ゴールド、底堅い動きです。アジア市場では市場全体に様子見ムードが強かったこともあり積極的な動きは見られませんでした。TOCOMも特段目立った動きなく、晴海の某商社が大きなボリュームで取引してましたが、これはSCO絡みの動きでしょう。とにかく久々に静かでした。
その後、IMF公表データで7月にロシア中銀が4.42トン積み増したことが明らかになりましたが、既に折り込み済みの材料だったか、これにもマーケットは特段反応なし(その他では、コロンビアが同2.3トン増、カザフが3.11トン減、タジキスタンが1.19トン減)。ロンドン市場でもゴールドは1820ドル台中盤で推移が続いています。
引き続きNY市場で市場全体のセンチメントがどちらの方向に振れるかがポイントですが、基本的なファンダメンタルズがサポート方向にあるだけに、大きく崩れるような可能性は徐々に低下していくように思われます。月末に関連しLME非鉄はファンドの買いが指摘されていますが、この動きが貴金属市場に影響を及ぼすかどうか等にも注目して見ていきたいところです。
8月の国内取引所の各商品の出来高が発表されていました。
ゴールド(スタンダードコントラクト)の出来高、258万1114枚。前月比203%増、前年同月比だと361.32%増。
まぁそうなるでしょうね、活況でした。
貴金属全体でも前月比196%増、1-8月累計も前年同期比112%増と大きく持ち直しています。
でも国内商品全体で貴金属市場の比率が8月は約80%、コメは一部の海外投資家も動向を注目してましたし、他市場の今後の盛り上がりを期待したいところです。
あ、もちろん貴金属市場もこのまま9月も行って欲しいですね。
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