ゴールド、NY市場も底堅い動きでした。
株価は再び大きく下げたものの、積極的に売り進む向きはなく、1600ドル台を維持して終了。週末、月末要因ということも多少は関係したのでしょうが、ファンドの換金売りもほぼ一巡したと見て良いのではないかと思います。
再び主要経済指標が世界経済減速の兆候が強まりを示唆する内容となっている点は気がかりですが、ドル高局面で大きく売られる流れが転換したとすれば、やはり再び通貨的側面から買いが入る可能性は高いと思われます。昨日はゴールドETFの残高増えてましたし。
来週前半のイベントをこなすなかでどのような動きを見せるか、注視していきたい局面ですね。
ちなみに、11年Q3のゴールドのパフォーマンスですが、四半期ベースでは8%上昇した一方、9月単体では11%安と08年10月以来の大幅下落となっています。
【Precious Metals holidngs by Exchange-Traded Products as of 28-Sep】
さて、End of Sep.の各メタルのETFが保有する現物量の推移です。
ゴールドだけウィークリーのデータにしてありますが、今週も結構大きく減りましたね。
一方、シルバーは足許で減少しているものの、9月全体では大幅なネットプラスとなっています。
引き続きどのタイミングで本格的に同市場への資金流入が再開するか注目していくべきでしょう。
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