2011年8月25日木曜日

1700ドル割れ回避から反発

ロンドン市場、今日も売る気満々といった調子でした。どうやら仕掛け的な動きもあったようでゴールドは中盤には1700ドル割れを試す場面も見られました。ただ、この水準では下値を拾う向きもあり、NYオープンを前に安値から今度は30ドル近く切り返しています。相変わらず荒っぽい値動き。
買い場探しという状況だと思いますが、ちょっと買われると簡単に1ドル、2ドルは動いてしまうだけにタイミングが難しい局面。さてこの後のNY市場、引き続き "ahead of Jackson hole"のなかで前日のように楽観的な見方が市場を支配し、ゴールドはこの水準からさらに売られるのか、注目です。


何か金融機関各社がこぞってゴールドの価格見通しを引き上げてますが、またいくつかをご紹介。
来年の相場見通しについて、ANZは2200ドルまでの上昇もあるんじゃないかと指摘しています。
またBNPパリバはアベレージで2080ドルと、なんと従来の1600ドルから一気に500ドル近く上方修正。現在のトレンドはFedが金融引き締めを開始する13年まで続くだろうとしています。まぁ言うまでもなく、どこの予想も基本的には同じ方向を見ています。

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