ゴールド、NY市場は反発し再び1800ドル回復です。
国際通貨基金IMFが世界経済の成長予想を下方修正したことで米国債市場が3日続伸となったように引き続き質への逃避、といった動きが市場で支配的となるなかでこの日はゴールドも買われました。またFOMC声明を控え、さらなる追加緩和を期待するムードが高まったことが買い材料となったと指摘する向きもあるようです。ゴールドETFもSPDRは1トンくらい増えてましたね。
S&Pが前日、イタリアの格付けを引き下げましたが、これにより欧州の財政危機で域内諸国の借り入れコストが上昇するとの懸念がまた強まっておりますが、こうなると沸き上がるのがイタリアの金準備売却があるのかどうかという議論。本当に売ると決まれば、その方法如何に依りますが市中売却となればインパクトのある材料となりますがまだまだ先の話でしょう、こういうのは。あまり気にしなくていいように思います。
まずは本日のFOMCで一段の刺激策を発表するかどうかが注目材料であり、これ次第で大きく振れる可能性がある点に注意しつつのポジション繰りを進めたいところですね。
しかし追加緩和決定すると思惑通り上昇スピード加速となるのでしょうか。そうならない気がするんですが…。
【LBMA Delegates See Gold Above $2,000/Oz by November 2012】
取り上げるのもどうかと思うのですが、先に開催されたLBMAカンファレンスでの次回会合(12年11月)時点までにそれぞれのメタル価格がどうなっているかという投票の結果。
市場参加者530人の投票のアベレージでは、ゴールドは2000ドルアッパーまで上がるという結果に。
2回の結果は月曜の朝に行った結果が2075ドル、火曜の閉幕の時が2019ドルだったようです。
同様にシルバーは47ドル(閉幕時に発表された結果)、プラチナは同2163ドルとなっています。
基本的には皆、強気と見ているということのようです。
【Russia Increased Gold Holdings to 27.2 Million Ounces in August】
タイトルの通りですが、ロシア中銀の保有金準備は8月時点で27.2百万オンスと前月(27百万)からまたまた増えたそうです。
繰り返し指摘しているようにオフィシャルセクターは引き続きバイヤーサイドです。高値でもやっぱり買ってきます。
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