2011年12月12日月曜日

下げ止まれば・・・。

ゴールド、1700ドル割れからテクニカル売りなどをきっかけにさらに20ドル下落。
現在1779ドル付近で推移と週明けいきなり売られています。

うーん、どうなんでしょう。
この水準は市場が落ち着けば絶好の買い場になると思われますが、この後のNY市場で大きく買い戻されるか、はたまたさらに投げが入るのかどうか・・・。
タイミングを見極めつつエントリーの姿勢で臨みたい局面ではないでしょうか。

今日はアジアでは押し目で積極的に買う向きはなかったですが、実需が弱い弱いと言われつつもニュースなどを見てると香港から中国本土へのゴールド輸出量が10月に85.7トン、1-10月累計では286.8トン(前年の約3倍)と、文字通りとんでもない数量になっていると出ていました。
安値で買う意欲が続けばこういう動きもセントラルバンクの買い同様に支援材料視される可能性もあるだけに、先ずは市場全体の動向次第ながらも、この水準で下げ止まるかどうか見ていきたいところですね。


【Gold/Crude oil ratio would be...】
さて、たまには違うマーケットとの関係性を見ようと言うことでゴールドと原油市場の動きをみてみます。
以前はシーズナルトレンドがはっきり出るということでトレンドフォローで邦銀などの金融機関のトレーダーがポジションを持つこともあったようですが、最近は動きが極端だけになかなか難しくなっているようです。
とはいえ、基本的には方向性自体は出やすいので、倍率等々ポジション持ちにくいこともあるかと思いますが、引き続き両者の価格推移をウォッチしていくことはコモディティ投資という意味ではまだまだ重要なのではないかと思います。

しかし、どの程度まで縮まるのでしょう。
ゴールドの暴落か原油の上昇か、なかなかどちらもすぐには起こりそうな気はしませんが。

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