ゴールド、NY市場ではFOMC議事録公表受けさらに強含みの流れとなり、一時は1840ドルを伺う場面もありました。明けて31日のアジア市場ではTOCOMオープン前にやや売られたものの、その後やや値を戻し、現在1833ドル付近で推移。引き続き積極的に買い上げるような展開ではありませんが高値を売り向かう向きも少ないといったところでしょうか。
まだ何とも判断しづらい局面ながら、やはり金融緩和を期待するような流れが転換点をむかえたわけではなく、また株価も続伸したとはいえ日中乱高下を繰り返していることを考えると、市場が弱気の材料に反応しやすい(ゴールドに買いが集まりやすい)状況は続いていると判断すべきでしょう。
短期的には1865ドルあたりが次のレジスタンス、1800ドルがサポートになるのでしょうが、ボラティリティを考えるとあまり注目していても仕方ないかもしれないですね。
たまにはプラチナの話を。
上海金取引所のプラチナ、相変わらず活況です。
ドル建てプラチナ価格は高値圏でしたが、人民元高や金の活況も手伝ってか取引量は6000kg超え。
中国のPGMの取引環境はCPM(確かChina Platinum Corp. だったような…)が流通を一本化しているため基本的に投資家や実需家はBuy オンリーの動きになります。
最近はNYMEXのオプションマーケットが拡大しているものの、世界的な需給動向を考えれば大きな相場上昇を見込むのが難しいと考えていますが、実需絡みの買い、マーケットが小さいだけにこういった動きは引き続き注目を集めそうな気がします。
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