やはり強いゴールド、スポットベースでも一時1920ドルでトレードされ最高値更新です。
欧州市場の財政問題等を懸念する動きに続き、アジア市場で株価が軟調となったことから午後に入り買いの勢いが加速。COMEXがショートカバーとみられる動きから大きく跳ねる形で1910ドルまで上値を伸ばした後は、小口の買いや引き続きアジアからのフィジカル絡みの買いが支える形でロンドン市場オープンではついに1920ドルまで上昇し、瞬間ながら史上最高値を更新しました。
TOCOMも午前中は静かでしたが、海外市場の動きに合わせて上昇し、8月下旬に記録した高値を抜きこちらも上場来最高値を更新。4749円まで上昇する場面がありました。ミニ金は個人投資家からの買いなのでしょうか、やや買い気が強くなり期先のコンタンゴが拡大したりしていますね。
商社等の当業者はあまりポジション持ってないみたいですが、現在のゴールド(標準)のSCOでガッチガチに動かないスプレッドを考えると、実際に受渡をしないぶんだけでも多少ポジション振ったほうが運用うまくいくように思うんですが何でやらないのか不思議です。
SNBがスイス・フランの対ユーロ相場に上限を設定すると発表した直後、瞬間的に暴落し30ドル超下げたものの、直ぐに切り返して1900ドルを回復したところを見ると、これを再び休場明けのNY市場が材料視しなければ、やはり最高値更新からの上値追いは必至と思われます。
市況について、"買うしか選択肢がないのが現状"と話すトレーダーもいましたが、一度は2000ドルの節目を見るのかな、という気がしてきました。
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