ゴールド、底堅い動きが続いています。相変わらず為替相場はドル高基調、というよりもユーロ安に拍車が掛かっていますがそれでも動じません。株安の流れにもロンドン市場入り後には上昇する場面も見られており、よほど大きく市場に影を落とすような材料が出現しない限り大崩れはなさそうな気がします。
この後のNY市場、さらに買いが集まる展開となるでしょうか。
一方でPGMは軟調ですね、弱い・・・。CMEがカッパーとプラチナの証拠金引き上げをまた発表していましたが、これらも圧迫要因となっているのでしょうか。前日発表された米国の自動車販売台数などは過度に弱気の見方を助長する内容ではなかっただけに、歴史的水準まで拡大しているゴールドとの価格差がさらに一方方向に開いていくのかどうか、目先の動向に注目したいところです。
TOCOMはゴールドは引き続き特に目立った動きなく、期中のポジション落ちが続いてます。
07年のリーマン破綻直後のように過度に割安になるとの見方はどこの商社もしていないのでしょうか。特に市場全体が大きく振れるような動きがなければ、この傾向は明日以降も続くでしょう、きっと。
【Global Gold Hedge Book Increases By 190,000 Ounces in 2nd Qtr】
GFMSの11年Q2のヘッジブックがリリースされました。
ヘッドラインの通り、当期はヘッジポジションが増加しています(前期比19万オンス増)。トータルのヘッジ残高は5.07百万オンス(158トン)に。ヘッジャー筆頭はAlkane Resourcesで9万オンス増だったとのこと。ただし、全体で見ても増えたのはオプションのポジションであり、業界全体のヘッジポジション削減方向に大きな変化はないと指摘しています。
どうでもいいですが、ヘッジブックの発行(スポンサー)がSoc GenからThomson Reutersに変わってました。Q1分を見逃していたので今気づきましたが
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