンド」と「クレジット・オポチュニティーズ・ファンド」を年末に解約するための請求は10%未満にとどまったとのこと。同ファンドはともに9月末に解約請求を締め切っており、ポールソンのファンド全体での解約総額がどの程度になるかの一応の目安になりそうです。
BofA、Citiやらの株価急落を受けて8月末以降、たびたび今年のパフォーマンスが苦戦している、というより悪いと指摘されているポールソン。主力の「アドバンテージ・プラス」などの残りのファンドの解約請求期限は10月末、ゴールド関係のファンドについても果たしてどの程度解約されるかによって最大規模のゴールドETF、SPDRのポジションが大きく動く可能性もあるだけに注目ポイントとなりそうですね。
ちなみに10日時点のSPDRの現物保有量は前営業日から1.51トン減の1227.99トン。4営業日振りに小幅ながら残高が減りましたね。
NY市場オープン前には1860ドル割れまで再び押し戻されています。特に決め手となるような材料があったわけではないものの、やはり決定打のないなかで買われ続けるという展開をのぞむのは難しいかもしれません。
中国市場は引き続きそれなりに活況、またアジアの実需買いも下支えとなっているようですが、市場全体のリスク許容度が回復基調にあるなかでコモディティ市場に向かうファンド資金の環流が鮮明となるような流れにでもならない限り、こういった要因だけでスルスルと上がるようなシナリオは展望しづらいでしょう。
この後のNY市場で再びどういった動きを見せるか注目したいところですが、現在の市場全体の環境を考えると急激な相場上昇という可能性は低いように感じられますが、さてどうなるでしょうか。
【Paulson main fund said to Lose 47% this year through Sep.】
さて、ヘッジファンドということでジョンポールソン率いるポールソンファンドのお話をひとつ。
Bloombergが伝えたところによると、事情に詳しい関係者からの話として同ファンドが運用する「リカバリー・ファンド」と「クレジット・オポチュニティーズ・ファンド」を年末に解約するための請求は10%未満にとどまったとのこと。同ファンドはともに9月末に解約請求を締め切っており、ポールソンのファンド全体での解約総額がどの程度になるかの一応の目安になりそうです。
BofA、Citiやらの株価急落を受けて8月末以降、たびたび今年のパフォーマンスが苦戦している、というより悪いと指摘されているポールソン。主力の「アドバンテージ・プラス」などの残りのファンドの解約請求期限は10月末、ゴールド関係のファンドについても果たしてどの程度解約されるかによって最大規模のゴールドETF、SPDRのポジションが大きく動く可能性もあるだけに注目ポイントとなりそうですね。
ちなみに10日時点のSPDRの現物保有量は前営業日から1.51トン減の1227.99トン。4営業日振りに小幅ながら残高が減りましたね。
リスク選好の流れ、ゴールドも上昇
ゴールド、市場のリスク許容度改善が続くなかで買われ、一時1680ドルまで上昇する場面もありました。
独仏首脳が銀行支援策の策定を公約し、ギリシャをユーロ圏内に維持する姿勢をあらためて示したのが背景と指摘されていますが、為替相場ではドル指数が1.5%低下、ユーロが2.4%高となるなどこれまでのドル高基調の反転が鮮明となっています。株価上昇が続くなかでコモディティ市場もこの日は広範に買われ、原油は2週間振りの高値水準まで戻しました。
ゴールドも序盤から底堅い流れが続き、COMEXクローズ後も上値を伸ばす流れとなりました。おそらくファンドらによる買いが要因でしょう。今週末発表されるCFTC明細ではおそらくマネージドマネーのロングが大きく増えてるんじゃないかと思います。
市場全体のリスク許容度改善が続くなかで、このような動きが本格的なゴールド相場の基調回復に繋がるとはなかなか考えにくいところですが、このまま一気に1700ドルを上回る展開となるかにひとまず注目したいところです。
ちなみにゴールドETFは大きな残高の変動はなかったですが、前週末時点のZKB(こちら週1でしか正式な保有量が報告されないのです)は10万オンスくらい増えていました。9月中旬以降のゴールド相場急落局面でも残高が増え続けています。
独仏首脳が銀行支援策の策定を公約し、ギリシャをユーロ圏内に維持する姿勢をあらためて示したのが背景と指摘されていますが、為替相場ではドル指数が1.5%低下、ユーロが2.4%高となるなどこれまでのドル高基調の反転が鮮明となっています。株価上昇が続くなかでコモディティ市場もこの日は広範に買われ、原油は2週間振りの高値水準まで戻しました。
ゴールドも序盤から底堅い流れが続き、COMEXクローズ後も上値を伸ばす流れとなりました。おそらくファンドらによる買いが要因でしょう。今週末発表されるCFTC明細ではおそらくマネージドマネーのロングが大きく増えてるんじゃないかと思います。
市場全体のリスク許容度改善が続くなかで、このような動きが本格的なゴールド相場の基調回復に繋がるとはなかなか考えにくいところですが、このまま一気に1700ドルを上回る展開となるかにひとまず注目したいところです。
ちなみにゴールドETFは大きな残高の変動はなかったですが、前週末時点のZKB(こちら週1でしか正式な保有量が報告されないのです)は10万オンスくらい増えていました。9月中旬以降のゴールド相場急落局面でも残高が増え続けています。
2011年10月10日月曜日
Gold extending gain amid fading Euro area debt concern
ゴールド、じり高推移で1660ドル台まで上昇。
アジア市場は中盤以降も底堅い流れが続きました。株価は上海総合指数が09年3月以来の安値となるなど全般にやや軟調でしたが、国慶節明けのSGEが活況取引となったように、引き続きゴールドに関しては安値圏での需要は強いようです。
BloombergにもこんなVideoがありました。ご参考まで
さて、NY市場どうなるでしょうか。
デクシアの解体決定や独・仏首脳が欧州の銀行の資本増強計画を来月開催のG20首脳会議までにまとめると約束したことを好感する流れを受けて再びリスク許容の姿勢が強まるかどうかに先ずは注目です。
アジア市場は中盤以降も底堅い流れが続きました。株価は上海総合指数が09年3月以来の安値となるなど全般にやや軟調でしたが、国慶節明けのSGEが活況取引となったように、引き続きゴールドに関しては安値圏での需要は強いようです。
BloombergにもこんなVideoがありました。ご参考まで
さて、NY市場どうなるでしょうか。
デクシアの解体決定や独・仏首脳が欧州の銀行の資本増強計画を来月開催のG20首脳会議までにまとめると約束したことを好感する流れを受けて再びリスク許容の姿勢が強まるかどうかに先ずは注目です。
週明けから急伸
ゴールド、大幅上昇。
明けて11日、日本は祝日休場ですが、アジアでは円下落などの動きが見られるなかで再びゴールドにも強い関心が集まっています。午前中の取引では前週末クローズベースから1%超上げ、現在1652ドル。さて、この後も右肩上がりの相場展開となるでしょうか。
各国株価はやや軟調となっていますが、米国先物株が上昇していることなど、デクシアを事実上、解体する事業分割・再編を行う処理策で合意したことによるユーロ圏の債務懸念の後退観測などを背景とするリスク選好の動きから引き続き買われる展開となっているようです。
【Natixis raised its 2011 and 2012 Gold price forecast】
週末Kitcoを見ていたらNatixisが貴金属価格見通しをrevisedしたというニュースが出てました。
フランス系ってSoc Gen以外、国内では何となくいまいち知名度が低いように感じられますがベースメタルは勿論、プレシャスメタルもそれなりにアクティブにやってるんですよね。
ちなみにこの見通し、どうやら先週月曜日にリリースされていたみたいですが・・・。
一応、ご参考まで
ゴールドの11年見通しは7月時点の1510ドルから1600ドルへ上方修正、12年も1300ドルから1450ドルへ同11.5%修正。
シルバーは11年が下方修正で36ドル(従来から2.2%↓)、12年は1.9%上方修正し27.50ドル。
また、PGMも下方修正。11年のプラチナは同マイナス2.2%の1770ドル、パラは5%引き下げ760ドルに。また、12年は共に据え置きの1800ドルと875ドルとした。
明けて11日、日本は祝日休場ですが、アジアでは円下落などの動きが見られるなかで再びゴールドにも強い関心が集まっています。午前中の取引では前週末クローズベースから1%超上げ、現在1652ドル。さて、この後も右肩上がりの相場展開となるでしょうか。
各国株価はやや軟調となっていますが、米国先物株が上昇していることなど、デクシアを事実上、解体する事業分割・再編を行う処理策で合意したことによるユーロ圏の債務懸念の後退観測などを背景とするリスク選好の動きから引き続き買われる展開となっているようです。
【Natixis raised its 2011 and 2012 Gold price forecast】
週末Kitcoを見ていたらNatixisが貴金属価格見通しをrevisedしたというニュースが出てました。
フランス系ってSoc Gen以外、国内では何となくいまいち知名度が低いように感じられますがベースメタルは勿論、プレシャスメタルもそれなりにアクティブにやってるんですよね。
ちなみにこの見通し、どうやら先週月曜日にリリースされていたみたいですが・・・。
一応、ご参考まで
ゴールドの11年見通しは7月時点の1510ドルから1600ドルへ上方修正、12年も1300ドルから1450ドルへ同11.5%修正。
シルバーは11年が下方修正で36ドル(従来から2.2%↓)、12年は1.9%上方修正し27.50ドル。
また、PGMも下方修正。11年のプラチナは同マイナス2.2%の1770ドル、パラは5%引き下げ760ドルに。また、12年は共に据え置きの1800ドルと875ドルとした。
2011年10月8日土曜日
CFTC CoTR as of 4-Oct11
【CFTC CoTR as of 4-Oct11】
CFTC明細ですが、4日時点のCOMEXゴールドはファンド勢のネットロングが久々に拡大しています。前週比4.2%増の13.3156枚。ロングは約1000枚減少しましたが、ショートの減少幅が上回り結果的にネットロングが拡大しています。マーケットは続落していますが、ショートカバーは結構入っていることが分かります。これを裏付けるように、マネージドマネーのロングは前週比1786枚減少しています。
一方、シルバーはさらにネットロングが減少、1.19万枚まで縮小しました。これは07年9月11日時点以来の水準です。こちらはロングが減少し、ショートも増加。
他コモディティ市場が総崩のなかでシルバー自体も30ドル割れまで下落するなど基調悪化が鮮明で、弱気のポジション繰りが進んだことを示しました。ロング2万3859枚というのも2000年以来で最低水準です。
CFTC明細ですが、4日時点のCOMEXゴールドはファンド勢のネットロングが久々に拡大しています。前週比4.2%増の13.3156枚。ロングは約1000枚減少しましたが、ショートの減少幅が上回り結果的にネットロングが拡大しています。マーケットは続落していますが、ショートカバーは結構入っていることが分かります。これを裏付けるように、マネージドマネーのロングは前週比1786枚減少しています。
一方、シルバーはさらにネットロングが減少、1.19万枚まで縮小しました。これは07年9月11日時点以来の水準です。こちらはロングが減少し、ショートも増加。
他コモディティ市場が総崩のなかでシルバー自体も30ドル割れまで下落するなど基調悪化が鮮明で、弱気のポジション繰りが進んだことを示しました。ロング2万3859枚というのも2000年以来で最低水準です。
リスク回避の動きで下落
ゴールド、NY市場では終盤に下落。
9月の米雇用統計が市場予想を上回る好内容だったことから序盤は株価上昇、コモディティ市場も堅調推移と引き続きリスク選好の流れとなったものの、積極的な買いは続かず。フィッチによるスペインとイタリアの格下げを受けて、欧州債務危機が深刻化しているとの観測が強まり株価が反落すると後ゴールドも地合いを軟化し、COMEXクローズ後にマイナスサイドに転落しています。
やはりコモディティ的側面から買われているような流れのなかではゴールドは金融株急落やドル高など再びリスク回避の動きが強まるなかでは強地合いを維持するのは困難のようです。徐々にボラティリティは低下してきているものの、この日もETF保有残高に動きがなかったように本格的な上昇基調回帰にはまだ時間が必要ということでしょう。
引き続き1600ドル割れなど大きく売り込まれる局面があれば押し目を拾うべきと考えますが、積極的にロングを積み上げるタイミングは暫く先であろうと考えています。
下記は今週の主要ゴールドETFの残高推移です。小幅ながら残高は引き続き減少しています。
先ずはどのタイミングできちんと減少に歯止めが掛かるかを見ていきたいところです。
また、下段はCOMEXのファンド(マネージドマネー)のネットポジションと価格の関係を散布図で示しました。
今週のCFTC明細は後ほどアップします。
9月の米雇用統計が市場予想を上回る好内容だったことから序盤は株価上昇、コモディティ市場も堅調推移と引き続きリスク選好の流れとなったものの、積極的な買いは続かず。フィッチによるスペインとイタリアの格下げを受けて、欧州債務危機が深刻化しているとの観測が強まり株価が反落すると後ゴールドも地合いを軟化し、COMEXクローズ後にマイナスサイドに転落しています。
やはりコモディティ的側面から買われているような流れのなかではゴールドは金融株急落やドル高など再びリスク回避の動きが強まるなかでは強地合いを維持するのは困難のようです。徐々にボラティリティは低下してきているものの、この日もETF保有残高に動きがなかったように本格的な上昇基調回帰にはまだ時間が必要ということでしょう。
引き続き1600ドル割れなど大きく売り込まれる局面があれば押し目を拾うべきと考えますが、積極的にロングを積み上げるタイミングは暫く先であろうと考えています。
下記は今週の主要ゴールドETFの残高推移です。小幅ながら残高は引き続き減少しています。
先ずはどのタイミングできちんと減少に歯止めが掛かるかを見ていきたいところです。
また、下段はCOMEXのファンド(マネージドマネー)のネットポジションと価格の関係を散布図で示しました。
今週のCFTC明細は後ほどアップします。
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