ゴールド、NYクローズでは前日と小動き、1746ドル付近。
買われて始まったものの、午後にかけて値を消しました。為替相場はユーロがドルに対して3日ぶりに下落と、来週のEUサミットで債務危機を解決することはできないとの懸念が強まったと指摘されていますが、こういった要因がやはり響いたようです。
米雇用統計が強い内容だったものの株価が午後にかけて上げ幅を縮小したように、この日の動きを見てもやはり市場の注目ポイントは欧州市場の動向です。
来週も不安定な展開が続くことになるのでしょうきっと。
また、昨日の上昇局面では韓国中銀が先月、15トンも金を買ったということが明らかになったことがサポート要因になったようです。各方面から指摘されていますが、やはり中央銀行は引き続きバイヤーです。
ETFの残高増加も続いていますが、こういった動きを見てさらに投機家の買い意欲が高まるでしょうか。市場全体の動向に振らされる展開が続くなかでもこういった固有の動きはチェックしていきたいところですね。
【Sharply drop Turkey Gold import in Nov, Istanbul Gold Exchange】
イスタンブールゴールド取引所が毎月発表している同国の金輸入量がちょっと興味深いことになっています。
11月の同国金輸入量は730.611kg。前月の7490kgから急減しました。
まぁ5月に29kgっていうのもありますし、過去の動きを見てもかなりブレるんですが、それにしても最近の中では目を引く動きとなりました。
ちなみに11月時点で過去2年の通年の輸入量を大きく上回っています。
11月以降、アジアのフィジカル需要の低下がたびたび指摘されていましたが、そういう動きを実証するものとしても確認しておきたいデータですね。
まだ始まったばかりで何とも判断することは出来ませんが、12月はどうなるでしょうか
そういえば、Soc Genすごいですね。島本さん筆頭にBNP Paribasからごっそり採ったんだ。
同じ国の金融機関なのに・・・、って思ってしまいますが
思い返せば貴金属業界でも欧州の同じ国同士で数年前にアナリストの取り合いしてましたよね・笑
あ、それとICAPがMFグローバルの幹部クラス含めてごっそり採ってましたね。
シンガポールのスタッフは大量解雇らしいですが・・・、年末も雇用市場はまだまだ騒がしそうです。
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