2011年11月29日火曜日

Gold, How's now?

ゴールド、1700ドル台で底堅い動き。
アジア市場では市場のリスク許容姿勢は続きましたが積極的に買われる展開とはなりませんでした。
欧州の格下げ懸念等々が重しになって株価が再び小幅ながらも下げていることや為替相場の動向等を見つつ非鉄や他コモディティがやや軟調なことも積極的な買いを見送らせている要因でしょうか。
大きく下げる展開は見込んでいませんが、この後のNY市場どうなるでしょう。

なんか最近同じようなことばかり書いていますが、独自要因での上昇が期待しづらいだけに市場全体の動向をいかに素早く捉えることが出来るかがポイントとなる局面はまだ続くように思います。


【Japan trade data; Gold export decreased in Oct11】
さて、10月の国内からの輸出の通関データです。
先ずはゴールド、輸出量(未加工品)は過去2ヶ月に比べて大きく減りました。
10月の輸出量はおよそ8.6トン。特に顕著なのが欧州(英国・スイス)向けの輸出量の減少です。
これら輸出量は約2.38トンと今年1-9月の平均4.630トンのおよそ半分にとどまっています。
相場が下がって個人等からの金の売りが止んだことが大きな要因でしょうね。
一方で中国方面の輸出量はほぼ横ばい。こちらの引き合いは相変わらず、ということでしょうか。

また、プラチナ(輸出)は1.49トン。こちらも輸出は低水準、09年2月以来の水準ですね。
まぁ以前から再三指摘していますが、こちらは再輸出等がカウントされないのでアテにならないんですが・・・。

下記ご参考まで。

CFTC CoTR as of 22-Nov 2011

【CFTC CoTR as of 22-Nov11】
さて、遅くなりましたがCFTC明細です。
COMEXゴールドのネットロング、マーケットが急落にしたにもかかわらず増加しました。
ただ、詳細を見るとロングは減ってますし、ショートの減少幅がロング減少幅を上回ったことが要因ということが分かります。
ショート筋の利食い、ですかね。一応ネットロングの拡大は5週連続ということになりました。
オプションは取組高が大きく減りました。
色々とタイミングが重なったこともありますが、今後マーケットが変動する要因が減るというのはあまり好ましいことでもないと思うので、早期に取組高が増加に向かうのかどうか、見ていきたいところです。

一方、シルバーはネットロングが縮小。こちらもロング・ショートともに減りましたが、ゴールドとは異なりロングの減少がショートの減りを上回っています。

下記チャートにてご確認ください。
今週は視覚的にも見てみようということで、Futures onlyの2分類のグラフも添付しておきます。


2011年11月28日月曜日

As I expected, Gold recovering clearly...

ゴールド、アジア時間から買われ1700ドル回復。
その後ロンドン市場でも続伸し1710ドル付近。一時は1715ドル付近までの上昇もありました。

まぁ予想通り、ですね。
株価上昇でドル下落の流れ、というリスク許容の動きとなればやはり買われます。
今週は落ち着いた流れで、マーケット広範に戻り基調が続く展開となるでしょうか。
まずはNY市場、注目となりそうですね。

にしても、最近少々バタバタしているもので更新が滞りがちです。
先週分のCFTC、国内の輸入・輸出通関統計については明日更新します。
出来る・・・だろうか(笑)

2011年11月25日金曜日

週末要因でも反発はあるか・・・

ゴールド、ロンドン市場でじり安。1680ドルを割り込んできました。現在1677.5ドル付近。
決め手となるような材料もなく相変わらず外部要因、というかマクロファンダメンタルズの見通しがどうなるかということに振り回される展開にこの後のNY市場もなるのでしょうきっと。
週末要因でテクニカル主導でも株価が戻るかどうか、先ずはそれに注目。
で、そうなった場合にゴールドも追随するかどうかが第2の注目ポイントでしょう。

来週のマーケットについて、ゴールドの見通しは相変わらずポジティブのようです。
Bloombergのサーベイによると26人中18人が上昇を予想、だそうです。
ゴールドETFの残高増えてますし、まぁリスク回避の動きがいっそう強まらなければ上がるだろうということでしょう。本来個別に売られるような材料もないですしね。

ちなみにゴールドETFの現物保有残高、23日時点で2350.8トンと過去最高水準に達しています。
こちらについては週末にでも、また。

2011年11月24日木曜日

底堅いことは確か・・・

ゴールド、1700ドル手前で推移。
さすがに金融市場が株価中心に再びクラッシュの様相を呈している状況下、積極的に買われる展開とはなりませんでしたが、それでも底堅さは目立ちます。
アジアでは少し買い気が見られていますが、果たして今夜のNY市場どうなるでしょうか。

2011年11月23日水曜日

専門家の意見も聞いてみよう・・・

【Swiss PGM Trade in Outober】
さて、中国の通関統計に触れたのでどうせなら、ということでスイスの統計も載せてみます。
こちらの方が大きな動きがあった際には材料視されますね。
見ていくポイントとしては輸入に関してはロシアの動向がどうか、あとは輸出入のバランスがどうか、ということになるでしょうか。
そういう意味では今月のプラチナの輸出入バランスは相場支援的といえそうです。

10月のPt、Pdの輸出入はそれぞれ以下の通り
Pt 輸入: 2364kg (前月:6334kg)
Pt 輸出: 8507kg (前月:6732kg)
Pd 輸入:  368kg (前月:3792kg)
Pd 輸出:  456kg (前月: 805kg)


【An analyst on outlook for Gold price】
こういうタイミングだし専門家の意見も参考にしよう、ということで
Barclays CapitalのSuki Cooper女史が出ていたVideoを。昨日のBloombergより。

Bargain hunter appeared in Gold market; dragging higher $1700/oz...

ゴールド、1700ドル回復からジリ高の流れ。
やはり心理的に買いやすいのでしょう、1700ドルを回復したことでアジア市場では序盤から買い優勢です。
FOMC議事録が一部で追加緩和の可能性を示唆したと解釈されたこともあるのでしょうが、急落に対する反動、いわゆるテクニカルリバウンドの要素も大きいように感じますが、まぁ理由は何にせよ反発しています。
1720ドル手前までの戻りはあるかな、と見ていますが果たしてどうなるでしょうか。


【LBMA: Daily Gold transfers fall 4.3% in Oct.; Silver transfers up 12.5%】
さて、隔月で公表されるLBMAのクリアリングのデイリーアベレージの統計、10月分が先週出てました。
遅くなりましたが、一応載せてみます。特に何の工夫もないですが下記グラフ(表)をご参照ください。

ゴールドは右肩上がりの上昇相場だった8月、乱高下の9月の後、さすがにやや取引量が減りましたがそれでも数量、金額ベースとも高水準は維持しています。
一方、シルバーはさらに10月に入り取引量が増えました。すごいですね、予想外。
そして前年比で見ると取引量の増加がしていることがよく分かります。今年のマーケットがいかに活況だったかといえるでしょう。

これを見て特に見通しやその他の要素を指摘するのも難しいですが、トレンドを知るという意味では知っておきたい情報ですね。

The amount of gold transferred between accounts of London Bullion Market Association [LBMA] members fell by 4.3% month-on-month during Oct to a daily average of 21.3 million ounces as according to LBMA reported lastweek. The amount of silver transferred rose, however.

The average gold-price fixing fell from the previous month’s highs by 5.9%, and as a result, the value of transfers fell by 9.9% in Oct to $35.5 billion, the LBMA said. The average number of transfers fell sharply by 21.3% to a daily average of 2,412, the lowest level since Jul.

Meanwhile, the amount of silver transferred between accounts climbed by 12.4% to a daily average of 197.4 million ounces, the second-highest level of the year and topped only by 259.3 million ounces in May, the LBMA said. However, the average fixing price fell 16.2%, resulting in a 5.8% decrease in the value of silver transferred to $6.31 billion. The number of transfers fell to a daily average of 879.

Year-on-year comparisons show that the average number of gold ounces transferred daily rose by 24.6%, while number of transfers rose by 35.9% and the average value of gold transferred rose by 54.8%. Year-on-year silver figures also rose, with ounces transferred up by 114.0%, the number of transfers up by 99.5% and total value up by 192.6%.

The LBMA releases clearing statistics each month showing the net volume of gold and silver transferred between accounts of members, which essentially provide a snapshot of the trading activity.

2011年11月22日火曜日

ゴールド、株価続落にも序盤は底堅さ示す動き・・・

さてオープンしましたNY市場。
株価はGDPの成長率見通しの下方修正などが嫌気されたといわれるなか小幅続落で始まりましたが、ゴールドは対照的に底堅い動きから再び1700ドルを試す流れです。
WTIも堅調ですね、こういったところがサポート要因となっているのでしょうか。COMEXでは特に大きな買いが出ている訳ではなさそうですし、一気にここから急伸はないと思いますが1700ドルを回復できれば心理的には買いやすくなりそうですし、期待したいところですね。


【China’s Silver Imports Were 250.6 Tons in October】
さて、たまには中国の統計も見てみようと思います。
中国通関統計によると10月の同国の銀輸入は250.6トンとなり前月の264.7トン、前年同期の340.9トンから減少したようです。カッパーやその他ベースメタルのようにこれがマーケットに強い影響をもたらすわけではないので、特に気にする必要もないですが、こういった統計内容を見ると足許で需要はさほど強くないようですね。
ちなみにプラチナは6.3トンでこちらも前月の7.83トンから減少。ただ、8月の5.53トンは上回りました。

Silver imports by China were 250.6 tons in October, the customs showed today. That compares with 264.69 tons previous month and 340.9 tons a year ago; and also 314.7 tons in August.
Platinum imports were 6.3 tons compared with 7.83 tons in September. but higher than in August, 5.53 tons, according to data released by the customs agency.

遠い1700ドル・・・

ゴールド1700ドル回復とはならず。同水準目前で打たれ、ただいま1690ドル付近で推移。
マーケットのセンチメントは前日の急落を引きずりそうな気配ですが、株価はテクニカルリバウンドでなんだか少しは戻しそうな気配。ゴールドもこの動きに追随できるでしょうか。
今日の動きを見ると、アジアではこの水準でもフィジカル系の強い買い気は見られないようです。
どんな理由でも良いので市場のリスク姿勢の回復がない限り、大きな戻りは短期的に期待しづらい局面のようです。

そういえば昼間、日経のHP見てたら豊島さんが面白い記事書いてました。
京都のゴールド需要が強い、というおはなし。
こんなこと言っちゃっていいのかなぁ・・・、と言う気もしますがさすがですね、やはり(笑)
ただ、別に最近に限ったことじゃないんですよねコレって。
もうずっと、それこそ10年以上前からこういう動きはあるわけで・・・。
まぁでもアジアの現物買いが弱い、さらに国内じゃ高値で金を得る動きが活発となるなかでこういった調整局面でもし大きな動きを見せればやはり注目されそうですね。
この話も追々、機会があれば書こうかなと思います。


【Gold price would continue to higher than Plat??】
さて、秋口に指摘したゴールドとプラチナの価格差推移のその後。
ゴールドが相場調整局面入りした後も価格差が再逆転することなく、引き続きゴールドが100ドル以上プラチナ価格を上回る状況が続いています。
どうやら短期的にプラチナ価格が上回るような"元の"価格差に戻ることは難しそうです。

というわけで考えてみました。
-ではどうすれば元の価格差にもどり得るのか。
ゴールドのこれ以上の急落がないとすれば、プラチナ相場がゴールドをアウトパフォームする形で騰勢を強めるにはやはり現物需給の環境にインパクトのある動きが起こる必要があるでしょう。
供給の途絶がいかに容易に需給を逼迫化たらしめるか、市場の需給見通しに修正を迫るかということは過去の動きを見ても明らかといえるでしょう。
ただ、現実的にこれを期待するのはなかなか難しいのが現状・・・。
となると可能性としては経済見通しの好転によるコモディティ市場への広範にわたる資金流入による相場上昇などが必要なのではないでしょうか。

















いずれにしても今後の動向を見極める上でも暫くウォッチしていきたいところです。

2011年11月21日月曜日

1700ドルを維持できるか・・・

ゴールド、ロンドン市場で下げ1700ドル割れ目前。
さすがに下げがきつい印象ですが、株価の下げを見ても明らかなように市場のリスク回避姿勢が強いだけに、下手に逆らうとやけどしそうな展開ですね。1700ドルを下回る水準は押し目買いの好機と考えていますが・・・。
アジアでもフィジカル系の買い意欲低下が顕著だけに積極的なバーゲンハンター不在の展開、中央銀行への買い期待じゃさすがにサポートにはなりづらいところですね。
いずれにしても、週初めから難しいタイミングに差し掛かっているのは事実。この後のNY市場で崩れずに持ちこたえられるかどうか注目となりそうです。



【Look at correlation between funds and price move in COMEX】
毎週CFTC明細でファンドのポジション動向を見てきていますが果たして相場動向との因果は、ということでCOMEXのゴールドとシルバーについて見ていきます。
ネットロングの推移と価格の関連性を当該週の数字と前週比ベースでまとめてみました。
一応どちらも順相関(:つまりファンドのネットロングが増えると相場も上昇、反対は減ると下がる)の関係にあることは分かりますが、昨年以降その関係性は低下していることがわかります。直近で見てもこの傾向は変わらず。
一時期に比べてポジションが軽くなっているだけに、来年にかけて傾向に新しい動きは見られるでしょうか。こういった点もよく見ていきたいところですね。

2011年11月19日土曜日

CFTC CoTR as of 15-Nov11

【CFTC CoTR as of 15-Nov 2011】
さてCFTC明細です、こちらは15日時点のもの。
COMEXゴールドのファンド勢のネットロングは前週から小幅ながらさらに拡大、相場は頭打ちとなっていましたが、強気のポジション繰りは進んでいたことがわかります。ロングの増加がショート増を上回ったというのは前週同様です。マネージドマネーのロング増加が続いていますね。

COMEXシルバーもゴールド同様にネットロングが拡大。こちらは大きく増えました。これで5週連続でネットロングは拡大。規模の差があるので比較の意味があるとは思えませんが、一応これで今年最長となりました。



I wonder where "Bargain-hunter" in Gold market now...

ゴールド、NY市場では積極的に買われることなく週末は1725ドル付近でクローズ。
為替相場ではECBによる国債購入などの材料が注目を集めるなかでユーロ上昇など市場の混乱沈静化に向けた動きが見られたものの、これで安心感が拡がったとは判断し難いということかゴールドは押し目でもバーゲンハントの買い気の高まりは感じられませんでした。
現物需要の弱さもこういうタイミングでは目立ちますね、やはり。

ただ、基本的に大きく崩れるような基調の変化があったわけではないことからも、下げ止まりのポイントを見極める局面であるという見方は変わらないでしょう。非現実的なシナリオと思いますが、ゴールドETF市場からの大規模資金流出でもない限り、さらに20-30ドル程度の下げの可能性は念頭に置きつつも押し目ではロング積み増し、ではないでしょうか。


【Gold will lead a rally in commodities in 2012??】
さて年の瀬迫る今日この頃、金融機関各社からもForecast的な来年のコモディティ市場への見通しが色々出て来ていますが、ゴールド、貴金属については基本的にこれまで通りというか、強気の見通しがコンセンサスとなっているようです。

先ず米Morgan Stanley、12年前半に2200ドルまでの上昇があるだろうと予想。背景は欧州の債務危機問題により強い需要が続くだろうということ。
確かに先日のWGC統計を見ても欧州の投資需要はこの後の動向如何では更に増加する可能性があると思います。そんななかでも足許じゃ下落しているじゃないか、と突っ込まれそうですが、基本的に取り巻く環境が相場支援的にポジティブだということはアップサイドを見通しますよね。

続いて英HSBC、こちらも強い投資需要を背景に来年2000ドルを上回る水準まで上昇するだろうという見通しを昨日Bloombergで言ってました。Kitcoなどにもニュースが出てましたね。

まぁでも、こういう見通しが大きく転換するのって基本的には大きく基調が変わってからなんですよね・・・笑

2011年11月18日金曜日

チャンス到来…?

ゴールド、前日のNY市場の急落から小幅に切り返し1730ドル付近。
さすがに欧州市場危機の再燃とあっては売られますね。NY市場が安定的に推移するかどうか、今日の動きがポイントになりそうです。ひょっとしたらアジアではフィジカル系が積極的に買うんじゃないかと思いましたが、そのような動きもありませんでした。各方面からも指摘されているようにフィジカルデマンド、ここに来て弱いようです。
流石にこの水準では基本的に下げ止まったあとは押し目は拾うべきと考えています。
ただ、不測の事態ともいえるような動きが起きる可能性がまだ払拭できないことからも、買い下がり出来る範囲(許容可能なレベル)でのポジション繰りを進めたいところですね。


【WGC talks about the outlook for Gold demand】
昨日取り上げたWGCのデマンド・レポートについて、読むのが面倒という方にもってこいな動画ではないでしょうか。
そういえば今日の日経にもポールソンの売りに向かった先進国の中央銀行、という記事が載ってましたね。

2011年11月17日木曜日

WGC said Gold demand rose last quarter, published "Gold Demand Trends Q3-2011"

【Gold demand trends Q3-2011】
WGCが四半期ごとの需給報告書をリリースしてました。
最近のJMのPGMレポートもそうですが、こちらも市場参加者の関心が低い。
僕もそうでしたが、基本的にお客さんに説明する資料を作るために目を通すくらいで、市場参加者より皆さんの方が詳しく読んでそうなレポートです(笑)
しかし今って日本語でもリリースされてるんですね、非常に驚きました。
そんなに需要あるんでしょうか?


というわけで要点だけピックアップ。

それによるとQ3の世界のゴールド需要ですが、前年比で6%増加したとのこと。欧州の債務危機などで需要が高まったことなどが背景にあると指摘されています。需要量は1,053.9トン。

投資需要は同33%増の468.1トン。バーとコインといった実物需要は29%増の390.5トン。特に欧州市場では前年の2倍以上となる118.1トン(前年同期は50.3トン)に達したと指摘しています。そのほかインドは78トン、中国も62.2トンでした。
ETF関連の需要は81.7トンでこちらも前年同期の32トンから増加。ETFが保有する金現物は8月中旬にピークを打ったものの、投資需要は好調だったとしています。

一方、宝飾需要は減少し465.6トン、こちらは前年同期比10%減少。こちらはインドの需要減が大きく、それを指摘しています。同国の需要は同26%減の125.3トン。
需要全体で見るとインドは同23%減。一方、中国は17%増と対照的な動きとなりました。

その他中央銀行の買い意欲も強かったなど指摘されています。

果たしてQ4はどうなるでしょうか。

この水準からさらに下げれば…

なんだ慌ただしくて最近朝方なかなか更新できません・・・。

さてゴールド、再び下げて1750ドル付近。
特に売られる材料があるわけではないですが、引き続き市場全体の動向に振らされる状況は続いています。株価上昇、リスク許容度改善となれば直ぐにでも1800ドル超えを試すと思われますが、マインドが低下すると10-20ドル程度の幅で売られますね。
ただ、繰り返しとなりますがベースとなる背景にあるファンダメンタルは相場支援的といえる環境下にあるのは変わりません。この水準からさらに下げるようであれば、下げ止まりを確認しつつ押し目は拾うべきと考えます。

そういえば日経にポールソンファンドがついに保有していたゴールドを売った、というような記事が出てました。保有90トン超の金を売ればそりゃマーケットは下げるよ、みたいな雰囲気の論調でしたが、先日も指摘しましたがその他の有力ファンドなどは前四半期ゴールド買ってましたからね。一概にそういう見方には同意しづらい部分がありますね。

【Shandong Gold is said to make $785 million offer to acquire Jaguar Mining】
さて、たまにはこういうニュースも取り上げてみようと思います。
昨日Reutersで出てましたが、時価総額で中国2位の産金会社を傘下に持つShandong Gold社が同業の米Jaguar Mining社に7.85億ドル規模の買収提案を行った、とのこと。
ゴールドの囲い込みとも捉えられるようなネタですが、相変わらず力強い中国の金需要を反映するような記事ですね。

Reuters reported the takeover offer earlier yesterday, I point to that.
Shandong Gold Group Co., parent of China’s 2nd-largest gold producer by market value, made a $785 million offer to buy Jaguar Mining Inc.,  2 people familiar with the deal said.
It furtgher suggesting this offer is obvious proofs of quite strong China's Gold demand investors and goverment...

ちなみにJaguar社ですが、ブラジルで操業を行う鉱山会社で、生産量は年間15.5万-16.3万オンス規模。先日発表された第3四半期の生産量は約4万オンスでした。

Jaguar produces gold from three mines in Brazil and is developing a fourth operation in the country. It produced 40,660 ounces in the third quarter and full-year output may be 155,000 ounces to 163,000 ounces, according to an Oct. 18 statement.

2011年11月16日水曜日

Macro picture, Investor flows, fundamentals still "Positive" for Gold...

ゴールド、今日は一転してじり高の展開。
ロンドン市場は緩やかながらほぼ一本調子の上昇で1775ドル手前まで切り返してきました。
材料らしい材料もないのですが、取り巻く環境に大きな変化がないだけに、一時的に下げてもやはり押し目は拾われます。
何かきっかけがないとこの水準から短期的にさらに水準を切り上げるのも難しい状況となってきましたが、少なくともまだポジションを大きく動かすタイミングではないでしょう。小さな値幅を取りにトレードを繰り返すのが有効ともいえそうですが、とにかくロング継続で対応したいところです。

【Paulson Said to Cut Risk in Main Hedge Funds】
昨日も取り上げたポールソンファンドに関する記事、今日も出ていましたのでご紹介。
関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、運用するヘッジファンドの「ネットエクスポージャー」を30%に低下させた、らしいです。約4カ月前の60%から半減。
先日も欧州の債務危機封じ込めが「より確実になる」まで同社が強気の投資を減らす方針であると方針をを明らかにしていましたが、主要ファンド「アドバンテージ・プラス・ファンド」の年初来の運用成績はマイナス44%、「アドバンテージ・ファンド」はマイナス29%と相変わらず苦境に立たされていることを考えると、業界全体同様に新規資金が積極的に流入する環境ではないようです。
SPDRのポジションも再び急激に増えるんじゃないかと楽観的に見通すのも難しい局面のように思えますね。

2011年11月15日火曜日

How about Johnson Matthey's report??

さて発表されましたJohnson Matthey社のPGM需給報告書「Platinum 2011 Interim Review」、第一報ということで要点だけ。
2011年の需給見通しについてはプラチナ、パラジウムとも供給超過となっています。


注目すべきはパラの大幅な供給超過を見通している点でしょう。

Sales from Russian state stockpiles also contributed toward the market’s surplus. Johnson Matthey sees the palladium market in surplus by 725,000 ounces in 2011, compared to a 530,000-ounces deficit in 2010.

だそうです。
需給バランスはロシアの在庫放出が続くことで72.5万オンスの供給超と前年の53万オンスの供給不足から一転。過去数年にわたって市場のコンセンサスとなっていた先行きの需給タイト化見通しを覆すような内容だけに今後のマーケットの反応に注目したいところです。ただ、在庫放出がなければ需給は均衡するだろうとも指摘しています。(この辺は流石にそつがない・・・笑)

ちなみにサプライサイドの動向については

南ア鉱山のパラ生産は次第に減少するとしているものの、北米、ジンバブエの増産によって生産はネットで増加するとしています。
- Supplies of newly refined palladium are expected to increase by 5% to 6.67 million ounces in 2011, Johnson Matthey said. When including sales from Russian state stocks of 750,000 ounces, total supplies were listed at 7.42 million ounces, similar to 2010.
Johnson Matthey reported that South African production is set to decline slightly. However, North American output is increasing by 60% to 945,000 ounces, with higher production also anticipated in Zimbabwe.



また、プラチナについては10年の2.5万オンスの供給不足から今年は19.5万オンスの供給超となるとの見通しを示しています。
- The global platinum market is expected to end 2011 in a small surplus of 195,000 ounces, according to Platinum 2011 Interim Review. The supply/demand balance from 2010 was nearly balanced at a small deficit of 25,000 ounces.

好調な自動車触媒需要などにより、需要は過去4年で最高レベルとなる8.08百万オンスまで増加する見通しですが、それを供給が上回るだろうとのこと。
- Johnson Matthey said it looks for total demand to rise to 8.08 million ounces this year, the most in four years. However, this would be more than matched by a rise in supplies and higher levels of recycling.

さらに価格見通しはPtが1800-1450ドル、Pdは800-500ドル。まぁこちらはもはや市場の注目度も薄れているのでご参考までといったところでしょうか。
にしても相変わらずワイドなレンジ・・・。

Gold edge lower after government filing showed...

ゴールドは下落し1768ドル付近。ヨーロッパのデフォルトリスクが高まったという見方、さらにSPDRゴールドトラストに関連する最近の動きを背景に押し目でも積極的な買いは見送られています。
やはり前四半期比で30%以上も最大保有者のポジションが減っていたという事実はある程度既定路線だったとはいえサプライズだったようです。
ただ、基本的にマーケットの基調は大きく変わっておらず、またも1800ドル超え失敗から下げる格好ではあるものの、この水準からさらに大きく下押すようならば、やはり押し目は買いとなるでしょう。


【Paulson’s Hedge Fund Reduced Its Position in SPDR Gold Trust】
さてSPDRについて、以前にも指摘しましたが、7-9月の持ち高が明らかになりました。最大の保有者は引き続きJohn Paulson氏率いるファンド。ただ、持ち高自体は前四半期から大きく減少し、2030万口に(前四半期末時点は3150万口)。一方、George Soros氏やPaul Touradji氏のファンドは当期に持ち高を増やしています。
今月に入りマーケットが戻り基調にあるなか、ゴールドETF大きくポジション増えています。再びポールソンのポジションは増えているのでしょうか。

Paulson & Co. cut its stake in the SPDR Gold Trust, the biggest exchange-traded fund backed by the metal, to 20.3 million shares in the third quarter from 31.5 million as of June 30, government filings show. Soros Fund Management LLC raised its stake to 48,350 shares from 42,800, and Touradji Capital Management LP held 45,000 shares compared with none as of June 30, separate filings showed.

CFTC CoTR as of 8-Nov11

【CFTC CoTR as of 8-Nov 2011】
さて、昨日発表されたCFTC明細です。
更新が遅くなってしまいました・・・。
COMEXゴールドのネットロング、随分増えました。8日時点で484.3トン、前週比で実に11%超の増加となっています。ロングも増えたがショートも微増、結果的に相場上昇過程でロングの増加が上回った格好です。ロングは20万枚(≒600トン)を回復しました。
シルバーも同様の展開でネットロングは小幅ながら4週連続で拡大しています。

ゴールドのネットロングは9月末の急落直前の水準まで戻ってきました。
ただ、戻り基調は継続しているものの、目下1800ドル超え失敗と頭打ちの様相が強くなってきているだけに来週の統計は・・・、大きく増えていることはないんじゃないでしょうか。


2011年11月14日月曜日

Upcoming: JM publishes "Platinum 2011 Interim Review" tomorrow!!

そういえばもうすぐJM(Johnson Matthey)社の半期に一度の需給報告書「Platinum 2011 Interim report」が発表されます。
すっかり市場の関心も低下してしまいましたね。これを見てTOCOM主導でマーケットが動い手いた頃が懐かしい・・・。需給見通し、やはり過度にタイト感を見通すことはないでしょうが、波乱要因としてあるとすれば中国の需給動向。ですかね、やっぱり・・・。カンファレンス上海でもやるようですし。

ちなみに、最近の上海市場(SGE Platinum)、穏やかです。(下記参照)
価格は下がりましたがゴールドと違い需要は急激に盛り上がらないですね。爆発的なのを期待したいところですが。
















ちなみにJMのレポート、発表は現地15日。
第一報が流れるのが日本時間で明日のちょうど今ぐらいでしょうか。

週明け、1800ドル超え失敗から・・・

ゴールド、週明け上昇して始まったものの強地合いを維持できず、ロンドン市場では1775ドル付近まで下落。
アジア市場はオープン直後に買われ、一時1800ドルを試す動きとなりました。薄商いのなかで仕掛け的な動きもあったんでしょうが、これに失敗したことで一転して地合いが軟化。ほぼ一本調子のじり安で高値から20ドル近く下げています。
特に決め手となるような動きもなく、為替相場は相変わらずのユーロ安基調。イタリア国債の入札やらのイベントがあったものの、過度に悲観論を指示するような内容ではなかったようですが、まぁ前週末の急伸に対する反動といったところでしょうか。
この後のNY市場がどういう動きになるかがポイントとなりそうですね。再び高値を試すこととなれば1800ドルは今度は通過点となるような気がして見ています。

それにしても、なんだか今日はGSの人事ニュースが騒がしいですね。
アジアのヘッドが辞めるらしい、というニュースが出てました。
欧州のソブリン債でもそんなに大損出しているようじゃないですが、何なんでしょう。
ちなみに同社の9月末時点のイタリアの政府や金融機関、企業向けの実行済みの信用エクスポージャーは総額23.2億ドルらしいです。ヘッジを考慮した純額ベースでは7億ドル。
ギリシャやアイルランド、イタリア、ポルトガル、スペインという所謂「危ない5カ国」関連のエクスポージャーは41.6億ドル。(純額は24.6億ドル)。
まぁ大した額じゃない、わけでもないですね・・・。

2011年11月12日土曜日

Gold just recovering... would try overtop to $1800/oz next week

すみません、一日空いてしまいました。

ゴールド、続伸し1790ドル目前まで上昇。
市場のリスク選好の流れが再開したことで押し目を買われる流れとなりNY市場では急伸。週半ばからの下げをほぼ埋め切りました。イタリアの緊縮策の可決が好感されたことや米国の強い経済指標の内容から市場のマインド回復に繋がったようです。
市場全体の動向に振り回される状況に変化はないですが、やはりセンチメントが劇的に悪化するような事態とならない限り、「押し目は買い」は継続でしょう。1800ドルが通過点となるのかどうか、来週前半の動きをよく見ていきたいところです。

今週末は祝日の関係でCFTC明細の発表が変則的で14日になります。
そんなわけで更新は火曜ですかね。よろしくお願いします。

【Gold continue to rise on the Comex next week, Bloomberg】
さて、前週に続きBloombergが週末に行ったサーベイの結果をご紹介。先週も大半の回答が上昇を見込む、といった具合のなか見事に調整局面を迎えましたが、今週末の統計でも一様に強気の見方が大勢を占めているようです。
有効回答22人のうち21人が上昇を予想、過去7年でもっとも強気らしいです。圧倒的ですね。
ゴールドETFの残高急増など、基本的にセンチメントが強気相場入りを示唆しているだけに逆張り的に予想するは少ないようです。

Twenty-one of 22 surveyed by Bloomberg expect bullion to rise on the Comex next week, Gold traders and analysts are the most bullish in at least seven years as investors accumulate metal at the fastest pace since August to protect their wealth from a widening European debt crisis.
Holdings in exchange-traded products backed by gold rose 27.5 tonnes this week, data compiled by Bloomberg show.

2011年11月9日水曜日

Gold edged lower; Italian bond yields jump putting pressure...

ゴールド、じり安で1780ドル台中盤で推移。
昨日のNY市場では1800ドル超えもありましたが、その後アジア市場では売られました。誰か具体的なメインセラーといえるような特徴的な動きはなかったように感じますが、達成感やらもあるのでしょう。下げても押し目を積極的に買い進む動きも見られずといった展開です。
ロンドン市場はイタリア国債の利回りが注目ポイントである7%に接近したことから株価が下落、こういった動きが圧迫要因となっているのか、こちらでもバーゲンハントの買いは少ない模様で小幅ながらじり安の流れ。瞬間的ですが1780ドルを割り込む場面もありました。
Anglogold Ashantiの四半期決算、市場予想を上回ったようですが株価は下げてますね。こういった側面からのゴールドへのサポートも乏しい状況、今日は再び1800ドル超えをトライするような機運の高まは見られないような気がします。

2011年11月8日火曜日

トレンドをフォローすべき局面か

ゴールド、続伸し1790ドル台まで上昇。
アップサイドのトレンドが加速してきました。昨日のNY市場では1795ドルを上回る場面もあり、ひょっとしたら1800ドル超えトライもあるんでは、という予想が現実のものとなりました。市場全体に強気が支配しているというのは前週末に指摘しましたが、そのようなセンチメントのなかでトレンドが出始めるとやはり速いですね。COMEXでも結構菜勢いで買ってる輩がいるようです。
兎にも角にもイタリアに飛び火したユーロ債務危機に一定の改善、安定化の兆候が示されるまではFX市場でのユーロ安基調とともにゴールドの強含み推移は続きそうです。昨日の感じからすると、早晩1800ドル超えとなるのでしょう。とりあえず、1週間とかそういった超短期的タームではトレンドをフォローすべきと思います。
これまでにも指摘してきているように、バブル的に買われ始めている点には注意が必要ですが。

【In the near future, Italy sales Gold reserve assets??】
さて、イタリアの債務危機に対する懸念が本格化していますが、こういった状況のなか出て来たのが保有金準備の売却を勧める声。やはり、という感じがしますが独CDUなどからもこのような指摘がされているなどニュースになっていましたね。
イタリアは現在(11年10月時点)、2451.8トンの金準備を保有しており、これは欧州ではドイツに次ぎ2番目の金保有国となります。CBGA1-2の頃フランスは金準備の売却を進めた経緯がありますが、
追い込まれれば財源確保のため市中に売りに出される、ということもあるのでしょうか。

まぁ仮に実際に売られたとしても大したインパクトとはならない気がしますが、基本的に今年、来年は中央銀行はバイヤーサイドというのが市場コンセンサスとなっているだけに、これが覆ったときにどうなるか、ということがポイントでしょうね。

2011年11月7日月曜日

Gold extending gain, focusing on Italian vote concern

ゴールド、上昇し1770ドル超え。
欧州不安が引き続き買い材料として指摘されていますが、アジア市場から買い気の強さが目立つ展開です。ベルルスコーニ伊首相の辞任が取り沙汰されてますが、どうなるでしょうか。とりあえず、この後数時間、このイベントを経過するまでは流れに変化はないと思われます。
市場の不安感の高まりを背景に買われる展開が続けば一気に1800ドル超えを試す可能性もあるかもしれないですね。ただ、注意しなければいけないのは急激な上昇は結果的にその後の修正幅を大きくするということですが・・・。


【Gold price in EUR could continue to rise??】
金価格の推移をたまには違う角度から見てみようということでユーロ建ての推移とドル建て推移の比較を示してみました。
欧州債務懸念が表面化した11年7月以降の両通貨建ての金価格の推移を見ると、以降ではユーロ建てのほうがドル建てよりも買われていることが分かります。通貨ユーロの大きな下落などがきっかけとなりましたが、最近もドル高ユーロ安基調にだいぶ修正が入ったにもかかわらず、ユーロ建ての強含み推移に大きな変化はないようです。
このまま市場の混乱が沈静化に向かい、且つユーロが売られるような展開となればユーロ建てでの最高値更新はドル建てよりも早いタイミングで、ということになるのでしょう。
果たしてそういったシナリオに沿った動きになるでしょうか。年末にかけてこういう動きもチェックしておきたいところです。


2011年11月5日土曜日

CFTC CoTR as of 1-Nov11

【CFTC CoTR as of 1-Nov 2011】
さて、今週のCFTC明細です。
COMEXではゴールドのネットロングがさらに増加。前週比約8%増で435.3トン。小幅にロングが増えて、ショートが減った格好で、ネットロングは9月20日時点以来、6週間ぶりの高水準となっています。
週後半もマーケットは底堅かったですし、来週の統計でもさらにこの傾向続くような気がします。後は18万枚付近でほとんど頭打ちの様相となっているロングポジションの積み増しがどのタイミングで再会するかを見ていきたいところですね。
また、COMEXシルバーもゴールド同様の動き。主要コモディティ市場が同様にショート解消によるネットロングの拡大となっていることからPGMも今週はネットロングが小幅ながら拡大しました。


底堅い動き

ゴールド、ソブリン債危機収束の具体策がまとまらず市場全体に不安定ななかでも底堅い動きが目立ちます。米国の9月雇用統計は雇用市場の若干の改善を示したものの、NY市場はこれを材料視せず。株価下落、ユーロ安とリスク回避と捉えられる動きが続きましたが、ゴールドはこの動きには同調することなく引き続き1700ドル台半ばでの推移が続きました。
こういった市場環境ではやはり積極的に買い進む向きは有りませんでしたが、引き続きスタンスは維持でいいでしょう。大きく崩れるような場面ではありません。

ちなみにBloombergのサーベイによると、前週末までの調査32人で来週のゴールドが上昇すると予想した人数は28人。まぁトレンドが出始めているだけにこういう結果も「そりゃそうだ」という気もしますが、兎に角市場関係者の見方としては強気が支配的となっているということも一応念頭に置いておきたいところですね。ちなみに、言わずもがなですが個人的にはこのような見方をフォローする姿勢です。

It seen Gold traders more bullish as Europe's debt crisis, U.S. Economy spur demand for yellow- metal bets on gains. Twenty-eight of 32 people surveyed by Bloomberg expect Gold price to rise on the Comex in New York next week, the most since Oct. 14 and the second increase in a row.
How do you think? I anticipating Gold would go higher, market in an "Bullish" trend; I can point to that...


今週のCFTC明細はのちほど。

2011年11月4日金曜日

Gold little changes amid overshadowed Greece concern...

ゴールド、高値圏は維持するものの積極的に買い進む動きは少なく、ロンドン市場オープン後は小幅に下げる展開。現在1755ドル付近。
前日のNY市場からの底堅い流れを引き継いでアジア市場は小幅なレンジで取引されました。引き続きフィジカル系の買いは継続しているようですが、この水準では積極的な動きも見られません。
株価の上昇など市場は週末要因もあってやや持ち直しているように見えますが、やはり根本的に市場に影を落とす材料が払拭されない状況では、現在のゴールドの買われやすい地合いにも変化が及ぶことはないようです。
ロンドン市場はオープンからユーロ下落など域内景気やギリシャの動向に悲観的な見方が拡がるなかで弱気の動きが続いていますが、この後も引き続きゴールドは"押し目は買い"のスタンスでいいでしょう。


【Paulson’s Main Hedge Fund Gained 2.4% in Oct, Paring Loss for the Year】
さて、本稿でもたびたび取り上げているJohn Paulson氏率いるPaulson & Co. のおはなし。
ヘッドラインの通り、10月はメインファンドがプラス収支となったようです。 ただ、通年では40%オーバーでまだ負けているようですし、今年は厳しそうですね。
所謂ファンドの決算期を経過しました。前週後半マーケットが戻り基調だったことで気づかなかったのかもしれませんが、大きな解約等の動きはなかったように思われます。ジャストアイディアですが、金鉱株の推移とSPDRなどの資金動向の相関など、一度調べてみると面白いかもしれませんね。

Paulson’s main fund, the Advantage Plus Fund, gained 2.4% in October and climbed in all his strategies, according to an investor update obtained by Bloomberg News.
Paulson & Co., which is based in New York and manages $30 billion, which remains the largest shareholder in the SPDR Gold Trust, the biggest ETP backed by physical metal, according to an Aug., having the worst year of his career,  reduced its year-to-date loss to 44 percent. The gold share class advanced 3.3 percent last month and declined 27 percent this year...

2011年11月3日木曜日

Gold extending higher, exceed to $1750/oz so easily...

ゴールド、ギリシャへの市場の関心が高まるなかで続伸。
アジア市場では序盤にやや売られたものの、その後は切り返し現在1755ドル付近。直近高値更新です。ECBの25bpの利下げ決定もこの場面では買い材料となったのでしょうか。

やはりアップサイドです。他コモディティも原油などが小幅に上昇していますが、こういった市場環境ではゴールド、買われやすい地合いといえそうです。この後のNY市場ではさらに上値試しの可能性もあるんではないでしょうか。ファンドの買いもあるようですが、その他の投資家の買いが大きい気がします。

【Gold Imports sharply decline in Oct., Istanbul Gold Exchange】
イスタンブール金取引所発表の10月の同国金輸入、前月から約60%減少し7490キロとなりました。
国際価格は過去2ヶ月から大きく下がったにもかかわらず、輸入は低調。
足許の金融市場の混乱を受けて年末にかけて持ち直すでしょうか。こういった動きにも一応注目。

Market sentiment remain unchange, safe-haven demand underpinned... Gold

ゴールド、NY市場は日中乱高下もクローズにかけては値を戻す展開。ただ、明けて3日のアジア市場では再び売られ、現在1725ドル付近で推移。
前日1700ドル割れ目前まで一時急落したゴールドですが、FOMC待ちの様相のなかでこの日のNY市場ではジリジリ値を上げ高値では1745ドルまでありました。ただ、一気の水準切り上げとはならず、
FOMC声明が発表された直後には追加金融緩和観測が高まったことなどから一時20ドル超急落し1720ドルレベルまで下げる場面もありました。
ただ、この水準からさらに売り込む向きは見られず、と相変わらず底堅さは維持しています。
株価はバーナンキ議長のコメントなどを好感しこの日は反発、ただ混乱の沈静化に向けた動きが強まるとの期待から買われているのでしょうか、米国債市場も続伸と思惑がまだ交錯しているような印象を受ける動きとなっています。

ゴールドは市場全体がこのような動きのなかでやはり決め手となる売り材料もないことから、一時的に下げたものの、その後は買い戻されています。やはり目先はよほどのネガティブ材料が出現しない限りダウンサイドは限定的と見るべきでないでしょうか。
明けて3日のマーケットは国内は祝日休場。アジア市場全般に株価軟調な流れもあり、やや売られていますが、市場のセンチメントが大きく変わらない限り、やはり大きく下押す展開となれば積極的に押し目を拾っていくべき局面となるでしょう。

ちなみに株価は前週後半から再び下げましたが、ゴールドETF市場では今週も市場への資金流入は継続しています。2日はiSharesが前営業日から1.17万オンス増。ZKBも前週末時点で前週比で28万オンス増となっていましたが、この勢いに足許では陰りは見えないようです。


【Daily metals volume declines in Oct.11: CME Group 】
さて、先日TOCOMの月間出来高が前月から大きく減少したということを指摘しましたが、この流れは世界共通だというお話です。
CMEグループがリリースしたレポートによると、COMEX、NYMEX上場の各種メタルのトータルで見た出来高(月間平均)は10月、30.3万枚と前年同期比14%減。9月の45.3万枚からも大きく減少しました。3ヶ月移動平均でのアベレージは42.9万枚。9月の45.4万枚から減少したものの、8月の41.1万枚は上回りました。

CME Group metals volume averaged 303,000 contracts per day in Oct11, down 14% compared to 351,000 the same period last year, the exchange operator reports. On a sequential basis, the Oct. volume was also down from the Sep. average of 453,000 contracts per day. Meanwhile, the rolling three-month average was 429,000 contracts per day for the period ending in Oct., down from 454,000 for the period ending at the end of Sep but up from 411,000 for the period ending with Aug.     


いま本当に久々に統計を見て気づいたのですが、どうも最近、海外から多くの方が当ブログを訪問してくれているようです。嬉しい限りです。
 

2011年11月2日水曜日

往って来いの展開

ゴールド、NY市場では序盤に一時1700ドルを割り込むもその後反発。再び1720ドル超え水準まで上昇。アジア市場でもこの流れは続き、現在1728ドル付近までさらに続伸しています。

結果的に昨日は往って来いの展開で、ポジションをホールドしていれば一喜一憂しながらも大きな痛手を被ることはなかったということのようです。
マーケットの波乱要因となったのは前日同様、ギリシャ救済案が混迷を深めているということ。欧州株が大きく下げて始まったことをきっかけにコモディティ市場でも広範に売りが出て、ゴールドはじり安の流れでNY市場オープン後には一時1700ドル割れもありました。
ただ、その水準でテクニカル要因からの売りが続かなかったこともあり、下げ止まった後は一転して反発。ドル指数の3営業日続伸など最近の流れのなかでは圧迫要因となりそうな材料が解消された訳ではなかったですが、午後にかけてはほぼ一本調子で値を戻す動きとなっています。

ユーロ圏の解決策が明確に修正されるようには見受けられないことから暫くは資金逃避的に米国債などが買いを集めるような展開は続く(少なくとも現時点では短期的に大きく売られるような事態は想定しづらい局面)ことが考えられます。
このようななかでゴールドは最近のリスク指向再開の流れがもし逆流した場合、どちらに付くのかがまだ不明瞭ですが、昨日のマーケットの動きを見る限り、よほどのセンチメント悪化がない限り現在の水準から大幅な下落はないのではないでしょうか。
引き続き押し目は買い、マーケット全体の動向を見極めつつポジション繰りを進めるべき局面だと考えています。

【U.S. Coin sales volume dropped in Oct, American Eagle Coins】
US Mintが公表している月間のコイン販売量、10月分が出てました。
10月のUSイーグル金貨の販売量は5万オンス、銀貨は306.4万オンスでした。
共に前月から減少、ゴールドは10年8月以来の低水準となっています。
一方、シルバーも3ヶ月ぶり低水準。相場が急落するなか、ETF市場などでは月間ベースで10月は資金の純流出となりましたが、こういった現物投資需要は依然根強いということが示されています。
年間ベースでも過去最高だった前年同期を25%以上も上回っており、記録更新は間違いないと思われます。

2011年11月1日火曜日

10月は前月比6.3%上昇

ゴールド、株価急落でも急落は免れ1710ドル台で推移。
米国株は前週末までの楽観的な流れから一転し軟調な推移となりましたが、これを受けてゴールドが地合いをさらに軟化するには至らず。NY市場は1715ドル付近で始まった後、一時上昇する場目もあるなど10ドル程度の小幅レンジで取引されました。
昨日で10月の取引が終了しましたが、月間ベースでは6.3%の上昇だったそうです。
この動きが継続し今月も同程度上昇すると月末には1800ドルを回復している可能性もあるということですね。まぁ楽観的過ぎる気がしますが・・・。
引き続き欧州救済に関連する動きが市場の動向を大きく左右する状況は続いています。
過度の悲観論が台頭しない限り大崩れはないと考えていますが、一方的に右肩上がりの相場展開というのも見込み難い局面だということでしょう。

さてMFグローバルの破綻、規模としては金融機関の破綻として史上5番目だそうです。
大赤字を発表した後、GSに買収されるんじゃないか等々いろいろと噂が出てましたが、チャプターイレブン適用外ということで顧客資産を守るということではこの選択が最良なのでしょうきっと。
この後もコモディティ市場全体に影響を与えかねない材料だけに、今後の動向を注目する必要がありそうですね。

【Gold slower trade in TOCOM, Oct11】
前月のTOCOMの出来高推移です。
ゴールドは海外市場は上述のとおり6%超高と急落後の回復基調が鮮明となりましたが、ボラティリティの低下や為替相場の円高基調が相殺する形で値動きが小さくなったことから出来高は前月から大きく落ち込んでいます。
10月の月間出来高、ゴールドは124.8万枚(前月193.1万枚)、ミニ金は28.4万枚(同44.7万枚)となりました。一方、プラチナは値動きの大きさや割安・割高の動きが比較的顕著となったので前月から出来高は大きく増加、10月は前月比33%増の37.1万枚と3月以来の高水準。
果たして11月はどうなるでしょうか、活況であってほしいと願うばかりです。