NY市場はギリシャが国際支援の確保に必要な条件を満たすために欧州首脳らは域内債務の対策で合意に近づいているとの観測を好感し、株価はこの日も上昇。終盤上げ幅を縮小したものの、再び市場を悲観論が支配するような流れとはなっていません。
ゴールドもロンドンからの流れを引き継ぎ、1650ドル付近をサポートラインとして底堅い展開となりました。先週以降、再び為替相場(EUR/USD)との相関関係を強めて(順相関)いますが、この日はユーロが大きく売り込まれる展開とならなかったことから最近見られたような大口の売りもなかったようです。さて、この動きいつまで続くでしょうか、過去の推移を見るとだいたい1ヶ月程度は同じ方向に動きそうではあるのですが。
ただ、明けて28日のアジア市場、また売られています。
ドルが底堅いことや一部アジア株が下げていることなどが重しとなっているのでしょうか。戻り待ちの売りもあったようですが、序盤から徐々に値を下げ、現在1635ドル付近。動き始めると早いだけに判断が難しそうな局面ですね。
【Gold Holdings by Exchange-Traded Funds】
ゴールドETFの残高、まただいぶ減りましたね。27日時点の統計で前営業日比で27.8万オンス減。週間ベースだと約50万オンス減に達しています。中央銀行はおそらく下押そうが上値追いであろうが、そう大きく変わらず着実に保有金準備を増やし続けてるのでしょうが、流石にこれだけのボリュームになるとインパクトありますね。昨日は株価が底堅さを徐々に取り戻し始めているように見えるなか、果たしてどのタイミングにおいてゴールドETF市場の投資家の売りが止むのか、引き続き注目して見ていくべきでしょう。
というわけで、
Following is a table detailing known gold holdings by exchange-traded funds as of 27-Sep 2011 about 5:00 p.m. New York time
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