2011年11月16日水曜日

Macro picture, Investor flows, fundamentals still "Positive" for Gold...

ゴールド、今日は一転してじり高の展開。
ロンドン市場は緩やかながらほぼ一本調子の上昇で1775ドル手前まで切り返してきました。
材料らしい材料もないのですが、取り巻く環境に大きな変化がないだけに、一時的に下げてもやはり押し目は拾われます。
何かきっかけがないとこの水準から短期的にさらに水準を切り上げるのも難しい状況となってきましたが、少なくともまだポジションを大きく動かすタイミングではないでしょう。小さな値幅を取りにトレードを繰り返すのが有効ともいえそうですが、とにかくロング継続で対応したいところです。

【Paulson Said to Cut Risk in Main Hedge Funds】
昨日も取り上げたポールソンファンドに関する記事、今日も出ていましたのでご紹介。
関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、運用するヘッジファンドの「ネットエクスポージャー」を30%に低下させた、らしいです。約4カ月前の60%から半減。
先日も欧州の債務危機封じ込めが「より確実になる」まで同社が強気の投資を減らす方針であると方針をを明らかにしていましたが、主要ファンド「アドバンテージ・プラス・ファンド」の年初来の運用成績はマイナス44%、「アドバンテージ・ファンド」はマイナス29%と相変わらず苦境に立たされていることを考えると、業界全体同様に新規資金が積極的に流入する環境ではないようです。
SPDRのポジションも再び急激に増えるんじゃないかと楽観的に見通すのも難しい局面のように思えますね。

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