2011年10月21日金曜日

1600ドル割れ回避

ゴールド、急落も1600ドル割れ回避からクローズにかけ値を戻す展開。
NY市場は再び欧州債務懸念からのコモディティ安を受けゴールドにも売り圧力が掛かる流れとなりました。一旦は直近安値割れから下げ足を加速し、午前中には1600ドル割れを試す場面があったものの、同水準では下値をサポートされています。
特に大きなオーダーが控えていた訳ではないようですが、心理的な節目の水準ということでここを維持できたのが昨日に関しては大きいように思われます。

再び方向性に不透明感が拡がり始めたことで、"Gold currently in a ‘difficult position" といった指摘も聞かれ始めました。
ファンドの決算期を前に所謂「お化粧買い」と言われるような買いが来週にかけてあるのか、それともさらに売られる展開となるか、今週、来週の動きは市場全体の動向と合わせこれが注目となりそうですね。

【is Funds really like it?】
さて、ファンドの決算期に差し掛かっているということでCOMEXゴールド市場における過去のマネージドマネーの10月前後のネットロングがどう動いたかということを調べてみました。
基準を9月と10月の第1週で見てみましたが、特に目立った傾向はないですね。
強いて挙げるとすれば10月基準で見た場合、過去5年ではその後数週間で大きなポジションの増加がない、ということでしょうか。

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