2011年11月7日月曜日

Gold extending gain, focusing on Italian vote concern

ゴールド、上昇し1770ドル超え。
欧州不安が引き続き買い材料として指摘されていますが、アジア市場から買い気の強さが目立つ展開です。ベルルスコーニ伊首相の辞任が取り沙汰されてますが、どうなるでしょうか。とりあえず、この後数時間、このイベントを経過するまでは流れに変化はないと思われます。
市場の不安感の高まりを背景に買われる展開が続けば一気に1800ドル超えを試す可能性もあるかもしれないですね。ただ、注意しなければいけないのは急激な上昇は結果的にその後の修正幅を大きくするということですが・・・。


【Gold price in EUR could continue to rise??】
金価格の推移をたまには違う角度から見てみようということでユーロ建ての推移とドル建て推移の比較を示してみました。
欧州債務懸念が表面化した11年7月以降の両通貨建ての金価格の推移を見ると、以降ではユーロ建てのほうがドル建てよりも買われていることが分かります。通貨ユーロの大きな下落などがきっかけとなりましたが、最近もドル高ユーロ安基調にだいぶ修正が入ったにもかかわらず、ユーロ建ての強含み推移に大きな変化はないようです。
このまま市場の混乱が沈静化に向かい、且つユーロが売られるような展開となればユーロ建てでの最高値更新はドル建てよりも早いタイミングで、ということになるのでしょう。
果たしてそういったシナリオに沿った動きになるでしょうか。年末にかけてこういう動きもチェックしておきたいところです。


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