2011年8月22日月曜日

今朝も上昇

週明けのマーケットはシドニーオープン、というかCOMEXオープンとともに例のごとく強い買い気が見られ、薄商いの日本時間AM8時前には1875ドル超えまでスポットは前週末のNYクローズから一気に15ドル超の急騰。アジア市場オープンで一気に1900ドル台も伺うかと思いましたが、その後は一段落といったところでしょうか。9時過ぎの時点では1868ドル付近で推移しております。
相変わらず市場が不安定ななかでUSD/JPYは円高対策を注視してか、朝方からポジションの巻き戻しが続いていますが、ベースとなるファンダメンタルズに劇的な改善がなければやはりゴールド、まだまだ本格的な調整局面入りは遠いのではないでしょうか。過度に強気になるところではないですが、上値追い、継続でしょうか。

さて、先週末に出ていたニュースによると、ロシアは7月に3.1トンの金準備積み増しを実施したとのこと。状況が状況だけに、っていう気もしますが高値でもどんどん買いますね、やはりあの国。
周知の事実ですが、CBGA自体がここに来て形骸化しつつあるように、かつては高値でバンバン売ってきたヨーロッパの中銀(特にフランス)などがここ1年半近くほとんど市中で売却を進めないことを考えても、こういった中央銀行の動向は一時再び増加に転じていた鉱山会社のヘッジ動向と併せて、強気の材料として市場で捉えられるんでしょう、やっぱり。

また、今年のインドの今年の金輸入料が過去最高になる見通し、と同国の業界関係者のコメントも出てました。こういうフィジカル絡みの動きが出てくると、しばらく底堅く推移するんじゃないか、という予感もしてきます。

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