2011年10月3日月曜日

Investors stayed on sidelines ahead of the meeting

ゴールド、3日のアジア市場では序盤は買われています。
積極的に買い上げられる展開ではないものの、依然として実需絡みの買い意欲は強いようです。ユーロ圏での会合を前に様子見ムードが強いなか、為替相場は再びドル高基調、アジア株も調整色が強まっていますが、これらに大きく振られることもない模様です。現在1634ドル台で推移。
果たして、今週はどういう展開となるでしょうか。ドル高で売られないとなれば急激な株安でもない限りさらに一段の下落のシナリオは想定しがたいでしょう。そろそろ本格的に買い場探しの局面が到来するのかを見極めていきたいところです。

TOCOMのゴールドは今日も特に目立った動きはないですね。引き続き緩やかなペースで期中のポジションが減っていくのではないでしょうか。プラチナも最近のなかでは閑散商状といえる薄商いです。
そして、ゴールドとの価格差が200円以上に開いてますね。ファンダメンタルズを考えればプラチナのスプレッドも今後需給タイト感が強まることが短期的に見込み難い状況だけに、長期的タームでは、ロールしてポジション保有し続けていればうまく運用可能かと思われます。価格差縮小のポジション構築してもいいタイミングのような気がしますが、果たして両者の価格差はさらに拡大するのでしょうか。過去に例がないだけに判断が難しい局面、今月はこちらの動向にも注目です。


【U.S. Mint American Eagle bullion sales in Sep】
9月の米国アメリカンイーグルコインの販売量をまとめました。
ゴールドは前月から減少したものの、シルバーは前月比増。今年1月以来の高水準となる446万枚に達しています。中旬以降は相場が乱高下しましたが、引き続きこのような現物投資需要は旺盛のようです。
年間販売量ではゴールドは過去2年のペースを下回っていますが、シルバーはQ4によほど大きく落ち込みがない限りどうやら過去最高を更新するのは間違いなさそうですね。

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