2011年10月4日火曜日

変わる流れ

ゴールド、小幅続伸で1660ドル台まで上昇。
引き続き為替相場ではドル高基調が継続、株式市場続落の流れのなかでも底堅さを見せています。
米国経済指標は総じて予想を上回る内容を示したものの、これで市場に楽観的な見方は拡がらず、引き続き欧州のソブリン債危機が材料視されるなかでS&P500種の金融株指数はこの日も4.5%下落。BofAやCitiは9%以上下げました。
先週末から指摘してきましたが、やはり先週はじめまでであればこのような動きのなかで売られていたゴールドですが、流れは変わっているようです。この日もゴールドETFの残高はほとんど減っていませんし。
というわけで、動じず落ち着いて構えながら引き続き本格的な貴重回復のタイミングを見極めつつ、押し目を拾っていく局面でしょう。他コモディティ市場は依然軟調な流れが続いていますが、ゴールドは今日も底堅く推移すると考えています。

そういえば、LMEウィークなんですね。
何年か前でしたが、カッパーが8000ドルに初めて到達した年、LMEディナーの日に暴落したんですよね確か。
それ以後もこの週ってイメージとしていつも下げてる気がします。まぁきっと調べればそんなことないんでしょうが・・・。


【Outlook for Gold prices】
HSBCのアナリスト、James Steel氏がBloombergに出てました。
10-12月のゴールドについて、インフレの動きは一時的に収まりをみせるものの、引き続きFedの低金利政策などにより11四半期連続でゴールドの騰勢は続くとの見方です。

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