ゴールド、反発基調を強めロンドン午前中では1660ドル台での推移。
前日の欧米市場の動きを受けアジア市場では株価が堅調推移となるなど、市場が落ち着きを取り戻し始めているとの見方が強まっていることが支援材料でしょうか、ゴールドも戻りを売り込むような動きは一日を通じて見られませんでした。欧州勢が出て来た夕方以降は上げ幅を拡大するなどショートカバーも指摘されるなかで底堅い流れが続いています。
さて、今夜のNY市場はどうなるでしょうか。iSharesのETF残高が出てましたが、26日時点で7万オンス強の残高減少ですか。やはりSPDRもそうですが、COMEX以外のマーケットでも他市場でのマージンコールへの補填的という意味合いなのかどうかは分かりませんが、このような大きな規模でのポジション解消がゴールド価格の急落に拍車をかけたことは間違いなさそうです。
この後のNY市場でも積極的に売り込む動きがなければ、短期的にはリバウンドでさらに大きく切り返すかもしれないと見ています。動きが大きいだけに新規にポジションを持つのは難しい局面ですが、市場全体の動向を引き続き注視したいところですね。
TOCOMは急反発したものの、ポジションに大きな動きはなかったですね。しかしニューエッジすごい取引量ですね、6.8万枚ですか。と思ったんですが、一昔前って思い返すと大手町や晴海の某商社は4万、5万枚とか結構取引してましたよね。それも1人、2人のトレーダーで。まぁトレーディングの質が違うので一概に比較も出来ないですが、出来るだけ取組高減らない形で数多く売買が行われるのはCOMEX等を見ても現在のマーケット環境に照らせば良いことなんでしょうね。
【Shipwreck of SS Gairsoppa reveals £150m silver haul】
本日、大きくニュースになっていましたが、第2次世界大戦中に沈没した英国の蒸気船が北大西洋の海底で見つかり、積荷から200トン分の銀塊が発見されたというニュース。
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツの潜水艦Uボートに撃沈された英国の貨物船「ゲアソパ号」が27日までに北大西洋の海底4700メートル地点で発見されたそうで、発見されたシルバーの引き上げが成功すれば総額1.5億ポンド(約180億円)の価値が見込まれるそうです。ということはこのシルバー、純度はかなり高いってことでしょうか。
英政府と契約して同船の捜索に当たっていた米オデッセイ・マリン・エクスプロレーションが、引き上げを来年中に行う見通しらしいですが、銀塊が回収されればその評価額の80%はオデッセイ社が受け取れる契約になっているとのことです。
それにしても、こういうのってどのように評価を行うんですかね。引き上げた完了した月の月間アベレージでも用いるんでしょうか?少し興味があります。
音声出ませんが、ご参考まで。
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