ゴールド、株価急落でも急落は免れ1710ドル台で推移。
米国株は前週末までの楽観的な流れから一転し軟調な推移となりましたが、これを受けてゴールドが地合いをさらに軟化するには至らず。NY市場は1715ドル付近で始まった後、一時上昇する場目もあるなど10ドル程度の小幅レンジで取引されました。
昨日で10月の取引が終了しましたが、月間ベースでは6.3%の上昇だったそうです。
この動きが継続し今月も同程度上昇すると月末には1800ドルを回復している可能性もあるということですね。まぁ楽観的過ぎる気がしますが・・・。
引き続き欧州救済に関連する動きが市場の動向を大きく左右する状況は続いています。
過度の悲観論が台頭しない限り大崩れはないと考えていますが、一方的に右肩上がりの相場展開というのも見込み難い局面だということでしょう。
さてMFグローバルの破綻、規模としては金融機関の破綻として史上5番目だそうです。
大赤字を発表した後、GSに買収されるんじゃないか等々いろいろと噂が出てましたが、チャプターイレブン適用外ということで顧客資産を守るということではこの選択が最良なのでしょうきっと。
この後もコモディティ市場全体に影響を与えかねない材料だけに、今後の動向を注目する必要がありそうですね。
【Gold slower trade in TOCOM, Oct11】
前月のTOCOMの出来高推移です。
ゴールドは海外市場は上述のとおり6%超高と急落後の回復基調が鮮明となりましたが、ボラティリティの低下や為替相場の円高基調が相殺する形で値動きが小さくなったことから出来高は前月から大きく落ち込んでいます。
10月の月間出来高、ゴールドは124.8万枚(前月193.1万枚)、ミニ金は28.4万枚(同44.7万枚)となりました。一方、プラチナは値動きの大きさや割安・割高の動きが比較的顕著となったので前月から出来高は大きく増加、10月は前月比33%増の37.1万枚と3月以来の高水準。
果たして11月はどうなるでしょうか、活況であってほしいと願うばかりです。
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