2011年11月19日土曜日

I wonder where "Bargain-hunter" in Gold market now...

ゴールド、NY市場では積極的に買われることなく週末は1725ドル付近でクローズ。
為替相場ではECBによる国債購入などの材料が注目を集めるなかでユーロ上昇など市場の混乱沈静化に向けた動きが見られたものの、これで安心感が拡がったとは判断し難いということかゴールドは押し目でもバーゲンハントの買い気の高まりは感じられませんでした。
現物需要の弱さもこういうタイミングでは目立ちますね、やはり。

ただ、基本的に大きく崩れるような基調の変化があったわけではないことからも、下げ止まりのポイントを見極める局面であるという見方は変わらないでしょう。非現実的なシナリオと思いますが、ゴールドETF市場からの大規模資金流出でもない限り、さらに20-30ドル程度の下げの可能性は念頭に置きつつも押し目ではロング積み増し、ではないでしょうか。


【Gold will lead a rally in commodities in 2012??】
さて年の瀬迫る今日この頃、金融機関各社からもForecast的な来年のコモディティ市場への見通しが色々出て来ていますが、ゴールド、貴金属については基本的にこれまで通りというか、強気の見通しがコンセンサスとなっているようです。

先ず米Morgan Stanley、12年前半に2200ドルまでの上昇があるだろうと予想。背景は欧州の債務危機問題により強い需要が続くだろうということ。
確かに先日のWGC統計を見ても欧州の投資需要はこの後の動向如何では更に増加する可能性があると思います。そんななかでも足許じゃ下落しているじゃないか、と突っ込まれそうですが、基本的に取り巻く環境が相場支援的にポジティブだということはアップサイドを見通しますよね。

続いて英HSBC、こちらも強い投資需要を背景に来年2000ドルを上回る水準まで上昇するだろうという見通しを昨日Bloombergで言ってました。Kitcoなどにもニュースが出てましたね。

まぁでも、こういう見通しが大きく転換するのって基本的には大きく基調が変わってからなんですよね・・・笑

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