2011年10月12日水曜日

Gold is lacking in initiative...

ゴールド、その後のNY市場は小動き。
コロンバスホリデー明けのマーケット、本格的に投資家が戻ってきたなかでリスク許容度改善から積極的な買い進む向きはほとんどなく、引き続き金融市場全体のセンチメントに安定した方向性が示されないなかで他市場の動向に振らされる展開が続いています。
株価は続伸しましたが、FX相場ではこの日はユーロが小動き、こういったことからゴールドも決め手となる要因を欠き売り買いが交錯しています。1650ドル付近で底値固めと見ることも出来そうですが、やはり短期的に大きな上昇は難しくなってきたように感じられます。
昨日はスロバキアでEFSF機能拡充案が否決されていましたが、今後欧州救済基金の拡充案が承認された場合にはゴールドが他コモディティ市場のような値動きをするのか、あるいは安全逃避資産として再び選好されるのかの見極めが肝要となる局面となるでしょう。
一つの指針としてゴールドETF市場への資金動向には引き続き注目していきたいところです。

【JPMorgan Stays No. 1 in Institutional Investor's analyst rankings】
Institutional Investor誌の全米調査チーム番付が11日発表され、 JPモルガンは、各部門で1位評価を得たアナリストが計40人に上り、初戴冠だった昨年に続き1位を獲得したとのことです。2位は、バークレイズと米バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチで共に39人。
なかなか個人投資家の方がこういった金融機関のリサーチノート(レポート)を目にする機会もないかもしれないですが、リサーチ部門の充実さというのは意外なほどに取引の際に評価されます。
コモディティに関してもJPはエネルギー分野がメインのような感じですが、ベースメタルとともにプレシャスメタルもカバーしてレポート出してますし、バークレイズ以下上位にランクされている各社はいずれも有名なアナリストを配してプレシャスメタルのリサーチも展開していますね。


2011 2010
Ranking Firm Ranking

1 JPMorgan Chase & Co. 1
2 Barclays Plc 2
2 Bank of America Corp. 3
4 Credit Suisse Group AG 4
4 UBS AG 5
6 Citigroup Inc. 8
6 Morgan Stanley 7
8 Deutsche Bank AG 9
9 Sanford C. Bernstein & Co. 6
10 Goldman Sachs Group Inc. 10
10 ISI Group Inc. 10

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