2011年11月4日金曜日

Gold little changes amid overshadowed Greece concern...

ゴールド、高値圏は維持するものの積極的に買い進む動きは少なく、ロンドン市場オープン後は小幅に下げる展開。現在1755ドル付近。
前日のNY市場からの底堅い流れを引き継いでアジア市場は小幅なレンジで取引されました。引き続きフィジカル系の買いは継続しているようですが、この水準では積極的な動きも見られません。
株価の上昇など市場は週末要因もあってやや持ち直しているように見えますが、やはり根本的に市場に影を落とす材料が払拭されない状況では、現在のゴールドの買われやすい地合いにも変化が及ぶことはないようです。
ロンドン市場はオープンからユーロ下落など域内景気やギリシャの動向に悲観的な見方が拡がるなかで弱気の動きが続いていますが、この後も引き続きゴールドは"押し目は買い"のスタンスでいいでしょう。


【Paulson’s Main Hedge Fund Gained 2.4% in Oct, Paring Loss for the Year】
さて、本稿でもたびたび取り上げているJohn Paulson氏率いるPaulson & Co. のおはなし。
ヘッドラインの通り、10月はメインファンドがプラス収支となったようです。 ただ、通年では40%オーバーでまだ負けているようですし、今年は厳しそうですね。
所謂ファンドの決算期を経過しました。前週後半マーケットが戻り基調だったことで気づかなかったのかもしれませんが、大きな解約等の動きはなかったように思われます。ジャストアイディアですが、金鉱株の推移とSPDRなどの資金動向の相関など、一度調べてみると面白いかもしれませんね。

Paulson’s main fund, the Advantage Plus Fund, gained 2.4% in October and climbed in all his strategies, according to an investor update obtained by Bloomberg News.
Paulson & Co., which is based in New York and manages $30 billion, which remains the largest shareholder in the SPDR Gold Trust, the biggest ETP backed by physical metal, according to an Aug., having the worst year of his career,  reduced its year-to-date loss to 44 percent. The gold share class advanced 3.3 percent last month and declined 27 percent this year...

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