2011年12月6日火曜日

この水準で落ち着けば・・・。

ゴールド下げました。
やはりまだ1750ドルレベルは盤石というわけではないですね。
ただいま急騰前のレベル1720ドル付近で推移。

以前にも指摘していたとおり、やはり急騰など大きな動きがあれば、現在のセンチメントではその後の調整局面ではその幅が大きくなりがちです。
この水準で下げ止まればその後は再びアップサイドでしょうが、今日はNY市場で値ごろ感からからの買いが入るでしょうか。アジアではさっぱりといった感じでしたが・・・。

【Shanghai Exchange Seeks Institutional, Foreign Investors】
さて、TOCOMが残念なことに9月以降出来高がジリ貧だということは先日も取り上げましたが、中国・上海市場も状況はあまり芳しくないようですね。
上海先物取引所(Shanghai Futures Exchange)のGM(:general manager, Yang Maijun) のコメントとしてこんなのが出てました。

"We are studying how to allow banks, trusts, securities and fund companies to enter the commodities markets"

だそうです。

全然最近チェックしてなかったんですが、今年の出来高がどうやら前年比で52%と大きく落ち込んでいるようです。LMEやCMEがシンガポールを拠点にアジア地域で活発に営業していることがどうやら影響しているようですが、どこも厳しいですねまったく。

ゴールドに関していえば、数年前に上場された時はいきなり100ドル以上ロコロンドンにプレミアムが乗った値段で取引され世界中のトレーダーに驚きを与えてくれたのですが、その後はさっぱり。
しばらくは全く参入の妙味がないマーケットでしたが、今夏の世界的なゴールド上昇場面では再び大きなプレミアムが乗るなど、まだまだ東京に比べれば関心を集めやすい動きは見られています。

来年以降、こういうアジア市場の動向もチェックしていきたいですね

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