ゴールド、アジア時間はやや売りが目立ったものの、ロンドン市場では少し買われて現在1780ドル付近で推移。往って来いといったところでしょうか。フィジカル系は売り買い交錯でしたが、株高などを受けその他投資家は売っていた模様で、一時は1760ドル割れを試すかといったところまで下げました。
今夜のNY市場で株価5連騰なら1750ドル割れもあり得るかもしれない点は念頭に置く必要がありそうですが、やはり基本的にはまだ押し目は買いでしょう。Exit Planをきちんと用意しつつ、大きく下押す場面では押し目を拾うべき局面だと見ています。
TOCOMも特に大きな動きはなかったですね。しかし、最近見てても売買上位10社ってほとんど同じネームしか出て来ませんね。商社の名前が出てこないことで特に面白みのない状況だということは分かると思いますが。
【米国のPGM輸入】
ゴールドが軟調な反面、パラジウムは少し買われています。売られすぎの反動の域を出ていないことから特に指摘するほどでもありませんが、何か材料はないかと見ていたところ、米国のパラジウム輸入量は前年比で見てもそこそこ堅調なようです。
ETFのボルトはスイスとロンドンですから、やはり実需メインと考えられますが、実は自動車触媒向けのPGM供給はメーカーごとに様々であり、米国メーカーの輸入がどのようになっているのか、(スポンジメインに未加工品を工場で加工しているのか、それとも製品輸入なのか等)はよく知りませんが、いずれにしても同国の需要が大きく落ち込んでいるようなことはないことが分かります。
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