2011年11月17日木曜日

WGC said Gold demand rose last quarter, published "Gold Demand Trends Q3-2011"

【Gold demand trends Q3-2011】
WGCが四半期ごとの需給報告書をリリースしてました。
最近のJMのPGMレポートもそうですが、こちらも市場参加者の関心が低い。
僕もそうでしたが、基本的にお客さんに説明する資料を作るために目を通すくらいで、市場参加者より皆さんの方が詳しく読んでそうなレポートです(笑)
しかし今って日本語でもリリースされてるんですね、非常に驚きました。
そんなに需要あるんでしょうか?


というわけで要点だけピックアップ。

それによるとQ3の世界のゴールド需要ですが、前年比で6%増加したとのこと。欧州の債務危機などで需要が高まったことなどが背景にあると指摘されています。需要量は1,053.9トン。

投資需要は同33%増の468.1トン。バーとコインといった実物需要は29%増の390.5トン。特に欧州市場では前年の2倍以上となる118.1トン(前年同期は50.3トン)に達したと指摘しています。そのほかインドは78トン、中国も62.2トンでした。
ETF関連の需要は81.7トンでこちらも前年同期の32トンから増加。ETFが保有する金現物は8月中旬にピークを打ったものの、投資需要は好調だったとしています。

一方、宝飾需要は減少し465.6トン、こちらは前年同期比10%減少。こちらはインドの需要減が大きく、それを指摘しています。同国の需要は同26%減の125.3トン。
需要全体で見るとインドは同23%減。一方、中国は17%増と対照的な動きとなりました。

その他中央銀行の買い意欲も強かったなど指摘されています。

果たしてQ4はどうなるでしょうか。

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