2011年11月22日火曜日

遠い1700ドル・・・

ゴールド1700ドル回復とはならず。同水準目前で打たれ、ただいま1690ドル付近で推移。
マーケットのセンチメントは前日の急落を引きずりそうな気配ですが、株価はテクニカルリバウンドでなんだか少しは戻しそうな気配。ゴールドもこの動きに追随できるでしょうか。
今日の動きを見ると、アジアではこの水準でもフィジカル系の強い買い気は見られないようです。
どんな理由でも良いので市場のリスク姿勢の回復がない限り、大きな戻りは短期的に期待しづらい局面のようです。

そういえば昼間、日経のHP見てたら豊島さんが面白い記事書いてました。
京都のゴールド需要が強い、というおはなし。
こんなこと言っちゃっていいのかなぁ・・・、と言う気もしますがさすがですね、やはり(笑)
ただ、別に最近に限ったことじゃないんですよねコレって。
もうずっと、それこそ10年以上前からこういう動きはあるわけで・・・。
まぁでもアジアの現物買いが弱い、さらに国内じゃ高値で金を得る動きが活発となるなかでこういった調整局面でもし大きな動きを見せればやはり注目されそうですね。
この話も追々、機会があれば書こうかなと思います。


【Gold price would continue to higher than Plat??】
さて、秋口に指摘したゴールドとプラチナの価格差推移のその後。
ゴールドが相場調整局面入りした後も価格差が再逆転することなく、引き続きゴールドが100ドル以上プラチナ価格を上回る状況が続いています。
どうやら短期的にプラチナ価格が上回るような"元の"価格差に戻ることは難しそうです。

というわけで考えてみました。
-ではどうすれば元の価格差にもどり得るのか。
ゴールドのこれ以上の急落がないとすれば、プラチナ相場がゴールドをアウトパフォームする形で騰勢を強めるにはやはり現物需給の環境にインパクトのある動きが起こる必要があるでしょう。
供給の途絶がいかに容易に需給を逼迫化たらしめるか、市場の需給見通しに修正を迫るかということは過去の動きを見ても明らかといえるでしょう。
ただ、現実的にこれを期待するのはなかなか難しいのが現状・・・。
となると可能性としては経済見通しの好転によるコモディティ市場への広範にわたる資金流入による相場上昇などが必要なのではないでしょうか。

















いずれにしても今後の動向を見極める上でも暫くウォッチしていきたいところです。

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