ゴールド、1800ドル前半で底堅いものの動きがなくなってきました。引き続き欧州債務懸念がマーケット全体に重くのしかかっており、積極的にリスクをとるような動きもない半面、同問題が具体的に進展を見せているわけでもないことから質への逃避の動きも限定的で市場全体で見てもやや方向感がなくなっているように思われます。
引き続き押し目は買われる展開は続くと思いますが、月内に再び高値更新に向け機運を強めるような展開とはならないかもしれませんね。引き続き中期タームでは強気相場継続との見方は変わりませんが。
TOCOMも今日は静かですね。今のところ特に目立った動きはなし。早起きのロンドン勢が参加し始める引け間際に海外市場が大きく動くのを期待したいところですが、なければ引き続き海外市場の写真相場の様相のままでしょう。
今日はGFMSの「Gold Survey 2011 update1」の発表がこの後あります。
見通しに関してはまぁ強気でしょう、きっと(笑)
金融市場の状況次第で年内2000ドルを超える場面があるかも知れない、といった内容でしょうか。
高値でも中国・アジアの金需要が堅調なこと、スクラップ供給が増えないこと等々を指摘してくるのかな、と考えています。
ちなみにプレゼン開催地って今までロンドンと香港なんですね。最近はほとんどノーケアだったもので香港?って思ってしまったのですが、これも時代でしょうか。
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