ゴールド、1700ドル台で底堅い動き。
アジア市場では市場のリスク許容姿勢は続きましたが積極的に買われる展開とはなりませんでした。
欧州の格下げ懸念等々が重しになって株価が再び小幅ながらも下げていることや為替相場の動向等を見つつ非鉄や他コモディティがやや軟調なことも積極的な買いを見送らせている要因でしょうか。
大きく下げる展開は見込んでいませんが、この後のNY市場どうなるでしょう。
なんか最近同じようなことばかり書いていますが、独自要因での上昇が期待しづらいだけに市場全体の動向をいかに素早く捉えることが出来るかがポイントとなる局面はまだ続くように思います。
【Japan trade data; Gold export decreased in Oct11】
さて、10月の国内からの輸出の通関データです。
先ずはゴールド、輸出量(未加工品)は過去2ヶ月に比べて大きく減りました。
10月の輸出量はおよそ8.6トン。特に顕著なのが欧州(英国・スイス)向けの輸出量の減少です。
これら輸出量は約2.38トンと今年1-9月の平均4.630トンのおよそ半分にとどまっています。
相場が下がって個人等からの金の売りが止んだことが大きな要因でしょうね。
一方で中国方面の輸出量はほぼ横ばい。こちらの引き合いは相変わらず、ということでしょうか。
また、プラチナ(輸出)は1.49トン。こちらも輸出は低水準、09年2月以来の水準ですね。
まぁ以前から再三指摘していますが、こちらは再輸出等がカウントされないのでアテにならないんですが・・・。
下記ご参考まで。
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