明けて5日のアジア市場、ゴールドはとりあえず高値圏は維持で推移です。1880ドルを下回る場面も見られていますが、米国市場休場のなか積極的な取引は見られません。TOCOMも特に大きな動きはないようですが、プラチナ価格をゴールドが上回っているだけに、再びこの水準からゴールド売り、プラチナ買いのいわゆるストラドル(懐かしいですね)を仕掛ける個人投資家の動きが活発化するかに注目でしょうか。
COMEXがないとやはり中国やフィジカル系の動向がマーケットを主導することになります。となると高値圏ではやはり彼らは一旦利食いを先行させるといった構図。もう少し下押す場面があるかもしれません。
ただ、これまで指摘してきているように、市場全体で見れば弱材料にまだまだ敏感に反応するマーケットです。この後発表される小売売上高が欧州債務不安を喚起するかどうかは不明ですが、リスク許容の姿勢が明確となるようなセンチメントの好転が明らかとなるまでは引き続き押し目は買い、のスタンスが賢明でしょうきっと。
ゴールド/シルバーのレシオのトレードに関して金融機関各社から最近色々な見通しが出てます。横並びの金相場の見通しとは一線を画す形で両方の見通しのようです。
シルバーについては業界内では鉱山関係が45ドルアッパーのレベルで売ってくるという噂がありますが、向こう数週間のこの両者の推移については引き続き注目して見てみたいところです。
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