2011年10月3日月曜日

PGM lower, demand concern putting pressure...

ゴールド、ロンドン市場で上げ幅拡大で1650ドル回復です。
アジア市場では朝方から株安のなか底堅く推移し、ドル高基調にも売り圧力が強まるようなことはありませんでした。やはり流れは変わっているようです。ドル高で売られないとなれば待っているのは底堅い動きということになるでしょう。シルバーもゴールドに追随する形で上昇しています。
一方、PGMは軟調。LME、上海で非鉄が大きく下げていることも関係していそうですが、やはり工業用需要の後退懸念が積極的に買いづらい流れを作っているようです。そろそろ自動車メーカー等は来期以降の長契の詰めの時期に差し掛かってきますが、価格が大きく下げていることでパラへのシフトを急ぐなどの動きがあるかと思いましたが、そういう動きも少なくとも来年に向けてはなさそうですね。
まぁ鉱山会社としてはプラチナが売れないと困るので、相場が「行け行けドンドン」で上がっていれば話は違うのでしょうが、現在の環境下ではそんな動きを加速させるような売り方はしないでしょうけど。

【UBS lowers 3-month Gold and Silver price forecast to reflect recent price drop】
UBSがゴールド、シルバーの価格見通し(1ヶ月、3ヶ月)をともに従来見通しを引き下げています。
ゴールドは1ヶ月が1950ドル(7.1%引き下げ)、3ヶ月が1775ドル(↓9%)
シルバーは1ヶ月が35ドル(↓30%)、3ヶ月が32ドル(↓30.4%)、とのことです。

ちなみに見通しについてはEdel曰く
"Our core bullish view on gold remains unchanged and the light nature of [speculative] positioning is a big positive, but our previous one-and three-month [prices]...are overly ambitious given the recent slowdown in market momentum,"

だそうです。
相場が上がり始めたらまた直ぐ上方修正しそうですけどね(笑)

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