さて、年末に話題となったネタとして11月のゴールド輸出が再び高水準となり、1-11月通年での輸出量が109.58トンと過去5年で最大となっているというおはなし。
夏場の相場急騰で個人投資家の駆け込み的な換金売りとは状況がことなるだけにどうしてか、ということが注目されましたが、コレ実際は年末を前に税制変更によりキロバーからグラムバーへの持ち替えが加速したことで、業者が余ったキロバーをどんどん海外に輸出したことが背景にあるようです。
相変わらず東南アジアなどからの引き合いがあることで同地域に向けた輸出が続いているほか、ロンドンのメタルアカウントに持ち込む動きもあるようです。
12月の統計もこの動きによりある程度の高水準となるかもしれません。個人投資家が相場が下げたから投げ売りをしているわけではない、という現状はきちんと把握しておきたいところですね。
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